85歳の認知症の母は、施設にお世話になっている。好きなおやつを持参して1週間に一回しか訪れれないが、訪れると本当にうれしそうに喜んでくれる。いつも5の位までの九九を言わせ、耳がよく聞こえるようになるというマッサ-ジを耳に施し、昔の話を楽しむようにしている。昔の父の名前や母の名前、仕事の話は本当によく覚えていると感心させられる。童謡を歌ったり、足のマッサ-ジをしたりもする。5月の頃、急に歩けなくなって車いすになってしまい、本当に悲しかったが、これらを続けているうちに、なんと歩けるようになったのである。皆さんもあきらめないで、励まし続けてあげてほしい。奇跡はおこるかもしれない。
最近は「明るく一瞬一瞬を生きなくちゃ。あんた、100歳まで生きてね。」と私に言う。「おっと、そうするとあなたは、126歳まで生きなくてはいけない計算になるよ。」と言うと、とても可笑しがった。母と二人、100歳まで生きようと励ましあうのも楽しかった。
最近は「明るく一瞬一瞬を生きなくちゃ。あんた、100歳まで生きてね。」と私に言う。「おっと、そうするとあなたは、126歳まで生きなくてはいけない計算になるよ。」と言うと、とても可笑しがった。母と二人、100歳まで生きようと励ましあうのも楽しかった。