さて、リューベック到着2日目には、日帰りでトラーヴェミュンデに行くことにしました。
「ブッデンブローク家の人々」でトーニやハンノの思い出の地となり、実際にトーマス・マンも愛した海水浴場のリゾートです。
リューベックからトラーヴェミュンデに行くには、列車、バス、運河を通る遊覧船、という3つのルートがあります。
運河好き(笑)としては遊覧船にもおおいに惹かれましたが、ここはバスで往復を選びました。なぜなら、トーニもハンノも(そしてきっと幼少のトーマス・マンも)、ブルク門を通って馬車で行くルート、おそらくバスと同じルートでトラーヴェミュンデに行っていたからです。
トラーヴェミュンデまでのバスや列車乗り放題、遊覧船や博物館等が割引になる「ハッピーカード」というのが5ユーロで売っていたらしいのですが、バスは往復で4.1ユーロなので、トラーヴェミュンデ往復だけならカードを買う必要はなかったです。
ホテルがバスターミナルの近くだったので、バスターミナルから30番のバスに乗りました。40番などのバスもトラーヴェミュンデに行くようですが、路線図を見たら30番の方が海岸沿いを通るようなので、30番に乗りました。だいたい30分ごとくらいに出ていました。
バスは、ホルステン門の傍を通り、旧市街に入りますが、ブライテ通りの中心部あたりは車両通行止めなため、川沿いをぐるっと回ってベッカー街で曲がり、ブライテ通りに合流します。トーニやハンノが通ったコースでないのがちょっと残念?
やがてブルク門を通り抜け、市街へ。ブルク門の北側は、今でもわりと高級住宅街なようでした。学校なんかもありましたね。
少し行くと、左手に墓地が。おお、ここが「ブルク門の外の墓地」なのでは! ということで帰りに寄ることに決定(笑)
そのまましばらく行くと、商店街&住宅街の並ぶ通りに。カイの家があったのはこのあたりだったかもなあと想像してみますが、もう全く面影はありませんでした。
小説の記述では、途中で渡し場を舟で渡るようになっていますが、今ではしっかり立派な橋がかかっていてそこを通過。
しばらくして海が見えてきておお、と思います。教会が出て来て、ここが「」だなあと感動。結構古い家並みが続いていていい雰囲気でしたが、残念ながら体力不足でゆっくりと歩き回れませんでした・・・
「」を出ると、小説のとおりだと、シュワルツコップの親方の家があった「表通り」に出るはずなのですが、この表通りも車両通行止めなため、残念ながら海沿いを離れ、陸側にルートは逸れます。
高層リゾートホテル「マリティム」の傍で一旦止まったあと、終点の駅前へ。
駅前でバスを降りると、おお、海岸が見えます!
砂浜に出る手前に煉瓦敷きのプロムナードがあって、ベンチもところどころにあってちょっと一休みできます。
まだ朝10時前で、海水が冷たいためか、観光客はほとんどみかけられず・・・
海岸に並ぶ籐椅子は、お金を払えば座れるのですが、結局座りませんでした。
トーマス・マンは、こういう海岸の椅子に座って執筆するのが好きで、周囲の家族連れの賑やかな声にもまったく邪魔されずに書くことができたのだとか。
海の水は、港がそばにあるにしては綺麗でした。そして、メチャクチャ冷たかった~!
