聖マリーエン教会の向かい側には、いよいよメング通りの家、ブッデンブロークハウスがあります。が、メング通り側の扉は締め切りなので、一度ブライテ通りに出てからメング通りに向かいます。
メング通りに差し掛かると、もうすぐに白亜の正面が見えています。
このメング通りの家も、第二次大戦の時の空爆で破壊されたのだそうですが、この正面は残っていたのだそうです。丈夫だったんだなー(笑)
扉の上には、ちゃんとAnno Dominus Providebitの文字も!
正面が破壊されなかったとは言え、結構新しそうな字でした。記念館になる前は銀行だったといいますし、後から書き加えたのかもしれません。
しかし、メング通りの家ってこんなに小さかったのか・・・? という疑問も。(いや一般的には全然小さくないですが、もっと大きなイメージなんですよね・・・)
まあ、その疑問は次回におくとして、とにかく中に入ります。
入ってすぐの玄関ホールの向こうに売店があり、そこで入場券も購入します。そして、売店の奥のガラスの扉を通って中へ。
なのですが、ここであることに気付いてしまいました。
売店に入る前に、地下に下りる階段があって、地下にコインロッカーとトイレがあるんですが・・・ここのトイレ、もしかして入り放題では(汗)
ということに気づいた為、貴重なトイレポイントとして使わせていただきました・・・とこっそりご報告(汗)
さて、中に入ると、1階には写真と説明文の展示があります。トーマス・マンと兄のハインリッヒ・マン、その一族の歴史が、トーマス&ハインリヒ兄弟の祖父母の代から、子、孫の代に渡るまで展示されています。
英語の説明文もありましたが、何しろ大量なのと、結構たくさん人がいて、皆熱心に読みふけっていたので、あまり説明文は読みませんでした(汗)
でも、貴重な写真がたくさんあって「ほほう」でしたねえ。
「ブッデンブローク家の人々」のハンノの祖父母のモデルの、トーマス・マンの祖父母の写真、そしてトーマスのモデルの父親の写真には思わず見入ってしまいました。
コンズルは本当に頬髯を生やしていて、想像通りのルックスでびっくりでした! エリーザベト夫人のモデルの方は、思ったよりも田舎っぽい感じだったかな・・・なんだか勝手にフランス風な容姿を思い浮かべていたみたいで(汗)
トーマス・マンの母親、ユリア・ダ・ブルーンスの写真がなかったのが残念でした。どんな人なのかすごく興味あったのですが・・・
あと、「ブッデンブローク」ファンとしては、トーニやクリスチアンのモデルの方の写真も見たかったなあ。
トーマス・マンの子供時代のリューベックの写真もとても興味深かったですね。
その後のミュンヘン時代やアメリカ時代などは、不勉強でよく知らないのですが(汗)トーマス・マンの家族の写真がたくさん見られて面白かったです。
マン家の家系図なんかもあって、これも面白かったですねえ。
充実した展示を見た後、階段で中二階へ。ここはなぜかアンデルセンの展示と、シュールな似顔絵の展示がありました。
そしてさらに上に上がって二階です。後ろ3分の2くらいは真ん中あたりに事務所らしきスペースが囲ってあってちょっと狭くなっていますが、両脇に色々と展示がありました。各国語の本とか(岩波文庫の「ブッデンブローク家の人々」もありました。なぜかとても真新しいのが(笑))、マン家で使われていた銀器や食器などが。
メング通りの家の見取り図?と思われるものもありましたが、これについては次回で。
そして、メング通りに面した部分は、風景の間を模したインテリアで飾られた2部屋になっていたのですが・・・こんなに狭いわけないよなあ・・・(汗)
窓際では、馬車が通り過ぎる音なんかが効果音で流されていたりしましたが(笑)
それでも、ちゃんと格子の後の暖炉(の絵(汗))があったり、ハンノがクリスマスプレゼントにもらったフィデリオの舞台装置があったり(紙芝居みたいなちゃちいやつでしたが(汗))、オルガンがあったりしたのはちょっと嬉しかったですね。
オルガンの上の楽譜は「トリスタンとイゾルデ」になっているという芸の細かさ(笑)まあ、「トリスタンとイゾルデ」はハンノが弾いたんじゃないですが・・・
さらに上に3階もあるのですが、残念ながら入れないようになっていました。
というわけで、じっくりと楽しんだ後は再び1階の売店へ。
なんだか朗読CDなんだかドラマCDなんだか、なものがたくさんあって、「これ日本じゃ買えないよなあ・・・」と理性が狂いそうになりましたが、ドイツ語わかるわけないし、何が入ってるかも今ひとつわからんし、というわけで断念しました(笑)
「ブッデンブローク家の人々」と「魔の山」の原書にもかなり惹かれたのですが、ドイツ語全然読めないし、だいたいこんな重いもの持って帰るの面倒だしなあ、とこれも断念しました。
・・・が、最終的に現金が余ったので、理性が狂ってハンブルクで買っちゃったんですけどね、結局は(笑)
まあ、岩波文庫版で、トーニが「熊さんとか八っさんとかおっしゃるのよりはずっといいですわ」と言っていたのが一体なんて言っていたのか、という疑問は解けましたけど(笑)「HinzとかKunzとか」と言ってたんですね~。
トーニの綴りがTonyだったのもびっくりでしたし。Toniだと信じてました・・・
次回はブッデンブロークハウスの間取りの謎について、です。いや大したことは書きませんけど・・・(汗)
メング通りに差し掛かると、もうすぐに白亜の正面が見えています。
このメング通りの家も、第二次大戦の時の空爆で破壊されたのだそうですが、この正面は残っていたのだそうです。丈夫だったんだなー(笑)
扉の上には、ちゃんとAnno Dominus Providebitの文字も!
