ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

リューベック名物マルチパン

2005年09月29日 | 旅行
旅行記久々です。まだ終わってないんですよ、実は(笑)
今回で一応リューベックは終わりですが。
リューベックはマジパン(ドイツ語ではマルチパンというらしいです)が名物だそうで、ニーダーエッガーというお店がブライテ通りの市庁舎の向かいにあって、いつも観光客で賑わってます。
この写真はそのニーダーエッガーのショーウィンドー。よくわからないかもしれませんが、これ全部マジパンで出来てます。
店内でホルステン門を象ったものとか売ってましたが、かなり良いお値段でしたよ・・・このディスプレイはいったいいくら分かしら、と思ってしまいました(汗)
結構クセがあって美味しくないという事前情報もあったのですが、思ったよりも美味しかったです。普通にお土産に出来ますね。チョコでコーティングしてあるやつが一般的でおいしいかも。果物の形をしたやつなんかもお土産には面白いです。ちょっとベタベタになっちゃうんですけど・・・(汗)味はokですが。
ニーダーエッガーには「マルチパントルテ」という、マジパンでできたケーキがあったらしいのですが、「・・・甘そう・・・」と思って食べるのやめました(汗)
マジパン風味の紅茶やチョコレートドリンクもあって、買ってみたのですが、これはあんまり美味しくないですね~(汗)マジパンの薬臭いような風味のみが残っているという(汗)
マルチパンリキュールなんかもありました。リキュールは買わなかったんですが、たまたまリキュール入りのチョコを間違えて買ってしまって。これはまあまあでしたが、リキュールとしてはかな~り甘いですね(汗)
そんなわけで、まだこれからハンプルクに移動するというのに、お土産をたいがいここで買ってしまったので、荷物重くて大変でした・・・(笑)
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チャーリーとチョコレート工場(ネタバレ)

2005年09月29日 | 映画
月曜に地元で見てきました。
なかなか楽しかったです。が、期待しすぎてたのかな、そんなに「ものすごく面白かった」とか、「最高!」という感想にはなりませんでした。
でも、後からじわじわと「やっぱ良かったなあ」という気になって来ましたけど。

期待していたほどではなかったのには、大きくは2つほど理由があったと思います。

その1:銀河ヒッチハイクガイドを観た直後だった(笑)
いや、他にもこういう感想の人がいたので、やっぱそうだよなあと。
結構笑いの傾向が似ているので、よりインパクトがあって大人向けな「銀河ヒッチハイクガイド」を観た後だとちょっとテンションが落ちてしまかったなあと・・・
これから両方とも観に行く予定の方には、「チョコレート工場」を先に見ることをオススメします。まあ、「銀河ヒッチハイクガイド」は早く行かないと終わっちゃいそうですが・・・(汗)

でも、なんだかんだ言って結構笑えたんですけどね。「ヘアクリーム」とかの小ネタも(笑)一番ウケたのは、リスがくるみを選別している様でしたが。じーっと耳を澄まして音聴いてるのが最高!(笑)あり得なくて(笑)
ベルーカの脳みその音を聴いてるのもかわいかったな~。
あのリスたち、かなりの部分をホンモノのリスを調教して使っていると知ってびっくりでした! リスの調教なんて出来るんだ~!
それから、なんと言ってもウンパ・ルンパでしょう!
ダンスはそこそこ笑える程度でしたが(でもシンクロナイズドスイミングはかなりおかしかった・・・(笑))、ウンパ・ルンパの国にいる頃の、カカオを崇める儀式なんかおかしかったですね。どうやって話通じてんだか、のウォンカさんと酋長?の会話もおかしかった(笑)
そして、女装して秘書になってたりするあたりでかなり「ウッ」と来て、ヘビメタウンパ・ルンパの登場には大ウケでした~(笑)あれ最高!
余談ですか、あの時の曲はクイーン風だったそうですが・・・そうだったかなあ?(汗)
精神科医が一番ウケましたね~(笑)
そして、最後がウンパ・ルンパのナレーションで締め、というのもとても効いてました。なんだかすっかりウンパ・ルンパがいとおしくなってしまいましたよ(笑)

