「勇将の下に弱卒なし」の逆説を言えば「ぼんくらの下は弱卒ばかり」となろう。最近の弱卒ぶりを拾ってみた。
経済再生担当相は「取引金融機関から順守を働き掛けてもらうよう求める」とバカな発言をして撤回した。
行政改革相はワクチン不足を2カ月も隠蔽していたそうだ。
環境相は迷言が多いようで、最近のひとつに「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」と発言したとか。知らないのは発言した本人だけだ。
デジタル改革相は珍妙な言動のオンパレード。
会審議中にワニの動画を視聴していた。次はカバかね。
パンデミック下でのオリンピックの開催というモデルを作ることができる
のではないか」と発言。そんなモデルをだれがほしいか。
オリパラアプリ」の事業体に参加していたNECを「脅しておいたほうが
いい」と発言。これをパラハラといいますね。
産報告書に保有していたIT企業株を記載していなかった。「隠すつもりは
なかった」そうだが、何のつもりだったのですかね。
ほかにも総務相のNTTとの接待問題。五輪相のへなちょこな談話。
「ポストが人を作る」といっても時間がかかる。国の舵取りはそんな悠長では困る。官僚が下支えするはずだが、忖度、おべっか、鼻息をうかがうという腰巾着的では話にならない。ただ、こうなったのも官僚にとっての出世の妨げになる内閣人事局があるからだ。