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赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 





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J-league Div.1 - 2018 season 16th sec.
Urawa 3 v 1 Nagoya @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

W杯という夢から醒め、あらためてリーグの順位表を見直して厳しい現実に引き戻された方々も多いのではないでしょうか(笑)

ということで再開後緒戦は当面の残留争いのライバルである名古屋さんとのホームゲーム。リーグ最下位に沈みながらも中断期間にバックラインを中心に果敢な補強を成し遂げた名古屋さんでしたが、この日はネット選手はじめ新たに獲得した選手たちはベンチにもいませんでした。浦和は天皇杯松本戦に続いての3バックということで、中断を挟んでもなお当面3バックで乗り切って行こうということなのでしょうねこれは。ボランチは柏木と青木、シャドーは武藤とマルティノスという構成で、こうなるとオリベイラさんはマルちゃんを何とかモノにしようと思っているのえしょう。個人的には期待してます。エムバペみたいに化けてくれないものでしょうか…(笑)いや、この試合ではそれなりに改善した姿を見せてくれたのでその点は喜ばしいのですがね。そうそう、新加入のFWファブリシオはまだお預けのようですね。鹿島時代は余り印象に残っていませんが、こちらも期待です。



さて試合ですが、NHKが本格的に熱中症の注意喚起をするような、本来サッカーなどやるべきではないような気候下なので致し方なしですが、両チームともやはり動きが重い実く低調な展開でした。名古屋さんは4-4-2を基本としながらも、危険人物のシャビエル選手が下がってボールをもらって裁く形が多かったように思います。FWジョー選手の落としたボールに両ウィングとシャビエル選手が飛び込む形はそれなりに怖さがあり、シャビエル選手のミドルがポスト(バー?)を叩きヒヤっとする場面もありました。浦和は前プレをそれなりに頑張り、シャドーに入ったマルちゃんはコンビネーション面でそれなりの改善をみせてチャンスに絡みますがあと一歩!という感じでゴールまでは辿り着けませんでしたが40分にCKからDF遠藤のヘッドで先制に成功。しかし、前半のラストプレーでシャビエル選手をバイタルエリアで自由にさせてしまい、浦和の選手に当たる不運はあったにせよミドルをブチ込まれて同点に追いつかれての折り返し。



後半に入り名古屋さんにポゼッションで上回られますが前半のように決定機までは許しません(ポゼッションは何と7:3で名古屋さんだったのですね(笑))。59分にマルティノス→荻原、そして68分には宇賀神に代えて阿部を投入して荻原をシャドーから左WBに下げた上で柏木を少々前目にシフトして中盤を厚くしたように私には見えました。この時点で浦和の両翼がルーキーの10代の選手ということで個人的に少々感慨深いものがありましたが、荻原は序列を上げたのでしょうかね。いずれにせよ心強いことです。ただ浦和の追加点はまたもやCK、しかも3バックの選手によるもので、70分に槙野がヘッドを決めて勝ち越し、78分に再び遠藤が頭で決めてダメ押しに成功。天皇杯松本戦に続いて再開後公式戦の浦和の得点はいずれも3バックの選手が決めたものというやや珍妙なことになっております。今はセットプレーでしか点を取れないことを嘆くよりも、セットプレーでゴールを拾って勝ち点を確保することの方が重要でしょう。嗚呼ミシャ時代は遠くになりにけり(笑)



最終盤には興梠に代えて森脇を投入する等してそのまま逃げ切り。ともかく今は勝ち点を積み上げて順位を上げていくことが至上命題ですから、プラグマティックなサッカーで勝ちを拾っていくことに個人的には異議はありません。ただ、昨年までのミシャ式とはかけ離れたサッカーについて、ミシャの旗の下に集まった選手たちがどのように感じながらプレーしているのか、という点はやや気にかかるところではあります。とはいえ、今はまず1試合1試合前の前の試合を現実的に闘っていくしかありませんね。上位チームとの対戦が続くので正念場ですね。

J1第16節 浦和3×1名古屋@埼スタ

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