その2:思ったよりもひねりのない、真っ当なストーリーだった
これは事前情報でなんとなく予想がついてたんですが。悪ガキたちはひどい目に逢い、貧しくて平凡だけれど心のきれいなとっても良い子のチャーリーに最後に幸運が、というあたりとか。
まあ、児童文学なんだよなあ・・・とか、書かれたのはかなり昔だし・・・と思わなくもないのですが、もっと昔に書かれたトールキンの「ホビット」やC.S.ルイスの「ナルニア」、同時代かと思いますが「グリーン・ノウシリーズ」などはもっとひねりがあったけどなあ・・・

ただ、この映画は私的には工場めぐりが終わってからが面白かったです。
原作読まないで、結末を知らないで観に行って良かったなあと思いました。
この物語、良い子のチャーリーが主人公とするととてもひねりがないんですが、実はウォンカさんが主人公なんだ、ということに気がつくと、ちょっと面白くなります。
だいたいチャーリーは最初から愛情に包まれた良い子で、この物語中特に成長しません。そのあたりが面白くないところでもあるんですが、その人間ができたチャーリーによってウォンカさんが成長する話なんだ、ということになると、話が違って来ると思います。
父親と断絶し、スパイに裏切られ、人間嫌いになって自分ひとりで好き勝手に生きてきたウォンカさん。そのウォンカさんが突然淋しさを感じて(しかも自分で淋しいことに気がついてない)、跡継ぎを求めるけれど、真っ当な心を持ったチャーリーに拒絶され、すっかり調子を崩してしまう。
その自分の気持ちのもやもやの正体を知りに、チャーリーに会いに行ってしまうウォンカさんがかわいい(笑)
父親との再会はちょっと感動的でしたね。リー様良い役でした! ただ、もしかしてコメディやってくれるのかなと期待してたんですが・・・まあ良い役だったからいいです!
チャーリー視点ではなくウォンカさん視点で見ると、最後の「皆で幸せに暮らしました。めでしためでたし」も、ありきたりなハッピーエンドでつまらん、というものにはなりませんでした。これはポイント大きかったと思います。
まだまだ団欒に慣れてないけど、ウォンカさんなりに一生懸命馴染もうとしている様がかわいかったですね~。やっぱりジョニー・デップはいいなあ。
団欒と言えば、チャーリーの4人の祖父母が良かったですねえ。ジョーおじいちゃんはもちろんですが、二人の優しいおばあちゃんもいいし、憎まれ口を叩いてばかりだけど実は優しいジョージおじいちゃんも良かったし。皆ボケ加減なところがまた良い(笑)
バケット家のあり得ない貧乏ぶりもほど良い感じで描かれていてGOODでした(笑)そのあり得ない貧乏ぶりの中で描かれるから、家族の優しさも素直に見られたような気がします。このあたりティム・バートンはやっぱり上手いなあと思いました。(原作どおりという話もあるので、原作のおかげかもしれませんが)
そして、チャーリーを演じるフレディ・ハイモアが素晴らしかったですね。一つ間違えば嫌味になりかねない良い子のチャーリーを、本当に自然に素直に演じていてぴったりでした。この子、「ネバーランド」でも思ったけれど、演技しているように見えないのがすごいと思います!
映画では、敢えてチャーリーは控えめにしたらしいのですが、彼の存在感だからこそできたことじゃないかと思いますね~。

