ネット上、私の「定家」のご感想が書かれているみたい。
ご感想はご自由で、どんどんお書きいただいて結構。
でも、誤解や見間違いをされていると
みのさんの朝ズバ じゃないが~~
ほっとけない!
私、そういう性分(たち)なので・・・・・
「定家」の最後の型について、少し説明しておきます。
通常は正面から見て左側の塚の柱の廻りを二回廻ります。
しかし、私は能夫初演の型、八の字の無限大をイメージして . . . 本文を読む
老いてきたのか~
加齢症候群か?
昔は激しい運動すると、その晩とか、翌朝に
「う~~? 身体が重いなあ!」
と、感じていて、二日後には回復していたが~
最近はちょっと違う
粟谷能の会はメチャクチャ疲れたが
その疲れが、翌日から、
二日後、三日後と、長く続きそうで
今疲れはピークです。
背中と腰はパンパンに張って
足のふくらはぎが痛いよ~~
なんで?
あ!
あの後シテの切る足、というか執心で . . . 本文を読む
昨日は雨模様の中、粟谷能の会へお越しの皆様には
ご来場篤く御礼を申し上げます。
私、『定家』を一応、粗相なく勤めることが出来まして
今は、ほっと~一安心、安堵感で一杯です。
そして、54歳で『定家』に挑められる、現在の喜多流の環境にも
感謝しています。
父の言葉
「芸は盗むもの!
なんて言うが、盗むなんて言葉が悪いよ
黙って頂戴する・・・」
私のお気に入りの言葉。
つまり、真似ることが大事な . . . 本文を読む
雨ですね~
私、雨男と言われたこともありましたが・・・
今日は『定家』だから~雨なのかも
『定家』の後場に
ワキ 「朝(あした)の雲」
シテ 「夕べの雨と」
と掛け合いの謡がある
これは「巫山の雲雨」の故事。
四川省の高唐という揚子江沿いのリゾート地に遊んだ
楚の懐王が昼寝をしていると、
夢の中に一人の婦人が現れ、
契りを交わした。
そして婦人は
「私は、巫山の南、高丘の崖にあって
朝 . . . 本文を読む
昨日は粟谷能の会の申合でした。
『定家』は1時間20分かかりましたから、
本番はたぶん2時間に届いてしまうかもしれません。
長時間の演能で、動きが少なく退屈かもしれませんが
現代語訳した資料を予めお読みいただき、舞台をご覧いただければ
物語の進み具合がお判りになると思います。
こちらから
定家 現代語訳
午後は中野の本家で、『定家』と『鞍馬天狗』の二曲を装束出しがあり
写真の紅無唐織を前シテを . . . 本文を読む
7日(日曜日)は雨模様だそうです。
あ~粟谷能の会へご来場戴く方々には、
悪天候の中、ご足労いただくことになりそう。
雨・・・・・
『定家』と雨は無関係じゃないなあ~
北国の僧が京都に来て、突然時雨にあう。
『定家』の前シテ・式子内親王の霊が、
僧を留めるために、雨を降らしているのかも・・・・
「一味御法の雨のしただり、皆潤いて草木国土悉皆成仏・・・」
と、読経によって雨が降って~
式子内親 . . . 本文を読む
能の貴重な音楽や動画は以前は
カセットテープレコーダーとビデオはベータ(ソニー)だった。
ベータテープはVHSに押され、ダメになりそうなので
私も途中からVHSに変更した。
カセットテープはテープが伸びて聴けなくなるというので
デジタル化なんていう言葉に踊らされMDに替え、
すべてのテープをMDに変換しテープは廃棄してしまった。
そのMDを・・・・
「これ聞いて下さい」
と渡したら、
「ブ . . . 本文を読む
バンクーバーオリンピックも終わり
さあ、いよいよ今週末、3月7日は粟谷能の会です。
私は『定家』を披きます。
私の歳(54歳)で『定家』を勤められるのは幸運で名誉に思っています。
久しぶりに、オリンピックの晴れ舞台に出るような、
そんな新鮮な気持ちです。
『定家』は未知の世界ですので、超緊張していますが、
日頃の稽古の成果が充分出せるようにと精一杯頑張り勤めますので
応援よろしくお願い申し上 . . . 本文を読む
「長島茂の会」の番組チラシには演能する写真が記載されているが
その写真に私のが使われたことが何度かある。
しかし、直面物となると・・・・
今年予定されている『安宅』はもちろん直面もの、弁慶さんだ。
そこで、わざわざ撮影の為に装束を着けて撮影することになった。
装束は粟谷家のものなので、ちょっと気になり撮影現場を覗いてみた。
カメラマンは喜多流シテ方の金子敬一郎氏
彼の準備した撮影機材はもう . . . 本文を読む