はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(183)    安浦遊郭跡散策  横須賀

2012-08-26 00:31:14 | 日記
今年のお盆休みはこのブログでも
怪しいコメンテーターとして知る人ぞ知る
知らない人は全然知らない
(あたりまえだ)
☆☆☆さんが岡山からお盆休みで横浜に来ていた

いつもの盆ごろは恒例の千葉に行ったり
いろいろな仲間と飲んだりしていたのであるが
今年は違った 毎日おなじ顔ぶれと飲んでいたのである

☆☆☆さんと よんぼうさん夫妻 ふみえさんなんかと
毎日遊んでいた
毎日へろへろになっていたと書いたほうがいいかもしれない

その☆☆☆さんは奥さんの実家がある本牧に来ていたのであるが
ほとんど毎日はげまるなんかと夜から深夜まで遊んでいたから
たぶん実家の人達と のんびりと話しをしたり
食事なんか ほとんどしていないのではないかなぁ

なんたって一緒に遊んでいると 目が終日ぎらぎらとしている
ホンモノである
(何がホンモノかは一言では書けないホンモノなのである)


そんな☆☆☆さんが逗子海岸の帰り道
岡山に帰る一日前にぎらぎらとした目で

「はげまるさん 安浦に有名な遊郭があったの知ってますか
今でも隠れて細々とやっているみたいですよ」
はげまる
「げぼ ごぼ  ほ・ほ・ほんまかいな~ そ~かいなぁ」
しかも
「 ゴクっ(唾を呑み込む) 隠れて細々と・・・」

はげ頭には 興奮と感動で油汗までじと~っと出てくる







翌日早速京浜急行に乗り込んだ
へんな事や おね~さん関係には やることが早いのがはげまるである

横浜駅から京浜急行の快速とかには乗らず 普通の鈍行「浦賀行き」に乗る
京浜急行の普通鈍行はいい 駅と駅の間が短い
そう 旅気分になれる

横浜から離れれば離れるほど田舎臭くなってくるのもいい
昔見た景色とほとんど変わらないくらいのトンネルが沢山あるのもいい







なにしろ昔からあった遊郭へ向かっているのである
鼻息荒らし 硬い決意が体中から溢れてくるのが分かる
腰までが浮き上がってくる感じである

帰りに腰でも抜けていたらどうしょうか
(ばかもん)

るんるん がたごと  るんるん  がたごと
(がたごとは電車の音)







汐入や横須賀付近にくると もう安浦は近い
えいえいお~~~~








実はですね 「安浦」駅と言う名前はもう無いのである
「県立大学」駅と硬い名前に最近変更になったのである

う~ん
なんか名前が盛り上がらないなぁ
昔だったら
「お~い みんな~安浦の遊郭に○○○買いにいくぞ~ えいえいお~」
(○○○は サザエ アワビ  ワカメ 他いろいろあるぞ)
それが
「お~い みんな~県立大学に○○○買いにいくぞ~」

なんか盛り上がらないではないか
書いていて盛り上がりが しぼんでいくのが分かるくらいである

京浜急行も勝手に駅名を変えてしまい困ったものである







その昔35年ぐらい前 最初の結婚で逗子>浦賀と住んでいたので
コノ駅の景色はよく覚えていた
ホームも昔のままであり うれしいなぁ





安浦の駅前は   じゃ~なかった
県立大学駅前は大きなマンション高いビルはほとんど無い
いやがおうにも旅気分がむくむくと沸いて来る

はるか遠くに見える高層マンションは
平成になって海を埋め立てて出来た 平成町のマンション群である







真夏の3時ごろ 風はほとんど無い
暑さがギラギラひしひしと体に注いでくる
かすかに汐の香りが鼻につく

旅気分はさらに盛り上がってくる






古いお蕎麦屋さん





隣の中華屋さん





赤いノレンに「ラーメン」 

  いいぞいいぞ





トタンの車庫である 「空き」と中央の立てかけたい板に書いてある
  
  いいぞいいぞ 







その隣の民家 夏の木々の緑とスダレ
このスダレがたまらなく

  いいぞいいぞ


スダレはそのスダレの細い隙間から中が
かすかに少し見えるのがいい

このかすかに少しがなんかいいんだなぁ 
おね~さんと同じで かすかに少し見えるのがいいんだなぁ
(全部はっきり見えるのもけして否定するものではないぞ)













そのまま横道を少し歩いて行くと そこそこ大きな道に出る
小さい飲食店がずら~りと並んでいる





このあたりは安浦遊郭がある地区と国道16号線を挟んだ地区であり
きっと遊郭帰りの人達なんかがこのあたりの店に寄って酒でも飲みながら

仲間と「お~ぃ うぃ~っ 今日の○○○はど~だった~ うぃ~っ」
(○○○は サザエ アワビ  ワカメ 他いろいろあるぞ)
 コピー貼り付けです
   
    なぁんてね





国道16号の通りに出る
今でこそ横浜横須高速道路が出来て便利になったが
出来る前は夏なんか大混雑大渋滞の国道であり
車で浦賀から横浜に行くのに4~5時間かかった事もあった

車にクーラーなんか付いて無いのが普通の時代であり
もう サウナ風呂状態の車でえっちらこっちら

クーラー付きの車が窓を閉め切って
涼しそう走っているのなんか見かけると
車から降りて石でも投げたくなる暑さでさえある

今思い出すとそれも楽しい思い出である





国道16号線は35年前の風景とほとんど変わってない感じである
高い建物が少ないと夏の空が凄く高く見える

   いいぞいいぞ
 
  (三浦方面に向かって撮る)

  




街道沿いの商店街のアーケード 
古さがひしひしと伝わってくる

  いいぞいいぞ





三浦方面に向かって国道沿いを歩いてみる
まだまだ渋い商店や民家が並んでいる

  いいぞいいぞ





ほ~~  いいぞいいぞ






ひゃ~~  いいぞいいぞ

コノ安浦の国道沿い 名前を変えたいくらいである

  「いいぞ街道」とね

トタン家も見える はげまるは 信号も横断歩道もない
「いいぞ街道」を早足で渡った
そうなのである また元の通り沿いに戻ったのである





この形 渋いなぁ






お見事な お錆びさんだにゃ~





トタンA級だ





ほとんど平屋か二階建ての「いいぞ街道」にも少しは高いビルもあるが
この細長いビルはなんなんだ
階段でビルの半分を占めるのではないかいなぁ

得意の無断侵入でもしたいが 今回は安浦遊郭散策がメインであり
そんな暇はねえんだ





横須賀方面に向かって歩いてみる






渋い






さらに歩いていく










平成町のマンション群が見えている
ここ「いいぞ街道」と平成町の間に安浦遊郭があるのである


ところで「きぐりタバコ店」
店の店主の名前であると思うが 一体全体どんな漢字で書くのか
「木栗」かもなぁ どうせだったら「桃栗」のほうがいいなぁ
「ももくりタバコ店」

ついでに柿でも加えて
「ももくりかきタバコ店」

え~ぃ おまけだ 「ももくり3ねんかき8ねんタバコ店」

そんな事考えながら
いけね~  そんな暇はねえんだ
またまたあわただしく「いいぞ街道」を渡る









さらに横須賀方面に向かって歩いてみる





今度は「いいぞ街道」の信号を真面目に渡って いよいよ次回は
「安浦遊郭」散策であり 話はとり止めも無く盛り上がってくるのである
県立大学駅付近遊郭じゃ~ねぇんだ


  どんどんどどどん どんどんどどどん (夏なのでお祭りの太鼓である)

    どんどんどどどん。




コメント (6)
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