ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

お目覚めにぴったりなLotRサントラは?

2005年04月21日 | 指輪物語&トールキン
最近目覚まし時計の調子が悪く、何日かに一度時間になっても鳴らないというロシアンルーレット状態で(汗)危険なので、他にもアラームを使うことにしました。
携帯のアラームを使おうとしたら、充電が切れてしまったので(汗)ラジカセのタイマーをセットしてCDで目覚めるようにしてみました。
初日の昨日は、入りっぱなしだったBBCラジオドラマの音で目覚めたのですが、いきなりぼそぼそと話し声で目覚めるのもなんなので(汗)昨夜はRotKのサントラCDを入れてみました。
そしたら、もちろん最初から再生しているはずなのですが、「望みと思い」の途中で目覚めました(汗)音量の問題だと思いますが・・・(汗)
どうせなら、朝の目覚めに合う曲をMDにでも落としておいて、それで目覚めるというのもいいかなあ、とか考えてみたり。
LotRサントラで真っ先に思いついたのは、「裂け谷のテーマ」でした。豪華なコーラスと鐘の音で目覚めるのってどうでしょうかね(笑)エルロンドの館で目覚めたフロドの気分になるかも???
目覚めた場面と言えば「王の帰還」もそうですが、あれは音量的に最初からは目が覚めないだろうなあ(汗)戴冠式あたりでようやくだったりして(汗)
それに、朝っぱらからそんな感動的な音楽で目覚めるというのもどうかと思ったり(笑)
音が大きくて目覚め易いといえば「指輪は南へ」とか、「カザド=ドゥムの橋」の途中とかいいかも?
TTTでアラゴルンたちがメリピピを追いかけている時の3拍子の「旅の仲間のテーマ」もいいですね。(CDでいうと「ウルク-ハイ」ですか)うーん、「旅の仲間のテーマ」って結構目覚めに向いているかも?
音が大きいと言えば「ミナス・モルグル」が一番かな、という気もするのですが、朝っぱらから「ミナス・モルグル」はいやですよね(笑)「全ての終わり」なんかもちょっと(汗)
こうして考えると、朝の目覚めに向くのは
①音量が大きい曲
②明るい感じの曲
という二つの要素が重要なのかなあと思いますね。(そんなたいしたことかい(汗))
とりあえずは「裂け谷のテーマ」が一番試してみたいかな。
なんていいつつ、ダビングするのが面倒でそのままCDの1曲目を流しつづけるような気もしますが・・・(笑)
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エオメルとエオウィンとメリー

2005年04月19日 | 指輪物語&トールキン
先日日記で馬鍬砦での追加シーンのエオメルの台詞について、先日のSEE上映を見て、初めて「エオウィンを心配しての言葉なのでは」と思った、ということを書いたところ、指輪サイトのBBSで「最初からそう思っていた」というご意見を複数の方からいただいて、なるほどな~、なんて思ってました。
そのせいがあるのかどうかわかりませんが、昨日、サントラ考察の確認で馬鍬砦のあたりだけちらっと見たところ、エオメルがエオウィンに「(メリーを)あまりその気にさせるな」と言った言葉に、今までと違った印象を受けました。
言葉を挟むタイミングなんかが、なんというか、本当にメリーのことを心配して言ってくれてるように思えたんですよ。
皆さんのご意見を聞いた影響なのか、字幕なしでカール・アーバンの言葉だけを聞いていたせいなのかはわかりませんが・・・。このシーンは劇場版からあったので、何度も見ていたはずなんですけど。
この場合、エオメルはメリーを戦場に連れて行くなんて全く思ってないわけですから、メリーのことを心配しているということは=その気になっていて連れて行ってもらえなくなったメリーの気持ちを思いやってのこと、ということにならないでしょうか。いやー、エオメルやさしー! って妄想膨らみすぎでしょうか(笑)
ギャムリングの笑いに騙されてしまいがちなのですが、(私だけか?(汗))エオメルは最初から笑ってませんし。そのことに気がつくと、むしろギャムリングとの対比がはっきりしますね。さすが次期ローハン王、人間ができていらっしゃる。
ああ、これがローハンの男の優しさなのかなあ、と妙に感じ入ってしまいました(笑)言葉はさっぱりばっさりしているけれど、内心では思いやりがあるという。
そう思うと、映画のセオデンの「小さなホビットには戦いは無理じゃ」という、原作よりもちょっと冷たくも思える言葉も同じようなものかな、と思えたりもしました。映画のセオデンはまだまだ壮年の「ローハンの男」ですからね。
・・・あ、でもそうすると、徒にメリーを騎士見習いなんかにしたのはとっても罪作りなような気が・・・(汗)原作では騎士じゃなくて「小姓」でしたよ・・・
でも、激しいローハンの女のエオウィンには、そのエオメルの思いやりは通じなかった・・・というよりも、余計に反抗心を掻き立ててしまったのでしょうね。
セオデンに優しく言われても思い直すことはなかったのですから、どう言ってもエオウィンは行ってしまったのでしょうけど。
ああでも、ここでこんな風に描いておきながら、ペレンノール野ではゲーム感覚でエオウィンとメリーを活躍させてしまっているのがなんだかなー、なんですけどね・・・(汗)

