「内側から見た世界銀行28年」の副題のように、著者はイタリア出身でアメリカの大学で活躍する教授の夫と暮らしながら、世界銀行に勤務し国際公務員として中南米やモ-リタニアの発展のために尽くした女性である。
発展途上国のさまざまな問題に取り組む中で、またキャリアの向上を目指す中で、女性ということで大きな壁に何度もぶちあたる。挫折も何度も経験するが、それもたくましく乗り切って世界的に活躍する。
夫の母の89歳の誕生日に、二人でギリシャを訪問する。急な階段でも息も切らないであがったという。ほんとに元気な母。このように生きたいものである。彼女の母も「いつも美しいものに囲まれて生きなさい」と言い続けたそうである。彼女も母の言葉に影響されて生活したから、とてもセンスのよい住まいになったことだろうう。後年、彼女は、彫刻の製作に熱中し、ついに作品は、キュ-バに飾られた。
世界を目指した、スケ-ルの大きい生き方を選んだ初期の女性は、苦難の歴史だったのだなと思う。
発展途上国のさまざまな問題に取り組む中で、またキャリアの向上を目指す中で、女性ということで大きな壁に何度もぶちあたる。挫折も何度も経験するが、それもたくましく乗り切って世界的に活躍する。
夫の母の89歳の誕生日に、二人でギリシャを訪問する。急な階段でも息も切らないであがったという。ほんとに元気な母。このように生きたいものである。彼女の母も「いつも美しいものに囲まれて生きなさい」と言い続けたそうである。彼女も母の言葉に影響されて生活したから、とてもセンスのよい住まいになったことだろうう。後年、彼女は、彫刻の製作に熱中し、ついに作品は、キュ-バに飾られた。
世界を目指した、スケ-ルの大きい生き方を選んだ初期の女性は、苦難の歴史だったのだなと思う。