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樋口英明裁判長にこそ国民栄誉賞を

2014-05-27 22:22:49 | 政治
大飯裁判は、歴史に残る素晴らしい判決でした。日本の「司法は生きている」という思いにさせ、中京大の武田教授がこの裁判長にこそ国民栄誉賞を与えるべきだと言われたことに、大賛成です。
京都大の小出先生のように、ずっと下済みだったそうですが、日本人全体の命を守ろうとした歴史に残るお仕事をされたのです。
「原発は、電気をおこすだけのもので、人格権を超える価値をほかに見出すことはできない。」
「豊かな国土とそこに国民が根を下して生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である。」気高い見識です。
この言葉をもとに、私たちは日本の政治をしていきたいものです。最近、栃木、茨城を旅する機会がありましたが、美しい自然が汚されたことに怒りと悲しみを持ちました。豊かな国土を決して汚してはいけないのです。豊かな国土こそ国富だとしみじみ思いました。
最近公開された吉田書簡では、衝撃の事実が次々と出ています。「9割の人が吉田所長のいうことを聞かず逃げ出した。もちろん保安院も。レスキュー隊も誰も助けに来なかった。その中で、間組の人が唯一助けてくれた。」原発はとうてい人間が処せるものではないのだということがわかります。
秘密保護法が施行されれば、二度と事故を起こさないために役立つこのような調書が永久に秘密になってしまいます。
「汚染水はコントロールされている」とうそを言い、法学部を出ているのに、立憲主義を理解せず、堂々と、改憲をせず、解釈改憲で国民を戦争に動員しようとし、大切な税金を国民のために使わず、ミャンマーをはじめ外国に何十兆円もまき散らし、0.1%のための政治をしている品格の劣る安倍首相に暗い気持ちにさせられていた現在、真に素晴らしい日本人がいたことに感動しました。
歴史に残る仕事はどちらでしょう。
いよいよ、国民も目覚め始めました。安倍さんの支持率が45,6%と最低になりました。
アメリカが衰退し、ロシアと中国が連携する時代、中国や韓国と仲良く外交努力により、戦争を防ぐことが大切です。一刻も早く安倍さんにはやめてほしいものです。
コメント (2)
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