ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

空から見たリューベック

2005年09月22日 | 旅行
リューベック最終日には、塔からリューベックの街が見渡せるという聖ペトリ教会に行きました。街中を散々歩いた後に、高いところから見下ろすのって好きです。あ、あそこ行った! とか思うのが楽しいので。
聖ペトリ教会は、塔の高さだけは聖マリーエン教会にひけを取らない教会です。どうも現在は教会としては使われていないような雰囲気でした。エレベーターであっという間に塔の上まで連れて行ってくれます。
いや、かなりの高さで、オックスフォードの聖メアリー教会の塔なんてかわいいもんですね。ドイツの教会の塔って高いものなんでしょうか。ハンプルクでも聖ミヒャエル教会の塔が展望台になっていました。
朝一番だったせいか、人はまばらでじっくり見られました。が、曇っていたこの日はメチャクチャ寒くて、長袖を1枚羽織っているくらいでは耐え難いほどの寒さでした・・・

まずは聖マリーエン教会の方向を。やっぱりでかすぎです、マリーエン教会。この教会のおかげで、ブッデンブロークハウスもブルク門もトラーヴェミュンデの方角も一切見えません(汗)

聖マリーエン教会から川沿いにちょっと目を移すと、伝統的な赤レンガの建物が並んでいる区域になります。こうやって上から見ると、どのあたりが昔の面影を残しているのかもよくわかりますね。

工事中のホルステン門とリンデン・プラッツと駅方面。私が泊まったホテルもこの方角ですが、残念ながら見えませんでした。ホルステン門の左手前が14世紀の塩の倉庫の建物です。

ホルステン門の東側の運河。写ってませんが、この運河沿いも結構古い建物があって情緒があります。

都合により360°パノラマではないのですが(笑)ぐるっと戻ってきて市庁舎とマルクと広場。左手前の近代的な建物が景観ぶち壊しでございます・・・

とまあしばし遠景を眺めて楽しんでました。
一番印象的だったのは、360°街の周囲が森に囲まれていたことですね。地平線?は森で緑にかすんでました。森の国なんだなあ、と思いました。
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ペール・ギュントの旅

2005年09月22日 | ミュージカル・演劇
市村正親さんのソロパフォーマンスに行って来ました。市村さんの出演作品には当たり外れもあるのですが(汗)一応見に行くことにしてます。
昔ファンクラブはいろうとしたことがあるのですが、あまりに会費が高くて断念・・・今はその時よりは随分安くなりましたが(それでも普通よりは高い)、機会を逃した感があるのでもう入りませんが。
今回の作品は、イプセンの戯曲「ペール・ギュント」を元に、シャルル・アズナブールの楽曲を使ってミュージカル仕立てで演じると言うものでした。有名なグリーグの曲や、ノルウェー民謡なんかも使われてました。
率直な感想はというと、市村さんのファンには、小さな空間で存分に市村さんが見られて美味しいと思うのですが、ファンじゃないと難しいかなあと・・・(汗)
私はそこそこファンなので、そこそこ楽しみましたが(笑)
作品的にはどうかなーと思いましたね(汗)シャルル・アズナブールの曲があの物語に合っているとはあまり思えなくて・・・まあ私シャンソン特に好きじゃないというのもあるとは思うんですが。
むしろグリーグの曲の良さを再確認したりして。しかし「アニトラの歌」を、「わたし~の~名前~は~アニト~ラ~よ~♪」なんて歌ってたのはかなり笑えたのですが、どうも笑うところではなかったらしく誰も笑ってなかったので我慢しました・・・(汗)
アンビョルグ・リーエンのハーダンガーフィドルのアルバムで聞いていたノルウェー民謡が使われたのも良かったです。
話の内容は、今回初めて「こんなだったんだ」と知ったんですが、あんまり・・・かな(汗)主人公が荒唐無稽な旅をしながら自分自身と向き合う、という意味では「キャンディード」に似てたかな。主人公のキャラクターがちょっと違いましたが・・・いや純粋で愚かというところは共通してたかも。
まあ、市村さんのダンスや演技のテクニックは充分楽しめましたし、最初の方では市村さんが今まで演じた役のダンスをちょこっとずつ披露する場面もあって、まさにファンサービスの舞台かな、と思いました。
一番の収穫は、今までグリーグの曲でしか知らなかった「ペール・ギュント」について色々知ったことでしょうか・・・(笑)
イプセンの戯曲にグリーグが曲をつけたものだってことも初めて知りましたし。しかもグリーグは最初乗り気でなくて、おそらく経済的な理由から渋々取り掛かったらしいとか。
そうそう、この舞台ではグリーグの「ペール・ギュント」の中の「ソルヴェイグの歌」が何度も流れたのですが、この曲、高校の時に下校の音楽に使われてたんですよね。(渋い選曲・・・)
実はこの下校の音楽、途中で赤ん坊の泣き声が聞こえることがあるという曰く付きのもので、テレビで紹介されたこともあったらしいです。全然知らなかったけど。
私は一度も泣き声を聞いたことはなかったんですが、一度だけ、どこか違う教室で泣き声を聞いたらしい女の子たちの悲鳴を聞いたことはありました。時と場所によって聞こえ方が違うのがかえって怖かったりして・・・
そのちょっと怖い思い出の曲が、原曲よりもさらに怖い?フルート1本の演奏で流れていて、なんだか怖い舞台を見ている気分でした・・・(笑)
そうそう、シャルル・アズナブールがまだ存命だったと知ったのも驚きでした~。クリストファー・リー様よりも一つ年下なのね・・・
そのシャルル・アズナブールが、映画「魔の山」に出ていたというのもびっくり。見たことあるけど記憶ないなあ・・・何の役だったんだろう? ちょっと検索して調べてみましたがよくわかりませんでした。ペーペルコルンじゃないかなーという気はするのですが。
とまあ関係ないことも色々と面白かったです(笑)
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指輪で英語ヒアリングのお勉強・・・

