給食室からこんにちは

2007年10月10日より高見幼稚園で、週4回の自園和食給食を行っています。ご意見などお寄せ頂ければ幸いです。

「食は生きる力」ですから・・・!

2015-06-29 14:10:03 | 幼稚園給食・今日の献立



6月29日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
牛蒡と蒟蒻の炒め煮(ごぼう、こんにゃく、人参、インゲン豆、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、塩麹、)
キャベツ納豆(小粒納豆、キャベツ、人参、コーン、みりん、薄口醤油)
味噌汁(厚揚げ、サトイモ、こまつな、人参、大根、小葱、合わせみそ、いりこだし)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、ゴマ)

このワンパターンともいえる和食献立こそが日本の伝統食というものです。
世界の中でも日本の食は今や多様化して洋食・中華、フランスやイタリア料理と色んな食が氾濫しています。しかし、2000年のコメによる食文化を作ってきた和食・日本人の体に合った食の基本は、何といっても和食にあります。日本人の骨格、歯並び、歯の形など日本人の積み上げられた歴史・食育の中でこの形ができてきています。

確かに食の欧米化・食の多様化の中で、日本人の体の形、顔かたち、歯並びなど欧米化して変わってきており、美形となり、それはそれでよい点もあのでしょうが、日本人の体形からして欧米化の食が日本人の体に合っているのか、どうかというと・・そうではない…という気が私はするのです。なぜなら歯並び一つとっても、米を主食としてきた日本人の歯は奥歯がしっかりして米をすりつぶして、野菜と一緒にしっかり混ぜて食べる歯になっています。肉食の国の人とは歯の作りも違う…とものの本にも書かれていました。

こんなことを考えると、せめて大人の身体の基礎を作る幼年期・子ども時代は歴史的に日本人の体に合った和食が一番・・・ということになると私は思うし、和食が世界に認められてきた今日、いちばん食について考え、見直さなければならないのは日本人である…と私は思っています。

人としての生き方も多様で何が一番良いのかの基準がわかりにくくなっている今日、その基本は食・・・ではないのかな・・と思っています。

子どもたちに伝えたいこと…「自分の体は自分で守る」。自分の口から体に入れたものが自分の体を作る。だから口に入れるものについて考えていくこと。このことを基本的に将来ずっと心のどこかに止めていてほしい…これが私の子どもたちへの願いです。「食は生きる力」ですから・・・!

今日はなんだか屁理屈ばかりになってしまいましたが・・・私の思い・・です。


「いりどうふが足りない・もっとお代わりしたかった!」…の声が多かったです

2015-06-25 22:11:48 | 幼稚園給食・今日の献立

6月25日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
炒り豆腐(豆腐、干し椎茸、人参、玉ねぎ、ホウレンソウ、コーン、濃口醤油、キビ砂糖、みりん、薄口醤油、塩麹、)
ひじき納豆(小粒納豆、ひじき、ゴマ、しらす干し、人参、濃口醤油、薄口醤油、キビ砂糖、みりん)
味噌汁(大根、人参、玉ねぎ、あげ、小松菜、合せ味噌、いりこだし)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃口醤油、キビ砂糖、みりん、塩麹、ごま)

今日の献立は子どもたちの好きな献立で「いりどうふが足りない・もっとお代わりしたかった!」…の声が多かったです。
大豆製品がいっぱい(豆腐、納豆、あげ)。大豆製品のすごさはいつも書いていますが、「畑の肉」『緑色の牛乳』と呼ばれる良質のたんぱく質が多い優れものの食品です。

肉のたんぱく質と違って大豆は粘り強さを出すといわれていますので、体も心も粘り強いかができるのでは…と期待されます。いずれにしてもこうした効能をたくさん持つ大豆製品をいろいろ多くとることは、体と心を強く優しくしてくれますよね。


楽しいカレー記念日としていつまでも思い出の一つとして永遠に子供たちの胸に・・・!

2015-06-25 00:05:38 | 幼稚園給食・今日の献立

6月24日の献立です。今日は6月のお誕生会!

