原作読書、モリアを通り抜け、ガンダルフは落っこち、ロリアンに入り、水鏡直前まで進みました。(奥方が用意して、これからフロドとサムが覗くところ。「多分そんなこってしょう」はまだです(笑))
まずモリアですが、結構映画に影響されて思い違いしているところがあるなあと認識(汗)
フロドが刺された槍ですが、トロルじゃなくてウルク(大きめオーク)だったんですね。いや、映画みたいなトロルとの大立ち回り?がなかったのは記憶していたのですが。
確かに、いくらミスリルを着てたって、トロルにさされたんじゃ、別の原因で死亡しそう・・・内臓破裂とか(汗)
それから、ガンダルフはバルログと対決した初っ端にグラムドリング壊れちゃってたんですねえ。杖も砕けてたし。(はっ、アングマールの魔王に杖を砕かれたのはここのシーンの代わり? でも相手はマイアじゃないし、ガンダルフ白になってるし・・・やっぱ変(汗))
でも、そうしたら「二つの塔」での回想?で出てきた「切ったり突いたり」(違ったかな(汗))というのはどうやってやってたんでしょうかガンダルフ・・・(汗)
そして、以前指輪サイトのBBSでちょっと話題に出ていた、映画の「ここから先は剣は役に立たん」という台詞、確認した時には原作では言ってないと思ってたんですが、もうちょっと前のほうで言ってましたね。
ただ、原作では前述のように実際剣は役に立たなかったわけですので、やっぱり映画でガンダルフがしっかりグラムドリング使ってたのは変かも・・・(汗)
ガンダルフが落ちたところから仲間たちが嘆くところまでは、映画はなかなか良かったなあと、原作を読んでいても思います。強いて言えば、一旦逃げておきながら戻ろうとして暴れているギムリが不自然なんですけど・・・(汗)
ガンダルフが落ちたところからスローモーションになり、美しい少年のコーラスとソプラノの音楽も素晴らしいし、ようやく明るいところに出てこられたのにガンダルフはいない、というのが、視覚・聴覚ともに感じられて、映像ならではの強みを感じますね。
アラゴルンの「Sam, on your feet」と言いながらサムを立たせるところも好きだし、ボロミアの「もう少し休ませてやれ」もいいですし。あの場面は、ガンダルフまた出てくるとわかっていても泣けてしまいますねえ。
原作では「皆泣き崩れました」と一言で終わっているのが、またストイックでいいのですが。灰色港の別れもそうなんですよねえ。
続いてロリアンに突入、ですが、ニムロデルの歌にしんみりしてしまうのはトールキンアンサンブルの影響でしょう(笑)AT DAWN IN RIVENDELLに入っているニムロデルの歌は名曲です!
そして、ハルディアたちに遭遇した時、「あなたたちの息なら暗闇でも射ることができる」と言われて思わず口を押さえ、その後も「大きな息を立てないように」気をつけてエルフたちについていくサムがもうか~わ~い~い~! という感じですね(笑)
そして、目隠しをいやがるギムリのために「全員で目隠ししよう」と提案するアラゴルンの大岡裁き?は素晴らしいなあと改めて思いました(笑)
ガラドリエルのギムリへの言葉にもちょっと感動。ギムリの感動も今までになくわかるような気がしましたし、そんなギムリがエルフへのわだかまりを捨てた(完全にではないとしても)のも、レゴラスがギムリに心を開いたのもなんだか今までになく理解できたような気がしました。以前はレゴラスとギムリが急に仲良くなるのが不思議でならなかったですが。
それにしても、「終わらざりし物語」を読んだ後に読むと、「ガラドリエルって全盛期のドワローデルフを見てるんだよなあ・・・(すげえ・・・(汗))」となんだか圧倒されてしまいます(笑)
で、ロリアンなんですが、原作のロリアンの描写はとにかく美しいですねえ。黄金の木の葉と銀の幹の森、金色のエラノールと青いニフレディルがちりばめられたケリン・アムロスの丘。トールキンの情景描写の美しさに酔いしれる場面ですね。
モリアの後にロリアン、黒門前の後にイシリアンとか、トールキン自身も殺伐とした場面の後には美しい自然を書きたくなったんじゃないかなーと思ったりして。
映画のどこかほの暗いロリアンのイメージもありだとは思うのですが、原作どおりに映像化したロリアンも見てみたかったかな。
ちなみに、アラゴルンが「現し身としては二度と戻ることはありませんでした」なんて書いてあったものだから、初読時にはアラゴルン途中で死ぬのかと思ったものです(笑)
まあ、思いっきり長生きするのを知っていたとしても(笑)それでも二度とロリアンに戻ることはなかったんだなあと思うと、ちょっぴり悲しい気持ちになります。FotR SEEのガラドリエルの「お別れですエレスサール」という言葉を思い出したり。映画では実際ガラドリエルともあそこでお別れでしたからね・・・
