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ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

トラーヴェミュンデへ

2005年09月12日 | 旅行
さて、リューベック到着2日目には、日帰りでトラーヴェミュンデに行くことにしました。
「ブッデンブローク家の人々」でトーニやハンノの思い出の地となり、実際にトーマス・マンも愛した海水浴場のリゾートです。
リューベックからトラーヴェミュンデに行くには、列車、バス、運河を通る遊覧船、という3つのルートがあります。
運河好き(笑)としては遊覧船にもおおいに惹かれましたが、ここはバスで往復を選びました。なぜなら、トーニもハンノも(そしてきっと幼少のトーマス・マンも)、ブルク門を通って馬車で行くルート、おそらくバスと同じルートでトラーヴェミュンデに行っていたからです。
トラーヴェミュンデまでのバスや列車乗り放題、遊覧船や博物館等が割引になる「ハッピーカード」というのが5ユーロで売っていたらしいのですが、バスは往復で4.1ユーロなので、トラーヴェミュンデ往復だけならカードを買う必要はなかったです。
ホテルがバスターミナルの近くだったので、バスターミナルから30番のバスに乗りました。40番などのバスもトラーヴェミュンデに行くようですが、路線図を見たら30番の方が海岸沿いを通るようなので、30番に乗りました。だいたい30分ごとくらいに出ていました。
バスは、ホルステン門の傍を通り、旧市街に入りますが、ブライテ通りの中心部あたりは車両通行止めなため、川沿いをぐるっと回ってベッカー街で曲がり、ブライテ通りに合流します。トーニやハンノが通ったコースでないのがちょっと残念?
やがてブルク門を通り抜け、市街へ。ブルク門の北側は、今でもわりと高級住宅街なようでした。学校なんかもありましたね。
少し行くと、左手に墓地が。おお、ここが「ブルク門の外の墓地」なのでは! ということで帰りに寄ることに決定(笑)
そのまましばらく行くと、商店街&住宅街の並ぶ通りに。カイの家があったのはこのあたりだったかもなあと想像してみますが、もう全く面影はありませんでした。
小説の記述では、途中で渡し場を舟で渡るようになっていますが、今ではしっかり立派な橋がかかっていてそこを通過。
しばらくして海が見えてきておお、と思います。教会が出て来て、ここが「」だなあと感動。結構古い家並みが続いていていい雰囲気でしたが、残念ながら体力不足でゆっくりと歩き回れませんでした・・・
「」を出ると、小説のとおりだと、シュワルツコップの親方の家があった「表通り」に出るはずなのですが、この表通りも車両通行止めなため、残念ながら海沿いを離れ、陸側にルートは逸れます。
高層リゾートホテル「マリティム」の傍で一旦止まったあと、終点の駅前へ。
駅前でバスを降りると、おお、海岸が見えます!
砂浜に出る手前に煉瓦敷きのプロムナードがあって、ベンチもところどころにあってちょっと一休みできます。
まだ朝10時前で、海水が冷たいためか、観光客はほとんどみかけられず・・・
海岸に並ぶ籐椅子は、お金を払えば座れるのですが、結局座りませんでした。
トーマス・マンは、こういう海岸の椅子に座って執筆するのが好きで、周囲の家族連れの賑やかな声にもまったく邪魔されずに書くことができたのだとか。
海の水は、港がそばにあるにしては綺麗でした。そして、メチャクチャ冷たかった~!
こうして見ると、どこの海だかわかりませんが(汗)バルト海だと思うとなんとなく「おお」と思ってしまいましたね(笑)
日が高くなるにつれ、日差しは強くなりましたが、ちょっと日陰に入れば風はとても涼しく、明るい海を見ながらぼーっとするには最適の気候でした。
また、人が増えてくると、あちこちでベンチに座ってただだらだらしている人がいたので、心置きなくのんびりできました。
海を見ていると、気持ちいいですよね。いつまででも眺めていられそうです。
別に綺麗な海なら沖縄でも伊豆諸島でも見られるけど、日本の夏は暑いですもんね、ということで・・・(笑)あ、北海道があるか。
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LotRで英語力はupするのか?