いつもの野菜カレーライスと大根ときゅうりの和風サラダです。

献立はカレーとサラダだけで少し寂しいですがご飯は3割り増しくらいですのでたくさんお変わりできます。楽しいカレー記念日としていつまでも思い出の一つとして永遠に・・・


鯖は鉄窯で照りが出るように煮つけていますので味がよくついておいしいんです・・・(^_-)-☆

2015-06-23 22:40:04 | 幼稚園給食・今日の献立

6月23日の献立です
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
鯖の生姜煮(鯖、生姜、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、塩麹)
水菜とじゃが芋納豆(小粒納豆、水菜、じゃが芋、ゴマ、薄口醤油、みりん)
味噌汁(キャベツ、人参、しめじ、大根、ネギ、油揚げ、いりこだし、合わせみそ)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃口醤油、キビ砂糖、みりん、ゴマ、塩麹)

今日も和食給食です。特に鯖の煮つけは子どもたちはよく食べますね。鉄窯で照りが出るように煮つけていますので味がよくついておいしいんです。お家で炊くよりも味がしっかりついておいしい感じがしますね。

お味噌汁なども大きな釜で炊くから野菜のうまみもよく出て「美味しいな~」・・・と思います。

いりこの佃煮はここ最近、いりこの腸と頭を取ってだしを取った分を佃煮にしていますので優しくいぇ美味しいです。少し小骨が残る感じはしますが…これくらい・・と子どもたちはよく食べています、


和風ミネストローネは好きなこと嫌いな子の差がありました。

2015-06-22 16:20:56 | 幼稚園給食・今日の献立

6月22日の献立です。
黒ごまふりかけごはん(7分付胚芽米、発芽玄米、黒ごま、塩)
わかめとしらすのかき揚げ(わかめ、しらす、コーン、小麦粉、塩、油あ)
ミニトマト
おくらとやまいものサラダ(オクラ、山芋、コーン、玉ねぎ、酢、砂糖、オリーブ油,塩、胡椒)
和風ミネストローネストローネ(ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キャベツ、枝豆、マカロニ、トマト、塩麹、薬膳だし、ケチャップ、キビ砂糖、)

和風ミネストローネは好きなこと嫌いな子の差がありました。マカロニをめずらしがっていました。「マカロニ、おいしい!」・・と喜んで食べていましたが嫌いな子は「あのお汁はな~に?」…と極端です。


今日は廊下を通る子供たちが歓声を上げて喜んでいました。なんだって「スイカ」です。

2015-06-19 01:24:44 | 幼稚園給食・今日の献立

6月18日の献立です。

冷やしうどん、おかかとごまのふりかけご飯、キャベツのあえ物、すいか、いりこ

今日は廊下を通る子供たちが歓声を上げて喜んでいました。なんだって「スイカ」です。

忙しくてスイカの写真撮るのを忘れてしまいましたが特大のスイカ2個を洗って切るためボールに入れておいていると、バスから降りて廊下を通る子供たちがスイカだ…とはしゃいでいます。こんな大きなスイカお家では見たことないでしょうから・…私たちも楽しかったですね。子どもたちの喜ぶさまを見て・・・!

今日は雨が時々振ったりして、お天気が良くなかったのが残念でした!お天気の良い暑い日にこの献立食べると最高・・・だったんですが・・・!
うどんもスイカも冷蔵庫で良く冷やして、つるつる…と食べるのですから、暑い日には最高なんですが・・・でもこどもたちは「おいしかったよ!すいかもおいしかった!」…と午後は前を通る子たちがたくさん言ってくれます。

私たちは幸せですね!お仕事して喜ばれてお金ももらって・・・ニコニコ(^_-)-☆


今日は高野豆腐ですが大豆製品は(厚揚げ、納豆、豆腐、味噌など)本当によく食べ好きですね。

2015-06-19 01:15:34 | 幼稚園給食・今日の献立

6月17日の献立です。

白ご飯、高野豆腐と野菜の煮合わせ、しそとキャベツの納豆、みそ汁(玉ねぎとわかめ)いりこの佃煮

今日もしっかりお野菜が入っています。この和食給食年少さん(3歳児)もだいぶん食べだしています。全部で残菜は1キロ前後くらいですから・・

今日は高野豆腐ですが大豆製品は(厚揚げ、納豆、豆腐、味噌など)本当によく食べ好きですね。


「今日の煮物の中に茄子が入っています。夏に美味しい茄子です。しっかり食べてくださいね」

2015-06-17 02:24:25 | 幼稚園給食・今日の献立

6月16日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
じゃが芋と茄子の煮物(ジャガイモ、ナス、牛蒡、人参、インゲン豆、濃口醤油、薄口醤油、みりん、キビ砂糖、塩麹、塩)
小松菜納豆(小粒納豆、小松菜、人参、トウモロコシ、ゴマ、薄口醤油、みりん)
味噌汁(豆腐、人参、玉ねぎ、白ネギ、いりこだし、あわせみそ、)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、ゴマ)

今日はロンパーさんの(2歳児)試食会でもあります。ロンパーさんのお母さんとお子さんが一緒に給食を食べます。今日の献立の煮物には子どもたちがあまり食べなれてない茄子が入っていますのでちょっと心配しました。食べれるかな…と!

