先日日記で馬鍬砦での追加シーンのエオメルの台詞について、先日のSEE上映を見て、初めて「エオウィンを心配しての言葉なのでは」と思った、ということを書いたところ、指輪サイトのBBSで「最初からそう思っていた」というご意見を複数の方からいただいて、なるほどな~、なんて思ってました。
そのせいがあるのかどうかわかりませんが、昨日、サントラ考察の確認で馬鍬砦のあたりだけちらっと見たところ、エオメルがエオウィンに「(メリーを)あまりその気にさせるな」と言った言葉に、今までと違った印象を受けました。
言葉を挟むタイミングなんかが、なんというか、本当にメリーのことを心配して言ってくれてるように思えたんですよ。
皆さんのご意見を聞いた影響なのか、字幕なしでカール・アーバンの言葉だけを聞いていたせいなのかはわかりませんが・・・。このシーンは劇場版からあったので、何度も見ていたはずなんですけど。
この場合、エオメルはメリーを戦場に連れて行くなんて全く思ってないわけですから、メリーのことを心配しているということは=その気になっていて連れて行ってもらえなくなったメリーの気持ちを思いやってのこと、ということにならないでしょうか。いやー、エオメルやさしー! って妄想膨らみすぎでしょうか(笑)
ギャムリングの笑いに騙されてしまいがちなのですが、(私だけか?(汗))エオメルは最初から笑ってませんし。そのことに気がつくと、むしろギャムリングとの対比がはっきりしますね。さすが次期ローハン王、人間ができていらっしゃる。
ああ、これがローハンの男の優しさなのかなあ、と妙に感じ入ってしまいました(笑)言葉はさっぱりばっさりしているけれど、内心では思いやりがあるという。
そう思うと、映画のセオデンの「小さなホビットには戦いは無理じゃ」という、原作よりもちょっと冷たくも思える言葉も同じようなものかな、と思えたりもしました。映画のセオデンはまだまだ壮年の「ローハンの男」ですからね。
・・・あ、でもそうすると、徒にメリーを騎士見習いなんかにしたのはとっても罪作りなような気が・・・(汗)原作では騎士じゃなくて「小姓」でしたよ・・・
でも、激しいローハンの女のエオウィンには、そのエオメルの思いやりは通じなかった・・・というよりも、余計に反抗心を掻き立ててしまったのでしょうね。
セオデンに優しく言われても思い直すことはなかったのですから、どう言ってもエオウィンは行ってしまったのでしょうけど。
ああでも、ここでこんな風に描いておきながら、ペレンノール野ではゲーム感覚でエオウィンとメリーを活躍させてしまっているのがなんだかなー、なんですけどね・・・(汗)
そして、このエオウィンとメリーの気持ちの共通性に、映画では原作以上に重点を置いています。
原作ではエオウィンは頑なに名誉を求め、逆にメリーは自分のことをお荷物のように思いながら必死について行きます。
それでも二人には共通性はあったわけで、そこを拡大して描いた映画のやり方も、それはそれでまた良いなあと思います。
でもやっぱりペレンノールが・・・(以下略(笑))
そのせいがあるのかどうかわかりませんが、昨日、サントラ考察の確認で馬鍬砦のあたりだけちらっと見たところ、エオメルがエオウィンに「(メリーを)あまりその気にさせるな」と言った言葉に、今までと違った印象を受けました。
言葉を挟むタイミングなんかが、なんというか、本当にメリーのことを心配して言ってくれてるように思えたんですよ。
皆さんのご意見を聞いた影響なのか、字幕なしでカール・アーバンの言葉だけを聞いていたせいなのかはわかりませんが・・・。このシーンは劇場版からあったので、何度も見ていたはずなんですけど。
この場合、エオメルはメリーを戦場に連れて行くなんて全く思ってないわけですから、メリーのことを心配しているということは=その気になっていて連れて行ってもらえなくなったメリーの気持ちを思いやってのこと、ということにならないでしょうか。いやー、エオメルやさしー! って妄想膨らみすぎでしょうか(笑)