そして、このエオウィンとメリーの気持ちの共通性に、映画では原作以上に重点を置いています。
原作ではエオウィンは頑なに名誉を求め、逆にメリーは自分のことをお荷物のように思いながら必死について行きます。
それでも二人には共通性はあったわけで、そこを拡大して描いた映画のやり方も、それはそれでまた良いなあと思います。
でもやっぱりペレンノールが・・・(以下略(笑))
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テレビで見るLotR映画

2005年04月18日 | 指輪物語&トールキン
某所からの情報で知ったのですが、5月1日にBS2でTTT SEE放映するそうですね。19時30分から23時17分だそうです。
改めて時間を見ると「長~!」という感じですね(汗)いやはや。
昨年の連休にもFotR SEEやってたので、今年もかなーと思ったら、やっぱりそうでしたね。うーん、前後の日にFotR、RotKを見て3日連続鑑賞してみようかな(笑)
この分だと、また秋くらいにフジ系列でRotK、来年5月にはBS2でRotK SEE、になるのでしょうかね。
実は私はあまりテレビではLotRを見ていません。なんだかLotR関連のイベントとテレビ放映重なること多かったんですよね。
FotRの地上波初登場、の時はRotKの先行上映の日だったし・・・。帰ったらモリアあたりやってましたけど。
FotR SEEは見てた・・・かな?(汗)あんまり見た記憶ないんですけど・・・
そして、TTT地上波初登場、の日はLotRコンサート当日(笑)ソワレを見なければテレビも見られたのですが、何しろ3公演とも行きましたからなあ(笑)
そんな訳で、テレビで見た感じがどうなのかという印象があまりないのですが・・・
以前、どなたかが、FotRはDVDで見て何とも思わなかったけれど、大画面でTTTを見て好きになった、とおっしゃっていて、やはり大画面の迫力がないと魅力が半減するのかなあ、と思ったりしたものです。
でも一方で、テレビ放映で初めて見て好きになった、という方も結構いらっしゃるようですね。映画館で見た人よりは少数派になるのかもしれませんが・・・
テレビで見るって、途中で席を外せたりしてしまうので、集中が切れると見るのやめてしまったりしますよね。私だけ?(汗)
そんな中、3時間超集中してあの暗い画面を見られるか、というのはありますよね。
職場の人のお子さんたちは、FotRは見たそうですが、TTTはビデオに録ったまま結局見てないらしいです(汗)3時間あると思うとなかなか見られないですよね・・・
私自身、初めてテレビで見て(もちろん原作も知らなくて、という前提ですが)、果たしてあれを最後まで見られたかどうか、というのはよくわかりません・・・(汗)
ましてや、今回はTTT SEEですからねえ(汗)ファンですら集中が途切れるあのとりとめのない長さ(汗)それでも、劇場版も知らなくて初めて見るなら集中できるでしょうか・・・
それでも、テレビで見て好きになった、という方がいらっしゃるというのはちょっと嬉しいですね。TTT SEE放映でまたLotRを好きになる方が増えたりはするのでしょうか、果たして。
そうそう、BSはもしかしたらシネマサイズかもしれませんが、地上波ではテレビ画面いっぱいに映るのも新鮮らしいですね。私はほとんど見てないんですが・・・(汗)
はっ、でもそうすると、RotKでフロドが目覚める場面、きっと涙ぐむギムリは画面の外になっちゃうんですね・・・と今から余計なことを心配する私(笑)
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SEE特典映像その9 旅の軌跡

