大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

藤田早苗講演会

2016-07-03 20:06:14 | 
富山大学で緊急ミニ研究会「世界は日本のメディア状況をどう見ているのか」があり講師は、待望の藤田早苗さんでした。
午前中は、富山国際大学の学生に講義をされ、11の大学や各地の市民団体でも講演されるようです。
ドイツのニュールンベルク裁判所の資料館では、東京裁判の様子や従軍慰安婦のことも展示され、若い人たちに史実を伝える歴史教育が成果をあげているそうです。日本に東京裁判の資料館があるでしょうか。教科書から、慰安婦問題の記述が削除されています。学ばない日本の留学生は海外にでるととてもギャップがあるそうです。
イギリスのBBCは、年間2万円ぐらいの視聴料をとっています。国会ニュースのみしているチャンネルや、ニュースウオッチのチャンネルがあり、100人集めて党首を呼んで討論しているそうです。
BBCがデモで包囲されたこともきちんと放映するそうで、NHKとは違います。
国連特別報告者デビッド、ケイがようやく来日し、日本の報道の独立性に対する重大な脅威を警告しました。高市発言の問題、放送4条改定すべき、自民党改憲案21条への制限の問題、記者クラブは解体すべき。
フランク・ラ・ルーのビデオが心に残りました。
「基本は公開であり、誰でも情報にアクセスできなければなりません。ジャーナリストは特にそうです。
公の情報は公共財だと認識すべきです。公の情報は市民に属するのです。ポケットににしまい込んで隠す人には属さないのです。秘密保護は人々の利益に対立するもので、本質的に反民主主義です。」
本当に危険な自民党改憲案。これが実施されないよう、安倍暴走を選挙で止めたいものです。
コメント
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