ギャムリングの笑いに騙されてしまいがちなのですが、(私だけか?(汗))エオメルは最初から笑ってませんし。そのことに気がつくと、むしろギャムリングとの対比がはっきりしますね。さすが次期ローハン王、人間ができていらっしゃる。
ああ、これがローハンの男の優しさなのかなあ、と妙に感じ入ってしまいました(笑)言葉はさっぱりばっさりしているけれど、内心では思いやりがあるという。
そう思うと、映画のセオデンの「小さなホビットには戦いは無理じゃ」という、原作よりもちょっと冷たくも思える言葉も同じようなものかな、と思えたりもしました。映画のセオデンはまだまだ壮年の「ローハンの男」ですからね。
・・・あ、でもそうすると、徒にメリーを騎士見習いなんかにしたのはとっても罪作りなような気が・・・(汗)原作では騎士じゃなくて「小姓」でしたよ・・・
でも、激しいローハンの女のエオウィンには、そのエオメルの思いやりは通じなかった・・・というよりも、余計に反抗心を掻き立ててしまったのでしょうね。
セオデンに優しく言われても思い直すことはなかったのですから、どう言ってもエオウィンは行ってしまったのでしょうけど。
ああでも、ここでこんな風に描いておきながら、ペレンノール野ではゲーム感覚でエオウィンとメリーを活躍させてしまっているのがなんだかなー、なんですけどね・・・(汗)
そして、このエオウィンとメリーの気持ちの共通性に、映画では原作以上に重点を置いています。
原作ではエオウィンは頑なに名誉を求め、逆にメリーは自分のことをお荷物のように思いながら必死について行きます。
それでも二人には共通性はあったわけで、そこを拡大して描いた映画のやり方も、それはそれでまた良いなあと思います。
でもやっぱりペレンノールが・・・(以下略(笑))
このシーンて二人で肉を食らいながら(?)なので共に「ふふん!」って感じがしてしまうのですが、エオメルは至極まじめなんですよね~。
映画版ギャムリングは人間以外の種族をうさんくさげに見る人物の代表のように描かれているような気がします。原作ローハンの人々が普通に思っているようなことを体現しているというか。
だのにSEEでペレンノール戦闘シーンにわざわざ彼のアップを加えてるって、なんで?
ところで死者の道を行く一行はやはりメリーに黙って行ってしまったのでしょうか?映画の流れからするとお別れを言うひまはなさそうです。メリーはショックだったのではと妙に気になっていたのですが・・・。
蹴飛ばされた後、一人でずーっと怒ってましたし。そしてメリーは完全に無視してたし(笑)←かなり失礼だと思う(汗)
でも、確かにギャムリングは普通のローハン兵の代表だなあとは私も思います。
別にジョッキを蹴飛ばされてなくても、普通のローハンの男はホビットのことを笑うのでしょうね。
(でもあのギャムリングの笑いにはかなり毒を感じる私・・・やっぱり根に持ってると思うのですが(笑))
>だのにSEEでペレンノール戦闘シーンにわざわざ彼のアップを加えてるって、なんで?
そもそもスタントだったのにPJあたりに気に入られて名前付きの役になったそうですよね、ブルース・ホプキンズ。あのアップは彼への「ごくろうさん」という気持ちなのかなあとか思ったりしてました、私は。
>ところで死者の道を行く一行はやはりメリーに黙って行ってしまったのでしょうか?
そうそう、あれはひどいなーと私も思ってました!
でも、アラゴルンたらセオデンにすら何も言わなかったっぽいし(セオデンに挨拶くらいしていいと思うのですが・・・(汗))、レゴラスとギムリにも内緒で出て行くつもりだったのですから、当然メリーとお別れしてる暇はなかったのかもしれませんね。
原作ではメリーとの別れの場面とか、アラゴルン優しくて良かったのに、残念です。