2005年04月17日 | 指輪物語&トールキン
今日は特典映像全部観てしまうぞ、と思ってたんですが、結局「旅の軌跡」しか見られませんでした(汗)特典映像のうちに入るか、あれ・・・(汗)
見ていて思ったのは、フロドルート短くない?ということでした(汗)追加シーンもばしばし入ってましたし、そうしないとものすごくコンパクトに収まってしまうのかも・・・(汗)
まあ、「家に帰れ」のシーンがなかったので良かったなあと。
それにしても、地図の経路が結構原作準拠なのに「おお」と思いますね。TTTの時も思いましたが。フロドたちのモルドールに入ってからのルートが、やはり原作どおりに北の大きく迂回していたということを初めて知りました。
でも、それだとやっぱり水も食料もなしでたどり着けたのはすごい謎なんですが・・・(汗)
黒門前からミナス・ティリスに戻る時は、原作のようにカイア・アンドロスから渡るのではなくて、オスギリアス通ってましたね。
そして、ミナス・ティリスからホビット庄に帰る途中のルート、ちゃんとアイゼンガルドに寄ってたり、裂け谷に寄ってたり、ブリー村に寄ってたりしていたので、ちょっと嬉しくなってしまいました。ブリー村では小馬のビルと再会できたんでしょうかねえ。サムが乗ってた馬はビルではなさそうでしたけど・・・(汗)
あ、でもヘルム峡谷寄ってなかったような。燦光洞には寄らなかったんでしょーか。(エドラスにも寄ってなかったように見えましたが・・・)
それと、地図だとちゃんとランマス・エホールがあるんですよねえ。映画では全く映ってなかったけど・・・
あと、馬の特典映像を観た後だったので、デネソールを蹴っ飛ばすシーンの飛蔭はブランコくんの方ね、なんて確認してしまいました(笑)なんか体格いいんだもん。あれに蹴飛ばされたら、走れるのが不思議だと思うんですが・・・
ピピンとガンダルフが一緒のルートって不思議な気がしてしまいましたが、確かにRotKではピピンとガンダルフはほぼ行動を共にしてましたもんね、なんてことを改めて思ったり。
それにしても、メリーだけ一人で行動してたんだなーということにも改めて気がついたり。いや、もちろんエオウィンやセオデンとは一緒でしたけど、旅の仲間で単独行動になったのメリーだけだったんだなあと・・・(ガンダルフと一緒でない時のピピンもそうですが)
改めて、メリーのパートだけ編集して三部作続けて見てみたいなあなんて思ってしまうのでした。
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これから見たい映画

2005年04月16日 | 映画
今年はなんだか知りませんが、今までなら一年分でもこんなに見なかったわ、というくらいに映画たくさん観ています(汗)
LotR公開が終わって淋しくなったから? というのともちょっと違うような・・・たまたま興味ある作品が続いているのでしょうか。LotRキャスト関連の作品が多いのはもちろんなのですが。
そうやって映画を見ていると、予告を見てまた見たい作品が出て来て・・・という連鎖にはまってしまいますね。舞台とかでもそうですが。チラシ見て「これみたいなー」とか、ありますよね。
そんな今、私が気になっている作品が二つ。
まずはペドロ・アルモドバル監督の「バッド・エデュケーション」。東劇で見た予告が原因です。
スペイン映画にはもともと興味がありまして・・・といいつつアルモドバル作品は見たことないのですが(汗)昨年も東劇で「女王フアナ」にちょっと惹かれたなあ。行きませんでしたけど。
「バッド・エデュケーション」にはなんだか惹かれるものがありまして。余裕があったら観に行きたいなあと思っています。
それからもうひとつ、大分前から気になっていたのが「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」。
映画館でチラシを観た瞬間からとても気になってました。背景の美術がとてもそそるし(後で知ったのですが、プロダクションデザインが「スリーピー・ホロウ」と同じ人なんですね。なんか納得)、何よりも子役がかわいい!! 長女の女の子がもうかわいいのですが、男の子もかわいいし、末っ子が赤ちゃん年齢で、よくわからずにニコニコしてるっぽいのもかわいいし・・・
なんだか、原作を読んで面白くなかったにもかかわらず、チラシでハーマイオニーがあまりにかわいかったので映画見に行ってしまった「ハリーポッター」を思い出します(笑)
原作もなんだか「ハリポタ」と並び称されているような。日本では「世にも不幸なできごと」シリーズとして草思社から8巻まで出ているそうですが、今回の映画は3巻までの内容なんだそうです。
うーん、おそらくは「ハリポタ」と同種の、子供には面白いけれど大人には・・・?な作品ではないかなあと思うのですが、それでも映像と子役のかわいさで、おそらく観に行ってしまうと思われます。
しかし、映画の公式サイトでストーリーを読んでいたら、なんだかあらかたのストーリーが出ている感じで、慌てて読むのやめました。それでも随分読んでしまいましたけど・・・
うーん、もう少しネタバレに対する配慮してくれてもいいと思うんですけど・・・
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朝日新聞連載小説「賛歌」

