はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(426)   純喫茶「TAKEYA」  伊勢佐木町奥

2016-06-01 11:21:51 | 日記




この「TAKEYA」さん
野毛の早朝から開けるバー
ストラットのマスター
ジョニーさんから
「黄金町近くに凄く渋い昭和の喫茶店があり
マスターは横浜の遊びの話に詳しく
ダンス関係も凄い人なので
一度行ってくださいよ~」

なんて言われていた

それからも何人もの人から
「TAKEYA」の噂を聞いていたので
行ってみる事にした





あ~
この店、前に入った事があるぞ






そうそう
20年位前あたりにに何度か入った事がある







入り口横の年代物のドアがたまらないなぁ

なんて思いながら中に入ってみた







マスターが
いらっしゃい
店内を見渡すとカウンターには誰も座ってなく
横奥のテーブル席に若い女性がひとり
読書をしているみたいだ

コーヒーを注文した
年代物のはげまるの頭似のヤカンが
たまらなく渋いなぁ~

マスターは凄くフレンドリーであり
はげまるが学生時代
チャン街(中華街) のレッドシューズとか
元町のアストロなんかでバンドを
やってたりした事なんぞ
話してみたら

出るは出るは
はげまるの知人やら、
昔遊んだお店なんどの名前が
どんどん出てくる

一番びっくりしたのは
現在では地下に高速道路が走っているが
その昔川だった頃
知る人ぞ知る川沿いにあった
バー リバーサイドなんかに
三年間毎日踊りに行っていたそうである

リバーサイド
懐かしい名前である
奥の横にカウンターがあったっけな
その頃、横浜市電に乗って何度か行った思い出がある
市電の運賃は確か15円だったな~

なんて楽しい青春の記憶が蘇ってくる


「マスター、店の写真撮ってもいいですか?
それと僕のブログに載せてもかまいませんか?」

マスターは優しい顔で
「もちろん どーぞ どーぞ」






店内には昭和の空気がたっぷりと染みついている感じだ






右端に見える10円玉を入れてかける電話機もいいなぁ
携帯電話がまだ無かった時代
どこにでも見られたピンク色の電話機だ
(これと同じ物が今でも野毛の阿武茶にもある)






カウンターの反対側、奥の方を撮る





マスターは馬車道の関内ホールの前身
宝塚劇場会館でジェームスブラウンの
コンサートを見たそうであり
もっとすげ~のは
ハナ肇とクレージーキャッツのライブを
小学生の頃見たりしたそうである

びっくりしたなぁ~もぅ












わー マイカル本牧にあった
アポロシアターの名前が見えるぞ
そうそう出来立ての頃ここで
フォートップス見たっけな~
とにかく出来立ての頃のマイカル本牧は
活気あったもんな~

とブツブツ独り言を言う




店内には凄く古い60年代~70年代のR&Bの
ポスターが沢山壁に貼られていて
見ているだけで楽しくなってしまう














マスターは横浜ではダンスの名人であり
店でよくダンスを教えているそうである

はげまるはダンスのダの字も出来ない
出来るのはフォークダンスとかモンキーダンス、
チークダンスぐらいなもんである


フォークダンス= 舟木一夫さんの「高校三年生」の歌詞に出て来る
モンキーダンス=ゴーゴーダンスが流行る前の踊り
チークダンス=おね~さんと密着していりゃ事が済む
(お尻なんか無料で触れる)





カウンターに常連みたいな女性が二人入って来て
注文のナポリタンスパゲティを作っているマスター







今月の18日から横浜シネマリンで
J・B(ジェームス・ブラゥン)の伝記映画をやるそうである
ミックジャガーがプロデュースだってさぁ~


はげまるも行くとするか







マスターとの楽しい時間を過ごして外に出た

今度入ったらナポリタンスパゲティ食べよ~~。



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