それにしても、どうしても映画と比べながら原作を読んでしまうことに気がついたり(汗)仕方ないことながら、もっと純粋に原作読書を楽しめないものか、と思ったりもするのでした。今回はムリかな~。
まずモリアですが、結構映画に影響されて思い違いしているところがあるなあと認識(汗)
フロドが刺された槍ですが、トロルじゃなくてウルク(大きめオーク)だったんですね。いや、映画みたいなトロルとの大立ち回り?がなかったのは記憶していたのですが。
確かに、いくらミスリルを着てたって、トロルにさされたんじゃ、別の原因で死亡しそう・・・内臓破裂とか(汗)
それから、ガンダルフはバルログと対決した初っ端にグラムドリング壊れちゃってたんですねえ。杖も砕けてたし。(はっ、アングマールの魔王に杖を砕かれたのはここのシーンの代わり? でも相手はマイアじゃないし、ガンダルフ白になってるし・・・やっぱ変(汗))
でも、そうしたら「二つの塔」での回想?で出てきた「切ったり突いたり」(違ったかな(汗))というのはどうやってやってたんでしょうかガンダルフ・・・(汗)
そして、以前指輪サイトのBBSでちょっと話題に出ていた、映画の「ここから先は剣は役に立たん」という台詞、確認した時には原作では言ってないと思ってたんですが、もうちょっと前のほうで言ってましたね。
ただ、原作では前述のように実際剣は役に立たなかったわけですので、やっぱり映画でガンダルフがしっかりグラムドリング使ってたのは変かも・・・(汗)
ガンダルフが落ちたところから仲間たちが嘆くところまでは、映画はなかなか良かったなあと、原作を読んでいても思います。強いて言えば、一旦逃げておきながら戻ろうとして暴れているギムリが不自然なんですけど・・・(汗)
ガンダルフが落ちたところからスローモーションになり、美しい少年のコーラスとソプラノの音楽も素晴らしいし、ようやく明るいところに出てこられたのにガンダルフはいない、というのが、視覚・聴覚ともに感じられて、映像ならではの強みを感じますね。
アラゴルンの「Sam, on your feet」と言いながらサムを立たせるところも好きだし、ボロミアの「もう少し休ませてやれ」もいいですし。あの場面は、ガンダルフまた出てくるとわかっていても泣けてしまいますねえ。
原作では「皆泣き崩れました」と一言で終わっているのが、またストイックでいいのですが。灰色港の別れもそうなんですよねえ。
続いてロリアンに突入、ですが、ニムロデルの歌にしんみりしてしまうのはトールキンアンサンブルの影響でしょう(笑)AT DAWN IN RIVENDELLに入っているニムロデルの歌は名曲です!
そして、ハルディアたちに遭遇した時、「あなたたちの息なら暗闇でも射ることができる」と言われて思わず口を押さえ、その後も「大きな息を立てないように」気をつけてエルフたちについていくサムがもうか~わ~い~い~! という感じですね(笑)
そして、目隠しをいやがるギムリのために「全員で目隠ししよう」と提案するアラゴルンの大岡裁き?は素晴らしいなあと改めて思いました(笑)
ガラドリエルのギムリへの言葉にもちょっと感動。ギムリの感動も今までになくわかるような気がしましたし、そんなギムリがエルフへのわだかまりを捨てた(完全にではないとしても)のも、レゴラスがギムリに心を開いたのもなんだか今までになく理解できたような気がしました。以前はレゴラスとギムリが急に仲良くなるのが不思議でならなかったですが。
それにしても、「終わらざりし物語」を読んだ後に読むと、「ガラドリエルって全盛期のドワローデルフを見てるんだよなあ・・・(すげえ・・・(汗))」となんだか圧倒されてしまいます(笑)
で、ロリアンなんですが、原作のロリアンの描写はとにかく美しいですねえ。黄金の木の葉と銀の幹の森、金色のエラノールと青いニフレディルがちりばめられたケリン・アムロスの丘。トールキンの情景描写の美しさに酔いしれる場面ですね。
モリアの後にロリアン、黒門前の後にイシリアンとか、トールキン自身も殺伐とした場面の後には美しい自然を書きたくなったんじゃないかなーと思ったりして。
映画のどこかほの暗いロリアンのイメージもありだとは思うのですが、原作どおりに映像化したロリアンも見てみたかったかな。
ちなみに、アラゴルンが「現し身としては二度と戻ることはありませんでした」なんて書いてあったものだから、初読時にはアラゴルン途中で死ぬのかと思ったものです(笑)
まあ、思いっきり長生きするのを知っていたとしても(笑)それでも二度とロリアンに戻ることはなかったんだなあと思うと、ちょっぴり悲しい気持ちになります。FotR SEEのガラドリエルの「お別れですエレスサール」という言葉を思い出したり。映画では実際ガラドリエルともあそこでお別れでしたからね・・・
それにしても、どうしても映画と比べながら原作を読んでしまうことに気がついたり(汗)仕方ないことながら、もっと純粋に原作読書を楽しめないものか、と思ったりもするのでした。今回はムリかな~。