3階にアレルギー除去食(ごま、インゲン豆)をもって上がった時に年少組さん、年中組さんに声掛けして回りました。「こんにちは!今日の煮物の中に茄子が入っています。夏に美味しい茄子です。しっかり食べてくださいね」・・・と。でも心配することはありませんでした。煮物はほとんど残さづによく食べていました。子どもたちは「えらい!」…といつも思ってしまう私です。
茄子は色止めに油でさっと揚げたりしましたがやはり黒くなりますね。大量ですから…。でもどれがなすかもわからず食べたのかもしれませんがよく食べていました。

声をかけなかった年長さんの方が時間がなかったのか、1組、ちょっと残っていましたが…。心配することはありませんね。ロンパーさんはお母さんも一緒ですから綺麗に残さず食べてくれています。

夏に旬のトマト、始祖、トウモロコシ、ナス、胡瓜、南瓜、ピーマン、枝豆、さやいんげん、スイカなどが今月の献立によく入ってますね。


日本のように大豆の加工食品が多い国はほかにはありません

2015-06-15 23:47:59 | 幼稚園給食・今日の献立

6月15日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
マーボー豆腐(豆腐、生姜、白ネギ、玉ねぎ、大蒜、小葱、ツナフレーク、濃口醤油、みりん、、ごま油、酢、しょ麦みそ、キビ砂糖、塩麹、トウバンジャ、)
たたき胡瓜の即席漬け(胡瓜、濃口醤油、酢、キビ砂糖、ごま油)
野菜スープ(ジャガイモ、人参、キャベツ、玉ねぎ、昆布だし、薬膳だし、うすくち醤油、塩麹、塩)
炒りいりこ(小ぶりいりこ)

マーボー豆腐も子供たちが大好きな献立のひとつです。日本のように大豆の加工食品が多い国はほかにはありません。特に豆腐は大傑作。白くてきれいで栄養豊かな豆腐は「大豆のチーズ」と呼ばれ今ではアメリカでも大変なブームです。

近年和食が世界遺産になって特に盛況で日本食特に和食がブームとなり、これに合わせて豆腐も大盛況です。栄養豊かな健康食品の豆腐をもっと若い人たちにもその良さを伝えて食べていくように広げなければなりません。


鯖の照焼きやポテトスープは人気献立です。

2015-06-15 23:40:21 | 幼稚園給食・今日の献立

6月11日の献立です(挙げたつもりでいました。失礼しました。)

ごまとゆかりのふりかけご飯
鯖の照焼き
ミニトマト
ドレッシングサラダ
ポテトスープ
いりいりこ

鯖の照焼きやポテトスープは人気献立です。鯖は素焼きして醤油とみりんに漬け込むのですがよく食べてくれます。


本当に大豆の力は素晴らしい!

2015-06-11 00:01:28 | 幼稚園給食・今日の献立

6月10日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
厚揚げと野菜の煮物(厚揚げ、じゃが芋、人参、玉ねぎ、インゲン豆、濃口醤油、薄口醤油、みりん、キビ砂糖、塩麹、塩)
わかめ納豆(小粒納豆、ワカメ、人参、ゴマ、薄口醤油、みりん)
味噌汁(切り干し大根、人参、あげ、玉ねぎ、小葱、いりこだし、合わせみそ、)
いりこの佃煮(だしいりこ、ゴマ、塩麹、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、)

和食献立です。
大豆製品をよく使います。今日はあつあげ、納豆、油揚げ、味噌、醤油などを使っています。

大豆の効能について調べてみた。畑の肉や、緑色の牛乳と呼ばれ、すぐれたタンパク質で私たちの身体の血や肉となります。牛肉のたんぱく質が瞬発力を出すのに対し大豆のたんぱく質は粘り強さを出すといわれます。だいずはむかしからとうにょうびょうにもちいられていたきろくがありますが、このごろは大豆を食べると腸から信号が出てインスリンの分泌がよくなることもわかってきました。食物繊維も多く、腸の掃除、血糖やコレステロールを下げる働きもあります。

大豆の効能はすごい!他にも脳を活性化させ、ボケの予防、老化やがんの防止、更年期障害などの防止血液の循環をよくします。また大豆は腎を強くする働きがあり、耳鳴りや精力減退、夜間頻尿などを改善。甘さ控えめの煮豆にして煮汁ごと食べましょう。・・・(食べ物はくすりより引用・橋本紀代子編著)・・等本当に大豆の力は素晴らしい!

