赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

E鬼門ち♪

2007-06-25 01:09:33 | Urawa Reds
J1第17節 清水0×1浦和@日本平

数日前には雨だった天気予報も前日くらいには曇りまで回復、当日は結局かんかん照りの快晴となり、連戦が続くなか非常に厳しい天候となった。出場停止の長谷部に代わりボランチに入ったのは予想に反して阿部。そしてSTにはホリが入り伸二はベンチスタート。


2月に沢登引退試合で訪れた際には工事中だったところには、予想通り電光掲示板が完成していた。下のメインアウェイ寄りにみえる"The Pride of URAWA"の断幕をめぐって、試合前から揉めている様子だった。

味スタ、駒場に続き、コンパクトに保たれた布陣でポンポンとパスが回り、守備時にも素早く相手を囲む。味スタまで、守りはともかく攻めでは精彩を欠いていたヤマもこの日はサイドを上下しチャンスメーク。おまけに「さいたまルーレット」まで披露と、何だ暑いなかでもやれるんじゃんかw

この試合もセットプレー、CKで先制。闘莉王がニアに飛び込んで清水の選手を引きつけ、その裏に飛び込んだ阿部がズドン! 前節まではST、この日はボランチから途中リベロに回ってもソツなく仕事をこなし、存在の大きさを感じさせてくれた。

いわゆる”達也効果”みたいなものをチームにもたらしてくれた達也。ボールをもらってから前を向くときの早さなど目を引くものはあったが、疲れもあってかこの日は前々節、前節ほどのインパクトはなかった。途中左からドリブルで切れ込んでシトンに預けてのワンツーで抜け出してGKと1対1の決定機を作り出した場面は決めて欲しかった・・・。まあ、次節まで1週間空くのでゆっくり休んで英気を養って欲しい。

気がかりなのは前半終了間際の闘莉王の負傷退場。その後の情報によると靭帯を痛めてしまったようだが果たしてどうなることやら。アジアカップが大事な試合であることは理解するものの、正直あんまり無理はして欲しくはない。

その闘莉王の退場時には最初#19が見えたので内舘かと思っていたのだが、結局出てきたのは細貝。このクソ暑い中なぜか長袖、その上、本職とは言えほとんど公式戦でやっていないボランチでの出場ということもあってか交代当初はかなりバタバタしていた感じ。てか、これはA3でのパフォーマンスを踏まえてオジェックの中での序列が変わったことを意味するのだろうか?

その細貝、ろくにアップもしていなかったようでハーフタイムもピッチに残っていた。そして慌てて下がってユニを脱いだのでさすがに半袖に着替えんだろうと思ったら、後半も長袖で登場w 半袖忘れたのか?



後半に入ってからは暑さと連戦による疲れかやはりやや足は止まり攻め込まれることは多少多くなった(フェルナンジーニョは何だかんだ言ってやっぱ怖い)ものの、昨年以来のようにもうひたすら押されっぱなしでゴール前で何とか跳ね返すという、そんなパターンからは脱出したよう。他方、清水DF陣もCB2人を中心に踏ん張りをみせ、こちらも加点するまでは至らず。というか、そもそも両チームともつまらないミスでボールロストする場面が多かったようだが。

当初はバタバタしていた細貝だが、多少ヒヤっとすることもあったが慣れるにしたがってソツなくボランチの仕事をこなすようになり、積極的な攻撃参加も見せて、なかなかのパフォーマンスをみせてくれた。試合後にオジェックも褒めていたようで、「序列」が変わったのであれば今後出場機会も増えるだろうから、大いに期待したいところ。

試合は結局両チームとも決め手に欠きそのまま試合終了。リーグ3連勝とともに、鬼門の東海アウェイ2連勝を達成し、首位ガンバにはぴったりと追走。黄紙を頂戴したロビーが累積で次節・好調磐田戦で出場停止となるのは痛いが、入れ替わるように累積明けの長谷部が復帰するわけで、考えようによってはうまいこと回っているとも考えられる。