こうして見ると、どこの海だかわかりませんが(汗)バルト海だと思うとなんとなく「おお」と思ってしまいましたね(笑)
日が高くなるにつれ、日差しは強くなりましたが、ちょっと日陰に入れば風はとても涼しく、明るい海を見ながらぼーっとするには最適の気候でした。
また、人が増えてくると、あちこちでベンチに座ってただだらだらしている人がいたので、心置きなくのんびりできました。
海を見ていると、気持ちいいですよね。いつまででも眺めていられそうです。
別に綺麗な海なら沖縄でも伊豆諸島でも見られるけど、日本の夏は暑いですもんね、ということで・・・(笑)あ、北海道があるか。
「ブッデンブローク家の人々」でトーニやハンノの思い出の地となり、実際にトーマス・マンも愛した海水浴場のリゾートです。
リューベックからトラーヴェミュンデに行くには、列車、バス、運河を通る遊覧船、という3つのルートがあります。
運河好き(笑)としては遊覧船にもおおいに惹かれましたが、ここはバスで往復を選びました。なぜなら、トーニもハンノも(そしてきっと幼少のトーマス・マンも)、ブルク門を通って馬車で行くルート、おそらくバスと同じルートでトラーヴェミュンデに行っていたからです。
トラーヴェミュンデまでのバスや列車乗り放題、遊覧船や博物館等が割引になる「ハッピーカード」というのが5ユーロで売っていたらしいのですが、バスは往復で4.1ユーロなので、トラーヴェミュンデ往復だけならカードを買う必要はなかったです。
ホテルがバスターミナルの近くだったので、バスターミナルから30番のバスに乗りました。40番などのバスもトラーヴェミュンデに行くようですが、路線図を見たら30番の方が海岸沿いを通るようなので、30番に乗りました。だいたい30分ごとくらいに出ていました。
バスは、ホルステン門の傍を通り、旧市街に入りますが、ブライテ通りの中心部あたりは車両通行止めなため、川沿いをぐるっと回ってベッカー街で曲がり、ブライテ通りに合流します。トーニやハンノが通ったコースでないのがちょっと残念?
やがてブルク門を通り抜け、市街へ。ブルク門の北側は、今でもわりと高級住宅街なようでした。学校なんかもありましたね。
少し行くと、左手に墓地が。おお、ここが「ブルク門の外の墓地」なのでは! ということで帰りに寄ることに決定(笑)
そのまましばらく行くと、商店街&住宅街の並ぶ通りに。カイの家があったのはこのあたりだったかもなあと想像してみますが、もう全く面影はありませんでした。
小説の記述では、途中で渡し場を舟で渡るようになっていますが、今ではしっかり立派な橋がかかっていてそこを通過。
しばらくして海が見えてきておお、と思います。教会が出て来て、ここが「」だなあと感動。結構古い家並みが続いていていい雰囲気でしたが、残念ながら体力不足でゆっくりと歩き回れませんでした・・・
「」を出ると、小説のとおりだと、シュワルツコップの親方の家があった「表通り」に出るはずなのですが、この表通りも車両通行止めなため、残念ながら海沿いを離れ、陸側にルートは逸れます。
高層リゾートホテル「マリティム」の傍で一旦止まったあと、終点の駅前へ。
駅前でバスを降りると、おお、海岸が見えます!
砂浜に出る手前に煉瓦敷きのプロムナードがあって、ベンチもところどころにあってちょっと一休みできます。
まだ朝10時前で、海水が冷たいためか、観光客はほとんどみかけられず・・・
海岸に並ぶ籐椅子は、お金を払えば座れるのですが、結局座りませんでした。
トーマス・マンは、こういう海岸の椅子に座って執筆するのが好きで、周囲の家族連れの賑やかな声にもまったく邪魔されずに書くことができたのだとか。
海の水は、港がそばにあるにしては綺麗でした。そして、メチャクチャ冷たかった~!
こうして見ると、どこの海だかわかりませんが(汗)バルト海だと思うとなんとなく「おお」と思ってしまいましたね(笑)
日が高くなるにつれ、日差しは強くなりましたが、ちょっと日陰に入れば風はとても涼しく、明るい海を見ながらぼーっとするには最適の気候でした。
また、人が増えてくると、あちこちでベンチに座ってただだらだらしている人がいたので、心置きなくのんびりできました。
海を見ていると、気持ちいいですよね。いつまででも眺めていられそうです。
別に綺麗な海なら沖縄でも伊豆諸島でも見られるけど、日本の夏は暑いですもんね、ということで・・・(笑)あ、北海道があるか。