2005年04月16日 | 読書
朝日新聞に連載されていた、篠田節子作「賛歌」が今日最終回でした。
新聞の連載小説って、最初は読んでみようかなーと思って読むのですが、なかなか続かなかったりします。あの短い限られた文章の中で、毎回ある程度山場があって面白くて・・・という書き方はなかなかできないよなあ、と思います。思うんですが、何回か読んでいて面白い回がないと、自然と読まなくなってしまうんですよね・・・
展開が気になる作品の場合は、進み方がもたもたしているとしびれを切らしてしまって、やはり読まなくなってしまったり。
重松清の「エイジ」は、後に単行本で読んだらとても面白かったのですが、連載中はさほど面白く思えず、読んでなかったんですよね。宮部みゆきの「理由」は、「そのうち面白くなるかも」と頑張って読んでいましたが、ついに挫折・・・後に単行本を読んで、基本的にほぼラストまで同じ感じだったことを知って、無理して続けて読まなくてよかった、と思いました(汗)
そんな中、これは珍しく最初から最後まで、ほとんど欠かさず全編読んだ作品でした。
のっけからヴィオラ奏者の物語という、特殊な設定に惹かれましたし、音楽を扱った作品だということでかなり興味を惹かれました。
序盤は音楽番組制作の課程で、後半は音楽番組がきっかけで時の人となった柳原園子に対する絶賛とバッシングという展開で、最後までぐいぐいと読ませました。
しかも、後半からは、柳原園子は本当に天才なのか、テレビ番組やマスコミが天才に作り上げただけの、実は才能のない演奏家なのか、という話が、一体どこに着地するのかが気になって気になって、毎回欠かさず読んでしまいました。
最後の謎解き?の部分に入った時は、最初はなんだか俗っぽい方向に着地するようで、ちょっとがっかりしかけたのですが、最後には上手い着地を見せてくれたと思いました。
最終的に「音楽とは何か」という問いかけを残して終わったのも、良かったかなあと。
読み終えて、果たして柳原園子が実在したとして、私は彼女の演奏を聴いてどう思うかなあと思いました。結局は私も彼女の演奏には感動したんじゃないかなあと思うのですが。

連載が終わって今さらですが、作者の篠田節子氏のことを検索してみたら、「ハルモニア」の作者だったんですねえ。原作は読んでませんが、堂本光一&中谷美紀のドラマは見てました。あれも面白かったなあ。
そうか、「ハルモニア」の作者だったのか、と色々と納得してしまいました。
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SEE特典映像その8 馬のはなし

