今,年8%の目覚しい成長ぶりとIT企業の躍進で、世界中から注目をあびているインド。しかし、この本を読んで、苦悩するインドの「影」と今が具体的によくわかった。さすが何度もインドを訪問している作者のことはある。
9割が親から紹介される見合い結婚とか、親にばれなければひそかに牛肉を食べているヒンズ-教徒とかはおもしろかった。
土間で寝ているという農民の超悲惨な生活や都市のスラム街の子供たち、電気や水道もないというインフラ整備の遅れ、ダリッドと呼ばれるカ-スト最底辺の悲惨な生活に苦しむ人々に心痛んだ。
優遇枠制度でカ-スト最底辺の人々にも有名IT 大学への入学保障や議会への参加を開いている政策は、学力がなくて退学になるとか学力レベルが下がるとか、カ-ストがわかってしまうとかの新しい問題をもっているらしい。義務教育の徹底とか、識字率の向上とかイスラム教との対立とか課題も多いが、民主主義的な政治や外交のうまさで「より多くの人が参加できる繁栄する」新しいインドを早く切り開いていってほしい。
9割が親から紹介される見合い結婚とか、親にばれなければひそかに牛肉を食べているヒンズ-教徒とかはおもしろかった。
土間で寝ているという農民の超悲惨な生活や都市のスラム街の子供たち、電気や水道もないというインフラ整備の遅れ、ダリッドと呼ばれるカ-スト最底辺の悲惨な生活に苦しむ人々に心痛んだ。
優遇枠制度でカ-スト最底辺の人々にも有名IT 大学への入学保障や議会への参加を開いている政策は、学力がなくて退学になるとか学力レベルが下がるとか、カ-ストがわかってしまうとかの新しい問題をもっているらしい。義務教育の徹底とか、識字率の向上とかイスラム教との対立とか課題も多いが、民主主義的な政治や外交のうまさで「より多くの人が参加できる繁栄する」新しいインドを早く切り開いていってほしい。