2005年09月12日 | 指輪物語&トールキン
指輪にハマって、これまでの生涯で初めて、真剣に「英語ができたらなあ」と思うようになりました。
HoMEシリーズなど未邦訳書籍は宝の山なのに英語が読めなければまさに豚に真珠(汗)
頑張ってこつこつ読めば読めるのかもしれませんが、何年かかるんだかわからないし、正直なところ、ある程度面白くないと読みたいという集中力が出ないんですよね~(汗)
HoMEシリーズでは「The End of Third Age」だけ持ってますが、幻のエピローグは、比較的簡単な英語だったことと、内容に引き込まれたので読み通せましたが、他の部分はちょっと読んで挫折してます(汗)
今は完全に他力本願で、ご自分でHoMEシリーズを読んでらっしゃるえるさんのブログに頼ってます。今読んでらっしゃるのは「The History of the Lord of the Rings」で、いよいよ旅の仲間が裂け谷を出発するあたりになって、原作同様ますます面白くなって来ました!
とまあ、自分で読めないので他人様に頼るしかない現状なのですが・・・
LotRシンフォニー情報、ミュージカル情報などは、日本語サイトでupしてくださるところがまずないので、自力で情報を得なければならず・・・と言ってもほぼTORnを読んでるだけなのですが、それだって英語苦手なので一苦労です。正直なところ、コンサート、サントラ、ミュージカル関連以外の記事は読んでません・・・読む気力が出ないんですよね~。
ニュースすら読めないんだから、文学なんかますます読めっこないや、ともう諦め気味です・・・
私はよくアメリカだのイギリスだの行くので、英語ができると勘違いされていることも多いのですが、ほんっとーに英語はできません(汗)言葉ができなくても旅行できるノウハウを掴んでしまっているだけなんです(汗)私が喋る英語聴いたら笑いますよ~。
興味だけはあって、スペイン語とか勉強したこともあるのですが、どうも語学の才能がないらしく、全くモノになりませんでした・・・英語と同じく、ある程度のレペルまで行くと壁に突き当たってしまうようです。
よく、「学生時代もっと英語やってれば・・・」という声を聞きますが、私は結構マジメにやってました! 今喋れないのはマジメにやってなかったからではなく、才能がないからだと断言できます(笑)
それでも、詰め込み受験英語だろうと、単語をたくさん覚えたことは少しはプラスになってると思いますが。(文法は全然ですが・・・(汗))
スペイン語も、英語ほどではないけれど、多少単語を覚えたことは良かったと思ってます。ほとんど使えませんけどね(汗)
話がちょっと逸れているようですが(汗)そんなわけで英語ができない私なのですが、よく、好きな映画を何回も字幕なしでみたり、好きな小説を英語で最後まで読み通すと英語力が着く、とか聞きます。
残念ながら原作を英語で読み通すのは全くできていないのですが(汗)映画に関しては、3作とももう字幕見ないで何度も見てます。
その結果、英語できるようになってるかというと・・・まあなってないですね、あんまり(汗)
映画の台詞は大分聞き取れるようになって来てはいます。(それでも全部は無理・・・(汗))「ここはこういう意味だ」とわかって聴くと、細かい単語まで聞こえて来るものなのですね。
しかし、それでヒアリング力がついたかというと、あんまり、ですね(汗)全くサラの状態で聞いた英語は、もうさっぱり聞き取れませんから・・・(汗)
リチャード・ロスの一人芝居も、映画のとおりの台詞は聞き取れましたが、アドリヴの台詞は全く聞き取れませんでしたね(汗)
旅行に何度も行くと、決まったシチュエーションの言葉は聞き取れるようになって来ます。たとえばスーパーで買い物した後に「Do you need a bag?」なんて聞かれること、最初は「???」でしたが、慣れてくると、「こう言ってるのでは」という推測とともに聞くことで、ちゃんと聞き取れるようになって来るんですね。(というか、こんな簡単な言葉すら普通には聞き取れないんですね~(汗))
今回初めて行ったドイツでも、ドイツ語はさっぱりなのですが、朝食の時に「なんとかかんとかtrinken?」と聞かれると、飲み物を何にするか聞かれてるんだな、ということはわかるようになりました。もうほとんどテレパシーですね(笑)
おそらく、「映画を何度も見ると英語力がつく」というのは、普通の会話をしている映画であてはまるのではないかと・・・。LotRの英語は、日常会話で同じようなフレーズが出てくることが、ないことはないと思いますが、そんなにないですよね、多分(汗)
もしLotRで英語をマスターできたとしても、おそらくは時代劇で日本語を覚えた人みたいになるのでは・・・(笑)
原作を読むことに関しては、試みていもいないのでなんとも言えませんが、私の場合はあんまり英語力に繋がらないような気がします・・・(汗)
ただ、ラジオドラマを聴いていて思ったのですが、ストーリーをあらかじめよく知っている場合は、結構「今どんな話になっているのか」が聞き取れるものなんですね。ちょっと原作から逸れるともう聞き取れなくなってしまってましたが(笑)
それを考えると、台詞だけでなく、人物も見えれば舞台装置もある指輪ミュージカル、All英語でも、なんとか話にはついて行けるかな、という自信?はつきました。
今は、指輪ミュージカル鑑賞に向けて、できるだけ原作の原文の台詞に聴きなれておきたいな、と思ってます。ラジオドラマをじっくり聴き直したりとか。
この努力が少しは英語力のupにつながればいいんですけどねえ・・・(溜息)
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