本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

トランプ登場

2017-06-13 09:14:54 | Weblog
 ドナルド・トランプはあれよあれよという間に大統領になった。

 ニューヨーク5番街のトランプ・タワーは1983年の竣工とある。その年にNYCを訪れている。その時だったか、もっと後のことだったか、とにかくトランプ・タワーを見上げたものの、別段感慨もなかった。その不動産屋が大統領とは恐れ入った。
 
 今、『謀略の機影』というサスペンスものの翻訳本を読んでいる。平成5年(1993年)の発行の古本である。
 この中に情報提供者のこんなセリフがあった。「私が何者に見える。ジェームス・ボンドか?私は企業コンサルタントで、ほかの何者でもない。ドナルド・トランプについて知りたければ、下着のサイズまで教えてやる。毎日服用しているビタミン剤もな。だがFBIの捜査官となったらまるで分らん」

 大統領選に出る前のトランプに、私のように大多数の日本人は関心がなかっただろう。だが、アメリカ人にとっては小説に登場させるくらいだから注目されている人物だったといえる。下着のサイズなんぞ関心はないだろうが。
 一方、トランプの情報をつかんでいるようなFBIの捜査官の情報は分からんそうだ。そのFBIのコミー前長官とトランプはバトル中である。面白いね。

 本を読むと、他愛ないかもしれないが、こんなことにぶち当たる。