赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

天を仰ぐな

2007-07-08 02:14:49 | Urawa Reds
ヤマザキナビスコカップ準々決勝 1st leg
浦和1×1G大阪@埼スタ

スタメンは、酒井がベンチで、意外にも内舘がボランチで細貝がストッパーだったことを除いては大方の予想通り。G大阪は代表組は勿論のこと、バレーのみならず家長までもが欠場。試合前のコメントで残留をあらためて表明した長谷部の「味スタでのコールは心に染みた」という言葉は正直ちょっと泣けた。

立ち上がりから攻勢だったのは浦和。右サイドからのクロスボールがこぼれたところに飛び込んだ内舘がミドルシュート。これを伸二がうまくコースを変えて先制。幸先はよかったがその後はG大阪におされ気味。メンバーが落ちてもそれなりのレベルを保っていたパスワークに翻弄される場面もしばし。それでも山岸がPKを止めるなど守備陣が何とか踏ん張る。

後半に入ると再び浦和が盛り返すものの、如何せんチャンスで決めることができず、土壇場でCKから「また」山口の頭にやられて追いつかれ、結局引き分けで終了。永井は1トップは向かないので可哀想とは思うが、それにしても完全に消えていた。万博での奮起を大いに促したいところ。

勝てた試合を落としたことは残念に違いないが、決して悲観する内容ではない。特に細貝と堤の活躍はうれしかった。堤は守備もソツなくこなし、サイドチェンジやフィードのボールもなかなか精度が高い。「奮闘」という感じだった細貝は「のし上がってやろう」というギラギラした気持ちみたいなものが伝わって来る。

顔ぶれ自体は両軍とも1.5軍のようではあった(G大阪では#31倉田のスピードが一番印象に残った)が、引き締まった好ゲームだった。まあ、埼スタで交代枠をまったく使わず引き分けというのはどこかでみた光景で、ドローの神様はまだまだ埼スタから離れないのかなぁってのはあるかもしれないが・・・

要は次で勝ちゃいんだろ、勝ちゃ?