 


切り干し大根は優しい味の主菜ですから子供たちは食べなれていくと好きな食材になります

2015-06-09 22:19:42 | 幼稚園給食・今日の献立

6月9日の献立です。(今日は炒りいりこでしたが乗せるのを忘れています"(-""-)")
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
切り干し大根の煮物(切り干し大根、ニンジン、こんにゃく、あげ、塩麹、鰹・昆布だし、濃い口しょうゆ、薄口しょうゆ、みりん、キビ砂糖、)
梅肉納豆(小粒納豆、しらす干し、キュウリ、梅干し、ゴマ、薄口しょうゆ、みりん)
けんちん汁(豆腐、ごぼう、大根、ニンジン、こんにゃく、サトイモ、白ネギ、濃い口しょうゆ、薄口しょうゆ、塩麹、塩、みりん、鰹・昆布だし)
炒りいりこ(小ぶりいりこ)

今日の和食給食も子供たちに人気でよく食べています。。だしの味がよく効いたやさしい味のするおいしい献立です。
お家であまり食べてなくても、日本の伝統食といえるこの煮物は、おふくろの味として心に残り、味が体にしみるおいしい献立ですね。

けんちん汁の調味は今日はしょうゆ味です。少しの油でお野菜をよく炒め材料を順に炒めて行って出しを入れてよく煮ます。 鰹・昆布だしとたくさんの野菜のうまみが出て美味しいだしのお汁です。煮物にしてもお汁にしても鉄鍋で炊いた給食は美味しいですね。


おふくろの味というとじゃがいもの煮付といわれるくらいに和食の定番・・です。

2015-06-08 22:55:37 | 幼稚園給食・今日の献立

6月8日の献立です
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
ジャガイモの旨煮(ジャガイモ、玉ねぎ、人参、さやいんげん、濃い口しょうゆ、薄口しょうゆ、みりん、キビ砂糖、塩麹、いりこだし)
にら納豆(小粒納豆、にら、人参、ゴマ、薄こち醤油、みりん)
味噌汁(厚揚げ、白菜、小松菜、ニンジン、合わせみそ、いりこだし)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃い口しょうゆ、みりん、キビ砂糖)

今日は和食の王道ともいうべき定番ですね。おふくろの味というとじゃがいもの煮付といわれるくらいに和食の定番・・ですから今日は残菜は少なかったです!

 『じゃがいもはダイエットに適した食品と言えます。じゃがいもは脂肪や水分が取れ、体が引き締まり中年太りの予防にもなります。ビタミンCの豊富なジャガイモを食べ、全身の細胞をイキイキさせ、美しく潤いのある肌を作りましょう。利尿作用があり、水太りにも適しています。体がむくみやすいとか血圧がやや高めの人は、千切りしたじゃがいもを1~2分ゆで、きゅうりなどとの巣ものにして食べるとよいでしょう。

ジャガイモスープには元気が出る、心臓の働きがよくなるなどの働きがあり、いわば「食べる滋養強壮剤」です。ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなどを一緒によく煮込み少量の塩で味付けし手食べましょう。冷え性の方は体がポカポカ温まり、アレルギー体質の方の体質改善にも役立ちます。授乳中のお母さんがこのスープを飲むと、赤ちゃんがとても元気になるといわれています。(「食べ物はくすり」橋本紀代子編著から引用)』

本当に野菜の力は素晴らしい・・・ですね。

年度末の年長さんの父系へのアンケートの中にありましたが、『時々子どもから「この野菜は体の何にいいのか」…と聞かれます。…』とありました。子供たちって、すごい知識欲…ですね! 