2005年04月16日 | 指輪物語&トールキン
久々に東劇に行かない週末で(笑)心を入れ替えて?SEE特典映像を見てみました。と言ってもひとつだけですけど・・・(汗)馬の話です。すでに皆さん特典映像は見てらっしゃるでしょうから、今更な話だと思いますが・・・
馬がかわいくて、思わず字幕読み損ねて巻き戻すことがしばしば(笑)
飛蔭の代役?のブランコくんって、随分体格良かったですねえ・・・。こっちの方が飛蔭っぽかったかも。メインのドミーロくん(でしたっけ?)の方が美人馬ですが、ちょっと貧弱かなーとも思っていたので・・・(汗)
ガンダルフの代役さんが飛蔭に乗る時のピピン人形がめちゃ怖かったです(笑)
日よけの帽子をめいめいに被ったガンダルフ、セオデンたちの映像も、メイキングならではで楽しいですね。
セオデンの馬(雪の鬣)はペルシュロン種とか言ってたけど、それって馬車馬では・・・?(汗)どうりであまり走らないわけですね。安全ですが。バーナード・ヒルがTTTのコメンタリーで「遅れないように必死で馬の腹を蹴っている」と言っていたのを思い出してちょっと笑ってしまいました。
それにしても、結構雄馬に乗っているんだなあとびっくりでした。雄馬って怖そう・・・(汗)普通乗馬クラブとか行くと雌馬か去勢馬しか乗りませんからねえ・・・
オーランド・ブルームもアロド役のパーシーくんとラブラブの様子が微笑ましかったです。でも彼はパーシーは買わなかったのね~。
樽に乗って乗馬シーンを撮影している様は確かに笑えました(笑)ファラミアの突撃シーン、一人だけ樽に乗ってトラックで移動してたなんて~! 今度あのシーン見たら笑ってしまいそう・・・(笑)
いやー、まかり間違ってもウェナム氏がエオメル役じゃなくて良かったですね~(笑)
バーナード・ヒルが頑張ってかなり馬に乗れるようになったという話はTTTでも出て来てましたが、改めて偉いなあと思いました。おかげでペレンノール野の突撃の場面が感動的になりましたよね。
落馬したスタントの人が、200頭も走っていった中で無傷だったという話もちょっと感動?しました。馬は皆跳び越えて行ったとか。そう言えば原作でも、メリーとピピンのことをローハンの馬たちが皆跳び越えて行ってたなあというのを思い出しました。
そう言えば、ミランダとドミニクが一緒に樽に乗ってるところが映ってましたが・・・(ミランダでしたよね、あれ。違う?)段差をつけて一緒に撮影してたのでしょうか。そんなことできるなら全部そうやれば良かったのに・・・映画では結局二人別々にしか映ってませんでしたよね。
そして、なんかエオウィンがメリーにマントをかけてあげたりとかしてたんですけど~! カットされちゃったシーンなんでしょうか。うーん勿体無い。
そして、愛着のある馬を買い取る話にはちょっとジーンとしてしまいましたね。ブランコくんを買い取った調教師の話とか。
ヴィゴの馬プレゼントの話は、いい話だな~と思いつつ、金持ちだなあ・・・と感心してしまいました(汗)ヴィゴ自分の馬も買ったんですもんね。その上プレゼントまでしてたなんて。
それにしても賢い馬がいるもんだなあと、観光客相手の乗馬しか乗ったことがない私は感心してしまうのでした。
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アビエイター(,ネタバレ)

2005年04月16日 | 映画
昨日レイトショーで見てきました。最近レイトショーばっかり(汗)
レイトショーになると、緊張の糸が解けると眠ってしまうのが問題です(汗)既に今年は「アレキサンダー」「オペラ座の怪人」で寝てます・・・(汗)
そして今回もやはり時々意識を失ってしまったのですが(汗)

ちょっと前にテレビで「ギャング・オブ・ニューヨーク」を観て、もしかしてスコセッシ作品は私には合わないかな・・・と思いました。
合わないと言っても、「嫌い」とか「つまらない」とかではなくて、理解できないというのが正しいかな・・・(汗)
今回「アビエイター」を見てみて、やっぱり合わないかも(汗)と思いました・・・
やはり、嫌いでもつまらなかったわけでもないのですが。
それでも、前半の意外にコミカルでスピーディな展開は楽しんで見てました。結構笑えましたし。後から思うと、あのめまぐるしい展開もハワード・ヒューズの狂気を表す一環だったのでしょうか?
しかし、後半の飛行機事故~密室に閉じこもっての狂気の世界、は怖かったです。「わーん、家に帰る~」と思ってしまいました、ちょっぴり(笑)
しかし、あの状態から公聴会での大逆転、という展開にはびっくりでした。あんな状態でよく・・・すごい人ですね、本当に。
最後は思いがかなって表面的には大逆転の大成功のハッピーエンド、ですが、その栄光の影でハワード・ヒューズの狂気は深まって行く。そんな、単純に成功物語でない展開が、なかなか壮絶でした。
やはりアカデミー賞候補になるだけの作品だなと。賞獲っても良かったのでしょうけど・・・
ただ、ハワード・ヒューズの狂気の原因が、今ひとつはっきりと実感できなかったのが、感情移入しにくかったと思いました。
潔癖症の原因は母親にあったのだな、というのはわかりますし、もしかしたら母親の過保護に様々な原因があったのかな、とも想像させますが、あのワンシーンだけではそこまではわかりませんね。
権力者が権力を求める原因は、幼少期の愛の欠如や何かの欠乏感を埋めるため、という図式が成り立つとかなりしっくり来るのですが。おそらくハワード・ヒューズもそうなのだと思うのですが、そのあたりははっきり描いてなかったのでピンと来ませんでした。
まあ、そんな必要ないのかもしれないですが、私はそういうのがわかるとかなり話に入りやすくなるもので。

