12月26日の水曜日の保育所べべの給食献立です。
保育所のべべの給食・・・ご飯、白身魚の蒸し焼き、ネギと鰹節納豆、白菜味噌汁、炒りいりこです。
おやつは・・・10時が甘酒豆乳、3時は発芽玄米人参おにぎりとフライドポテトです。
今日の白身魚の蒸し焼きには白身魚、玉葱、人参、しめじをスチコンで蒸し焼きにしています。スチコンの蒸し焼きは栄養が凝縮されて美味しいんです。このおいしさを子どもたちは分り
ますから大きく切ったお野菜をきれいに食べてくれるんです。え~こんな野菜を1~2歳の子が食べれるの~…と思うでしょうが食べちゃうんですね。いつも食べている野菜だから・・
みんなもおいしそうに食べているから僕も・・と・・集団の力はすごいですね。
昨日1月号の「食べもの通信」発行・食べもの通信社・・が届きました。ページをめくるとまずインタビュー欄ですごい人を、会ってお話がぜひ聞きたい…と思う人が載っていまし
た。 霊長類学・人類学者の山極寿一さんです。「食事」と「共同の子育て」は、人類誕生の原点…と見だしがあって山極さんの紹介が面白いというか興味深い。
「人類と祖先を同じくするゴリラの群れの中に入り込み、自らがゴリラになって研究を重ねた山極氏。 そこで見たものは、ニホンザルのような「序列社会」ではなく、じっと見つめ
あって和解する、勝ち負けのない社会でした。敵意や孤独に満ち、急速にサル化する人間社会に「ゴリラの目で見てごらん」と語りかけています。
軍事目的の科学研究を行わない声明や、急ぎすぎるゲノム編集技術の応用への提言等、良識ある発信が注目されています。急速に変化を告げる現代の食。外部化、個食の流れの中で、
人類の食について伺いました」…と紹介し対話形式ですすみます。すごい言葉に感銘を受けました。長くなるので見だしのみ紹介します。
「共感は、分け合い共にする食事から生まれる。・・人類の進化のなかでの食べる営みのいみは?」「人間の赤ちゃんは、周囲から世話をされて育つ宿命・・子育ても、人間の進化に大
きく関わっているとはつげんされていますね。・・今、人間らしい自然な食を失いつつあるのはなぜですか?」「・これからの私たちの課題は。」・・・と続くのですが、最後に
「食物は世界を変えるキーワードだと思います。食事というのは社会を豊かにし、人間の社会力を強化するために発展してきたのだ、ということ
を忘れないでください。」・・・と結んでいます。すごいですね。私は今この仕事をしている自分にさらに誇りを持つことが出来ます。人類の原点が食・・・を改めて認識‼