とまあ、今ひとつ面白くなかった理由とともに、でも面白かったところも述べてしまったのですが(笑)
あと、ティム・バートン作品としては、「ビッグ・フィッシュ」ほどではないけれど、かなりおとなしめでしたよね。ブラックなテイストが少なめで。
そのあたりが、「最高!」というほどではなかったのと、「銀河ヒッチハイクガイド」にインパクトで負けた部分だったかもしれません。
それから、私甘いものそんなに好きでもないし。いや全然嫌いではないんですが、別腹になるほどは好きじゃないんで。晩御飯食べた後だったので、全くチョコレート食べたい気分にはなりませんでした。
だいたいオーガスタスの食べ方の汚さでもう食欲なくなるし。チョコレートの川の上を舟が渡っているのもどうも食欲を失せさせました・・・
でも、ただの板チョコがそんなに美味しいなら、一度食べてみたいものですが(笑)
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さかもとえいぞう 魅惑のメタルショー 05.09.25 初台DOORS & 練馬悩殺倶楽部(DVD)

2005年09月29日 | 音楽(主に日本のHR?)
日曜に英三さんのライヴに行って来ました。と言っても、二部の練馬しか見なかったんですが(汗)
しかし、台風で大雨かと思ってたのに、さすが晴れ男英三さん、雨降りませんでしたね~。すごいです(笑)
今年二回目の練馬、相変わらずゆるゆると笑わせてもらいました。ロナルドの穴を埋めるべく、ベースだけでなくダンサーとしても活躍していた大久保さんおかしかった(笑)
サポートかと思いきや、最近半分練馬のメンバーになりかかっているVIGILANTEの海野さんのまったり加減もツボでございます(笑)
そう言えば村上宏之さんのブログを最近読んだのですが、練馬の時のあの輝くような笑顔は、営業スマイルなどではなく、本当に楽しくて笑っているんだということが判明してちょっと感動しました(笑)
なんでずっと練馬にいるのか、わざわざタンバリン叩くために秋葉原にイベントにまで出てくるなんて・・・と謎だったんですが、練馬が楽しくてやってるんですね。それが分かって嬉しかったですね。
海野さんも、なんだかんだと練馬楽しいんじゃないですかね。とDVDのステーキ試食を見て思いました(笑)
なんだかライヴの感想があんまり出てこないなあ・・・(汗)

そうそう、対バンのHELLENのヴォーカルの市村タカアキさんが、歌が上手くていいなあと思ったんですが、声も歌い方も、にこにこしたルックスもどこか気さくなキャラクターも、黒豹の元ヴォーカル秦勇に似ていることに気付いてしまった・・・
ちょっと萌え(笑)
秦勇どうしてるかなあ・・・

で、会場で販売していたDVD「練馬悩殺倶楽部」見ました。
いやー、面白かったです(笑)
普通に「美しが丘」のPVが一番面白かったなあ(笑)
大の男たちがスタジオで演奏してるだけのPV・・・(笑)
そして、別画面で、なぜか熊野市のスナックでベースを弾いている大久保さんもウケた~(笑)一緒に映ってるスナックのママも笑えた(笑)
歌詞もはじめて知ったし。あんな面白い歌詞とは知りませんでした(笑)特に「セルライトをラードに変える」がかなりウケてしまいました・・・(笑)営団とか都営とか、相変わらずローカルだし。というか営団地下鉄は今は東京メトロなんだけど・・・(汗)
次に面白かったのは永野さんの「男の料理教室」かな。
何が面白かったって、ジョージ、海野さん、ヒロさんというメンバーが和気藹々と試食している様が良かったです(笑)
海野さん、練馬楽しいんだな~と思いました(笑)
他にも面白いのたくさんありましたが。英三さんが日大ニ高時代の思い出を語ってたのとか。次回の多磨霊園ロケも楽しみ(笑)
ただ花火をバックに歌っていた大久保さんの「ジャックナイフ」PVもちょっと面白かった・・・あれってもしかして熊野花火大会なのでは(笑)

とまあそんなわけでやっぱり練馬はいいなあと。
12月のライヴでは練馬はやらないのかな? という雰囲気ですが、次のDVDが12月発売とかどこかで言ってたので、DVDだけでも出るのかな。楽しみです。
コメント (2)
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「ロード・オブ・ザ・リング」というタイトルのこと