レオナルド・ディカプリオの熱演はすごかったですね~。いままで「タイタニック」を横目でちらっと見たくらいしか見たことないのですが(汗)上手い人なんですねえ。
彼はこの映画の実現に熱意を燃やしていたそうですが、彼にとってはハワード・ヒューズの生き方には共感できるところがあるのでしょうね・・・
ケイト・ブランシェットも素晴らしかった! キャサリン・ヘップバーンて名前しか知らなくてどんな女優だったか知らないのですが、頭が良くてエキセントリックで、それでいてチャーミングな女性を見事に演じてたと思います。
特に、ゴルフのシーンのまくし立ててハワード・ヒューズを呆気に取られさせた場面は、なんというか「かわいい!」という感じでした。
「エリザベス」で初めて観た時にいいなあと思い、LotRでもいいなあと思ってましたが、やっぱり素敵な女優さんだなあと思いました。何しろ上手いですからな~。
もう一人のヒロイン、エヴァ・ガードナーのケイト・ベッキンセールは、この人本当に美人だなあ、と思いました。でも、ケイト・ブランシェットのエキセントリックなキャラクターを観た後だとちょっと影が薄く感じてしまいましたが・・・
この二人の魅力的な女性に、ともに捨てられてしまうのですが、密室に閉じこもって狂気にかられていたハワードのところに、この二人が戻って来るのが印象的でしたね。
自分と恋人のスキャンダル写真を買い取って公表させずにいてくれたことを感謝しに来たケイト。(ケイトってそう言えばキャサリンの愛称だったんですね)ハワードの危機に戻ってきて、外に出られるように身なりを整えてくれたエヴァ。ハワードの行動から離れていった二人が、それでもハワードを愛していたのだということにちょっぴり感動しました。
あと、俳優ではイアン・ホルムですね! 結構出番があると聞いていましたが、予想外に出番があってびっくり&嬉しかったです。
そして、この映画でのイアン・ホルムはとにかくかわいい!(笑)
雲を探せと言われて「無理だ!」と興奮して言い返すところもかわいいかったですが(その後「雲を見つけた!」と興奮する博士に「興奮するな」とか言っておいて自分がもっと興奮して叫んでいたハワード・ヒューズはおかしかった(笑))、映画審議会で女優のおっぱいの大きさを計らされる羽目になって目を白黒させながらも真面目に???計り始める姿とか、もうかわいくて(笑)
最後にも風速を計るとかいう謎の名目で呼び出されてましたが、もしかしてハワードは博士のこと結構気に入っていたのでしょうか(笑)
それにしても気になるのは、博士は果たして大学を辞めたまんまずーっとハワード・ヒューズに雇われていたのか(もしそうなら何してたんでしょうね・・・)、それとも大学に戻ってたのに呼び出されていたのか、ということです(笑)

そして、この映画を見に行った一番の理由はサントラのハワード・ショアでした。
ゴールデングローブ賞を獲りながら、既存の曲がたくさん使われているということでアカデミー賞にはノミネートされなかったということですが、なるほどなあと思いました。
ゴールデングローブ賞では、その既存の曲を上手く使っていたというのが評価されたのでしょうか。オリジナルスコアはLotRみたいに派手なものではなかったですからね。
元の曲を知っていたら、上手く使ってるかどうかがよく分かったと思うのですが、知らない曲ばかりだったのでそのあたりはよくわかりませんでしたが・・・
飛行撮影の場面や、飛行テストの場面で、バロック風の音楽が流れていましたが、これはショアによると、無声映画の時代にはバロック音楽が生演奏で流れていたことと、先へ先へと突き進んでいくハワード・ヒューズの生き方をカノンで表現したのだそうです。
これってオリジナルスコアなのかな? チャイコフスキーの「悲愴」をちょっとアレンジしたような音楽も流れてたので、原曲があってアレンジされたものなのでしょうか。(「悲愴」はもしかしたら何かの映画音楽で使われていたものをイメージしているのかも?)
オリジナルスコアの方は、当然と言えば当然ですが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」に似てましたね。カスタネットの音が印象的なメインテーマが執拗に繰り返され、変化しているあたりも似てましたし。(なんか「執拗に繰り返してる」というイメージなんですよね。映画の作風のせいでしょうか)
しかし、LotRのサントラを聞きなれてしまったせいか、オリジナルスコアのメロディも「いいなあ」と思いながら聴いてしまいました。いや、そこはショアなんで、あんまり記憶には残ってないんですけど(笑)
いやでも、サントラのためにスコセッシ作品観に行くのは辛いかなあとも思ったりして(汗)今後スコセッシ作品はまずショアがやるでしょうからねえ・・・。まあ、その時考えればいいか(笑)
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一番好きな場面?