2005年09月22日 | 指輪物語&トールキン
昨日、「ドラゴン桜」のマンガを借りて読んでいたら、英語のヒアリングのことが書いてあって、ふむふむ、と読んでました。他の話は、今から大学受験する予定はないので「ふーん」だったんですが、いきなり切実な話に(笑)
人間の脳は言葉を全て聞き取っているわけではなくて、7割くらいしか聞いてなくて、後は補足してるんだ、という話には頷けるものがありました。どういう状況かわかってる場合は、聞き取れる率が随分違って来るんですよね。
で、ヒアリング上達には、聞いてるだけではダメだ、と。聞いてるだけだと、テレビゲームをやってるのと同じで脳が動いてないんだそーです。で、わからない英語はただ念仏のように通り抜けていくだけなんだそうな。これはかなり身につまされるものがありました(笑)
では、ヒアリングの上達の秘訣は? というと、音読なんだそーです。しかも、先生の後について繰り返すのが一番いいんだそうで。
えー、そんなものなの? とやや疑問はありますが、現に聞いてるだけで何も進歩してないので、まあ試してみてもいいかな、と。
来年のトロントのミュージカルに向けて、ラジオドラマでヒアリングの勉強をしようと思ってたんですが、ラジオドラマはテキストがないので、音読できないですよね。
映画のDVDを英語字幕にしながらというのはできるかな、と思いました。あれ、一時停止にしたら字幕見えないんでしたっけ・・・?(汗)
でも、どうせなら原作読みたいかな、と急に思って、朗読CDをamazonで探してみました。
そうしたら、安い方のアメリカ版ってもうユーズドしか扱ってないんですね~(汗)カセットならあるみたいですが・・・
ユーズドも出てるんですが、定価より高いユーズドってなんか納得できないんですよね(笑)トールキンアンサンブルなら買っちゃいますが、ユーズド出ませんねえ・・・
イギリス版なら普通にあるようなんですが、アメリカ版より1万円も高い・・・(汗)ユーズドよりも高いし(汗)
しかも、発送まで5~8週間かかるんだそうな。そんなことしてたらFotRサントラボックスが発売になっちゃってますます聴けないですがな(汗)それにちゃんと入手できるかどうかも怪しいしなあ・・・
なんて考えていてふと思い出しました。そうだ、トールキンの朗読CD買ってなかったんだよなと。
トールキンが読んでいるのは「ホビット」の暗闇の謎問答の章と、「指輪」の詩をうくつか、「トム・ボンパディルの冒険」だそうです。原書を読むには物足りないけど、「ホビット」もアラン・リーの挿絵入りハードカバー持ってることだし(笑)短くてむしろ丁度いいかな、ということで、買ってしまいました。24時間以内発送なのでもうすぐ来るでしょう。
クリストファー氏朗読の「シルマリル」は聞いてもさっぱりわからないと思いますが・・・(汗)
これを全部聞けたら(シルマリル以外(汗))本編にも挑戦しようかなと・・・無理かな~(弱気)
コメント (2)
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