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赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



昨年5月に訪れてすっかり気に入ってしまった一兆@清水を再訪。22時すぎに到着するとお客さんは何組かいたが難なく座ることができた。密かに期待していた鍋物は残念ながらメニューになく、今回も刺身と揚げ物なんかを中心にオーダー。お酒はジョッキまでしっかり冷やした生ビールと日本酒。日本酒は、日本酒として初めてフランスの3つ星レストランに置かれたという大吟醸の九平次(くへいじ)。実にまろやかで飲みやすくて美味かった。愛知のお酒というのも珍しいが。



この日のおとおしはいくらと玉子焼き。玉子焼きはさりげなくいい歯ごたえ。



タラの白子ポン酢(850円)。なかとろとろ。



本鮪のお刺身盛り合わせ。この日は残念ながら大トロが切れていて、その分お値段が引いてくれた。詳細は泥酔していたのでわからずw



一兆サラダ(900円)。海の幸いっぱい。見た目も鮮やか。



穴子の天ぷら。ほわほわな歯ごたえがこらまたたまらん。仮に熱くて火傷もしてももう後悔しない。



本マグロホホ肉焼(750円)。刺身で喰っても確実に美味いものを敢えて焼いて頂いちゃう大人の贅沢。前回食べたので今回は注文したつもりはなかったのだが、来ちゃったので食べちゃったと。



本マグロの竜田揚げ(900円)。そうこれを頼んだからホホ肉焼きは頼まなかったんだが。メニューには「もちろん刺身用です。惜しみつつ揚げました」と、そりゃそうだろうよ。



生桜エビのかき揚げ(900円)。穴子もそうだが、ここの天ぷらは揚げたてってもあるんだろうけどもうサクッサク。生で頂くなら夏前くらいかな?



すしやの茶わんむし(580円)。かに、えび、いくら入り。この中にカニの身がたっぷり詰まっていると書いているだけで涎が出て参ります。



上にぎり(1800円)、だったと思う。もう酔ってて記憶がおぼろげ。この日は閉店時間が迫っていたこともあり「申し訳ないですがあるもので」と言って出されてきたのがこれ。



カニの味噌汁(赤だし)。もう何も説明は要らない。

値段はさほど安くはないが、同じクオリティを東京で求めたらそれこそエラいことになるんじゃないかと思う。何でも清水港に水揚げされた本マグロを直接仕入れるため料金も抑え目なんだとか。今季のエスパのホームゲームはすべて日本平、浦和戦も強気に日本平にしてきたようだが、その際に清水を訪れる機会があれば激しくオススメです。まぁ、日本平の場合はまず身内との壮絶なチケット争奪戦を勝ち抜かなきゃならんのだが…。

ところで、2つ隣のテーブルにはおっさん1人と兄さん2人と3人がいた。途中から熱っぽくサッカー談義が始まったので興味を持って断片的に聞いていたのだが、彼らの「サッカー談義」は自分たちのチームの戦術や精神論に関することが専らで、翌日に控える地元の英雄・沢登正朗の引退試合の話題は一切なし(しかも途中から一番若いヤツに絡み酒…)。当方うぃあーながらも、これはちょっと寂しくさえ思えた。翌日に歩き回った街並みから受ける印象(後刻レポ)とともに、浦和と清水、同じ“サッカーどころ”でも地元のクラブに対する“熱”はまったく違うものなのだなあなどと思って聞いていた。いや、それでも戦術論は実に本格的なもので、さすがそのへんの魚屋のおっちゃんや女子高生までリフティング出来る(らしい)清水の街だなとは思ったけども。

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