2005年04月15日 | 指輪物語&トールキン
またネタがないので適当な話です(汗)
今TORnでPJ映画で一番感動した場面は、というアンケートをやってるのですが、今ひとつピンと来ない場面が多くて投票はしませんでした。
指輪物語の中で一番好きな場面、というのを一つだけ選ぶのはなかなか難しいと思いますが(汗)
私は原作の中では敢えて選ぶとしたら、ペレンノール野の、メリーとエオウィンが魔王を倒す場面でしょうか。
特にメリーが、恐怖で顔も上げられない状態で、エオウィンのために「あのひとは死んではいけない。少なくとも誰の援けもなく一人で死んではいけない」と勇気を振り絞って魔王を刺す場面にはとても衝撃を受けたものでした。
メリーとセオデンの別れの場面も好きですし。実はメリーがセオデンの塚山の麓で泣く場面も大好きだったりします。
単にメリー好きだからじゃないの、と思われそうですが、実は原作初読時にはメリーが特に好きという意識はなかったんですよね。ただエピソードとしてメリーの話に惹かれたのです。
その後がっつりメリーファンになってしまったのも、今から思うと当然のことだったかもしれません(笑)
あ、もちろんこの他にも好きな場面は山ほどあるのですが、敢えて厳選するならこの場面、ということですので。
さて、それではPJ映画で一番感動した場面は、というと・・・これが結構難しいですね。
一番素直に感動したのは、FotRのラスト、アモン・ヘン以降ですね。フロドとボロミアのやりとりのあたりからラストまでずっと、ほぼ感動しっぱなしですね。
思えばこのあたりがあまりに素晴らしかったおかげで、PJ映画にハマってしまったのですよね・・・(笑)
でも、このFotRのラストが一番好きな場面、と言ってしまうのはなんだか憚られるような気がします。一行の離散は確かに感動的なエピソードですが、決して「指輪物語」の一番感動的な部分、ではないと思うので・・・
なので、今敢えて一番好きな場面を選ぶとしたら、RotKラスト、袋小路屋敷でのフロドの独白から灰色港までかな、と思います。そう言えばぴあのアンケートでも灰色港を一番好きな場面にしたなあ。(選択肢になかったのでその他で書きました)
PJ映画のRotKのエピソードでは、なんだかひっかかってしまう場面も多いのですが、この終わりの方には、原作に近い香りを感じるような気がするんですよね。
もちろん原作とは違いますし、特に灰色港は原作よりも明るいイメージになっていますが、私にとっては「原作に近い」と思える雰囲気なんですよね。
私が「指輪物語」に感じるのは、暖かさと、通奏低音として流れる悲しみ、でした。PJ映画では特にこの「通奏低音として流れる悲しみ」が足りないなー、と思う場面が多いのですが、RotKラストではそのあたりが感じられるのが好きなのかもしれません。
もちろん原作に比べると随分と明るくて、最初はそれが違和感あったりもしたのですが、今ではあの明るさもまたいいかな、と思います。原作を初めて読み終わった時はショックでしたから・・・あのくらい明るいと救われるかな、と思ったりして。
その中でも特に好きなのは、馬車の中のビルボとフロドだったりします。といいつつここで泣いたことはほとんどないんですが。
静かに流れていた音楽が、途中で消えて、静寂の中、ビルボにそっと頬を寄せて目をつぶるフロドの美しい表情。そしてその場面に被るように再びゆっくりと流れ出す静かな音楽。とても美しい場面ですよね。
PJ映画には色々と文句も言いますが、それでも時々、原作に出てこない場面が素晴らしいなあと思ったりします。
ただ原作に忠実なだけでも、実はそんなに魅力的な作品にはならないと思うんですよね。そういう意味で、FotRを見た時は後の2作にすごく期待したものですが・・・
まあ、残念ながら満足できない部分もいろいろとありますが、それでも、素敵な場面をいくつも作ってくれたんだよなあ、と思うと、感謝したい気持ちになったりもしますね。
今度、好きな場面だけセレクトして3部作通して見てみようかな(笑)