今日は行事献立なので給食放送を流しました。

2015-06-05 00:24:09 | 幼稚園給食・今日の献立

  日

6月4日の献立です 虫歯よぼでーの行事献立です。        かみかみ献立のきんぴらゴボウなどの材料!         除去食献立(納豆のしらす干し除去。

白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
きんぴらごぼう(牛蒡、人参、胃と蒟蒻、ピーマン、キビ砂糖、みりん、濃口醤油、薄口醤油、塩麹、ごま)
しらす納豆(小粒納豆、しらし干し、人参、水菜、ゴマ、みりん、薄口醤油)
味噌汁(高野豆腐、玉ねぎ、人参、小松菜、合わせみそ、いりこだし)
いりこの佃煮(だしいりこ、キビ砂糖、濃口醤油,ミリ、ごま)

虫歯予防デーの行事献立ということできんぴらごぼうを作りました。他の材料の切込みを終え、ごぼう・6キロをみんなで30分で切り上げます。はいおつかれさまでした! 

今日は行事献立なので給食放送を流しました。虫歯予防デーのきんぴらごぼうの話をします。ごぼうの効能や牛蒡を食しているのは日本岳などを話した後は給食の歌を歌っておしまいです。3階から大きな声でありがとうございました…の声が聞こえます。隣からも聞こえます。全お部屋を回りました。みんな「きゅうしょくぜ~んぶおいしかったよ」「きんぴらお代わりしたよ!」・・・と声をかけてくれます。

3階の年長組さんに行くと「ありがとうございます。3回言ったよ聞こえた」…と。「ありがとう!聞こえたよ。だから各お部屋を回って今になっちゃった。もうみんな給食食べ終わっちゃったね!ごめんね。」「ね!給食の歌2番歌って!」・・・「じゃあね!歌うよ!…」と2番を歌います。

子どもたちと話していると寄ってきて『こうぜんぶたべたよ!』・・・とお皿を見せに来てくれます。かわいいこどもたちです。ありがとう・・ね!


21分の4が果たす役割の大きさを実感し、さらに高めていかなければ…と思うのです。

2015-06-04 00:03:14 | 幼稚園給食・今日の献立

6月3日の献立です。
白ごはん(7分付胚芽米、発芽玄米)
大豆とひじきの煮物(ゆで大豆、ヒジキ、人参、あげ、濃口醤油、キビ砂糖、みりん、塩麹、しらす干し、いりこだし)
キャベツとツナの甘酢和え(キャベツ、胡瓜、ツナフレーク、酢、キビ砂糖、塩)
味噌汁(ジャガイモ、玉ねぎ、ワカメ、麩、小葱、合わせみそ、いりこだし)
いりこの佃煮(だしいりこ、濃口醤油、みりん、キビ砂糖、ごま)

今日の和食もよく食べる献立です。ひじきにワカメ、いりこにあげや大豆、野菜…こんな体にいいもの、体が喜ぶようなものがいっぱい入った食事を食べると、体と心が優しくなるという感じがこのごろよくするんです。実際、そんなにぎゃぎゃ・・と騒ぐ子がいない…感じがするのは私のひいき目でしょうか?食事だけ・・とは言いませんが・・!

ここの幼稚園の給食は1週間21回の中の4回・・5分の1しか食べないのだから、そんなに大きな影響があるのか・・・といわれる方もおられます。確かに数字の上ではそんな比率になります。しかし、食事内容・食べ方・食べる環境・その時の心の在り方で、食事の摂取状況・体に及ぼす影響が大きく違ってくる…ここを重視する必要があると私は思うのです。

赤ちゃんにお母さんがおっぱいを飲ませるときに赤ちゃんの目をじっと見て「体にとっても良い、おいしいおっぱいを、たくさん食べて、大きなって!可愛い可愛いわたしの赤ちゃん!」・・と笑顔で話しかけていると赤ちゃんのドーパミン(中枢神経伝達物質)もたくさん出て、快の感情、意欲、運動調節,学習などにかかわる・・すなわち、生き生きした脳、感情豊かな子になる…ということが言われています。これと同じように子供たちもみんなで仲良くおいしく楽しく食べることで、このドーパミンが出て心と体を豊かに育てる。

良い食事内容・楽しく美味しく食べる集団給食の計り知れない食教育の内容は、比率では測れないと私は思うのです。

食べれないものが食べれるようになる。沢山しっかり食べれる。よく噛んで楽しく食べる。お家でも食べれるものが増えてきた。美味しいものの味がわかり身につく。食べ物と体の関係などに興味を持つなど、幼児でもしっかり身についていること・・・をかんがえると、これは量ではなく質がいかに影響するか…と考えるべきだと、私は思っています。

だから21分の4が果たす役割の大きさを実感し、さらに高めていかなければ…と思うのです。・・・なんだか今日は、理屈っぽくなりました!(^^)!


楽しい思い出

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