2005年09月29日 | 指輪物語&トールキン
いきなりですが、前から気になっていた話を。
「ロード・オブ・ザ・リング」を略して、よく「ロード」と呼ばれていますが、世界でも、この作品のタイトルの「ロード」にあたる部分が略称になっている国は日本くらいなのではないかと思います。普通は「リング」の方が略称にされますよね。
これには日本特有の理由があると思うんですよね。ということで勝手に解説してみたりして(笑)
まず、日本語はだいたい言葉や名前を略す時に言葉の頭から略しますよね。アントンがトニーになったり、そういう後を略すということは日本ではまずないのではないかと思います。
それに加えて、「ロード=Lord」という言葉の語呂の良さもあると思います。
何よりも、このLordという英語が、日本ではあまり認識されていない単語だというのがあるような気がします。
Lordという言葉、他の言語ではたいてい、英語だと「ミスター」を意味する単語と同じ単語になっています。それか、「王」ですね。
もし、タイトルが「ミスター・オブ・ザ・リング」とか「キング・オブ・ザ・リング」だったら、言葉のインパクト的に「リング」の方が使われていた可能性はあるかな、と思います。語呂の問題もあるし。
というか、そもそも語呂が良いから、トールキンもLordを使ったんでしょうしね。
あと、これはかなり重要なポイントだと思うのですが、日本では「リング」というと、どうしても貞子が出てくる映画のイメージが強いですからね~(笑)実はこれが本当の理由なのかもしれません(笑)

さて、そうなると、今度は映画の邦題が「ロード・オブ・ザ・リング」となった理由について考えてしまいますね。
まあ「リングス」じゃないのは語呂の問題でわからないでもないんですけど、それよりも既に「指輪物語」というタイトルがあるのに、敢えて「ロード・オブ・ザ・リング」にした理由が気になりますね。
まあ、横文字カタカナの方が「ハリウッド大作」ってイメージがあるからかな・・・(汗)「指輪物語」は確かに地味かもしれません。
それに、あの映画は「物語」という雰囲気とはちょっと違う気もします。瀬田貞二氏の柔らかな言葉で訳されている邦訳は、まさに「物語」という感じですが・・・
本当は、「指輪物語」という訳も適切ではないのかもしれませんね。「物語」というと、おとぎ話のようなイメージですが、本当はもっと叙事詩とかそういうイメージですもんね。そう思うと、北欧のどこかの国で「指輪のサーガ」というタイトルになっているのはかなり適切かな、とも思います。

そうすると、今度は「指輪物語」になった理由も気になるのですが・・・
小説の場合、カタカナ横文字はあり得ない選択だったでしょう。後は、原題に忠実に「指輪の王」と訳す選択肢もあったと思います。韓国は「指輪の帝王」になってるみたいですね。
でも、本棚に並んでいるタイトルを観た時、「指輪物語」の方が「指輪の王」よりも「読んでみたい」という気持ちになるなあと思います。ファンタジーに興味のある人には、「指輪物語」の方がはるかにとっつきやすいし、出会うきっかけになると思います。私は実際にタイトルしか知らない状態で読み始めたので、この「指輪物語」というタイトルの吸引力は実感しているつもりです。

というわけで、タイトルにも適材適所?があるかなあと思ったりしますね。
でも、映画が「ロード・オブ・ザ・リング」で良かったのかどうかにはやや疑問が残りますが・・・
とりあえずタイトル長くて打ち込むの面倒だし(汗)私、日記でもサイトでもほとんど「ロード・オブ・ザ・リング」という言葉を使ってないので、「ロード・オブ・ザ・リング」で検索してもサイトもブログも全然出てきません(笑)
今日はたくさん書いたから、しばらくはこれでブログは出てくるかな(笑)
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