・・・そう言えば、ネタがない時はキャラ語りをすることにしてたんだっけ(汗)忘れてました・・・
という訳でエオウィンの話はまたの機会に・・・(汗)
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サントラつれづれ話

2005年04月13日 | 指輪物語&トールキン
今日は原作読書も進まず、ラジオドラマも聴けなかったので、ネタがありません(汗)昨日エルロンドの会議の話書かなきゃ良かった(笑)
仕方ないのでサントラの話を適当に。前に書いた話も繰り返すと思います(汗)
最近PJ映画には冷めつつある私なのですが(毎週東劇通っててどこが?という話もありますが(汗))、そんな中でサントラだけは飽きないな~と。未だにLotRシンフォニーやると聞けばほいほい行ってしまいますからね。もう9回聴いてるっつーのに(笑)
TTTとRotKは映画を観る前にサントラを散々聴きこんでしまったのですが、その結果かどうかわかりませんが、映画を観るよりもサントラだけ聴いている方が泣けたりする事態になったものでした。
RotK SEEを見てうーん、なんて思ったりしても、サントラを聴いてると素直に感動できたり・・・
RotKのサントラの「王の帰還」は、CDだけ聴いていた時はもうボロボロ泣いていました。実際に映画で見たら、サントラだけ聴くほどには泣けなかったのでびっくりしたものです。まあ、アルウェン&パパロンド登場でかなりひいたのもあるんですが(汗)それ以前の問題のような気も。
なんだか、4年かけて作ってきた音楽が、もうそれだけで独立した作品として成り立っているような気がするんですよね。特に「王の帰還」は、様々なテーマが登場し、最後にはFotRの「ホビット庄の社会秩序」と同じ音楽になるという、にくい演出が、音楽だけ聴いていた方が効いてるような気がします。
「黒門開く」のように、映像と一緒に見ることで真価?が発揮される曲もありますけど。
TTTのアルウェンとアラゴルンのラブシーンのように、場面としては「・・・」だけど、音楽が素晴らしくて救われるシーンもいくつもありました。
TTTラストのアイゼンガルドでのサムの長台詞も好きじゃないけど、台詞は聞き流し、音楽だけ聴いているととてもいい曲なので素直に感動できたりします。・・・好きじゃないシーン皆いい曲がついてたらやり過ごせるのになあ(笑)(シェロブの洞窟の曲は好きですが)
ハワード・ショアは、色んなインタビューで、作曲の際に、単に映画の場面に合わせて音楽をつけるだけでなく、常に原作を頭に置きながら音楽を作ったと言っています。
そのあたりが、映画自体が原作から離れてしまったところでも、音楽を聴いていると原作に近いイメージが浮かんで救われたりする原因なのかな、と思ったりします。
いや、全て素晴らしいというわけではありませんが。RotKでゴラムの背後からサムが現れる場面とかサイテー、と思うんですが・・・(汗)サム悪役じゃないんだから(汗)
「指輪物語」にインスパイアされた音楽というのはたくさんありますが、そんな中でトールキンアンサンブルとドナルド・スワンの曲しか聴いたことがない私ですが(あ、ラジオドラマのサントラもあるか)、トールキンの世界に完全にフィットする音楽を作るというのは難しいものなんだな、と感じます。
ドナルド・スワン氏の曲は、暖かさに満ちてはいますが、中つ国の神秘的な雰囲気が全く感じられず、トールキンもそのあたりが不満だったようです。私はとても好きですが。
一方、トールキンアンサンブルは中つ国の神秘的な部分はよくあらわしていると思いますが、むしろ神秘的で暗い、中世的な方面に傾きすぎている気もします。これもまた好きなんですけどねー。
ショアの映画のサントラは、映像に助けられている部分も多々あるとは言え、中つ国の世界観を巧みに表しつつ、同時に心に訴えるような感動的な音楽でもあったりして、そのあたりのバランスがとても上手く行っている音楽に思えます。
このサントラに出会えただけでも、映画化してくれて良かったよなあ、とつくづく思ったりしますね。
ところで、来年2月開幕の指輪ミュージカルは、ちょっとトールキンアンサンブルに近いような、民族音楽チックな音楽になるようです。
それもまた舞台としては面白いでしょうね。どんな音楽になってるのか(もう完成してますからね)楽しみです。
来年の2月はLotRシンフォニーにミュージカルに、指輪音楽三昧になりそうです(笑)
コメント
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