正面が破壊されなかったとは言え、結構新しそうな字でした。記念館になる前は銀行だったといいますし、後から書き加えたのかもしれません。
しかし、メング通りの家ってこんなに小さかったのか・・・? という疑問も。(いや一般的には全然小さくないですが、もっと大きなイメージなんですよね・・・)
まあ、その疑問は次回におくとして、とにかく中に入ります。
入ってすぐの玄関ホールの向こうに売店があり、そこで入場券も購入します。そして、売店の奥のガラスの扉を通って中へ。
なのですが、ここであることに気付いてしまいました。
売店に入る前に、地下に下りる階段があって、地下にコインロッカーとトイレがあるんですが・・・ここのトイレ、もしかして入り放題では(汗)
ということに気づいた為、貴重なトイレポイントとして使わせていただきました・・・とこっそりご報告(汗)
さて、中に入ると、1階には写真と説明文の展示があります。トーマス・マンと兄のハインリッヒ・マン、その一族の歴史が、トーマス&ハインリヒ兄弟の祖父母の代から、子、孫の代に渡るまで展示されています。
英語の説明文もありましたが、何しろ大量なのと、結構たくさん人がいて、皆熱心に読みふけっていたので、あまり説明文は読みませんでした(汗)
でも、貴重な写真がたくさんあって「ほほう」でしたねえ。
「ブッデンブローク家の人々」のハンノの祖父母のモデルの、トーマス・マンの祖父母の写真、そしてトーマスのモデルの父親の写真には思わず見入ってしまいました。
コンズルは本当に頬髯を生やしていて、想像通りのルックスでびっくりでした! エリーザベト夫人のモデルの方は、思ったよりも田舎っぽい感じだったかな・・・なんだか勝手にフランス風な容姿を思い浮かべていたみたいで(汗)
トーマス・マンの母親、ユリア・ダ・ブルーンスの写真がなかったのが残念でした。どんな人なのかすごく興味あったのですが・・・
あと、「ブッデンブローク」ファンとしては、トーニやクリスチアンのモデルの方の写真も見たかったなあ。
トーマス・マンの子供時代のリューベックの写真もとても興味深かったですね。
その後のミュンヘン時代やアメリカ時代などは、不勉強でよく知らないのですが(汗)トーマス・マンの家族の写真がたくさん見られて面白かったです。
マン家の家系図なんかもあって、これも面白かったですねえ。
充実した展示を見た後、階段で中二階へ。ここはなぜかアンデルセンの展示と、シュールな似顔絵の展示がありました。
そしてさらに上に上がって二階です。後ろ3分の2くらいは真ん中あたりに事務所らしきスペースが囲ってあってちょっと狭くなっていますが、両脇に色々と展示がありました。各国語の本とか(岩波文庫の「ブッデンブローク家の人々」もありました。なぜかとても真新しいのが(笑))、マン家で使われていた銀器や食器などが。
メング通りの家の見取り図?と思われるものもありましたが、これについては次回で。
そして、メング通りに面した部分は、風景の間を模したインテリアで飾られた2部屋になっていたのですが・・・こんなに狭いわけないよなあ・・・(汗)
窓際では、馬車が通り過ぎる音なんかが効果音で流されていたりしましたが(笑)
それでも、ちゃんと格子の後の暖炉(の絵(汗))があったり、ハンノがクリスマスプレゼントにもらったフィデリオの舞台装置があったり(紙芝居みたいなちゃちいやつでしたが(汗))、オルガンがあったりしたのはちょっと嬉しかったですね。
オルガンの上の楽譜は「トリスタンとイゾルデ」になっているという芸の細かさ(笑)まあ、「トリスタンとイゾルデ」はハンノが弾いたんじゃないですが・・・
さらに上に3階もあるのですが、残念ながら入れないようになっていました。
というわけで、じっくりと楽しんだ後は再び1階の売店へ。
なんだか朗読CDなんだかドラマCDなんだか、なものがたくさんあって、「これ日本じゃ買えないよなあ・・・」と理性が狂いそうになりましたが、ドイツ語わかるわけないし、何が入ってるかも今ひとつわからんし、というわけで断念しました(笑)
「ブッデンブローク家の人々」と「魔の山」の原書にもかなり惹かれたのですが、ドイツ語全然読めないし、だいたいこんな重いもの持って帰るの面倒だしなあ、とこれも断念しました。
・・・が、最終的に現金が余ったので、理性が狂ってハンブルクで買っちゃったんですけどね、結局は(笑)
まあ、岩波文庫版で、トーニが「熊さんとか八っさんとかおっしゃるのよりはずっといいですわ」と言っていたのが一体なんて言っていたのか、という疑問は解けましたけど(笑)「HinzとかKunzとか」と言ってたんですね~。
トーニの綴りがTonyだったのもびっくりでしたし。Toniだと信じてました・・・
次回はブッデンブロークハウスの間取りの謎について、です。いや大したことは書きませんけど・・・(汗)