本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

いい加減な自治会

2017-06-11 09:17:15 | Weblog
 昨日は、自治会や振興協議会から抜けた話を述べた。ただ、どんな問題があるか触れなかった。そこを敷衍したい。
 
 各自治会には市から事務委託費が支給される。委託費は、均等割が約10万円、対象世帯割が2,300円となっている。さらに配布するための交通費もある。これによると、所属していた自治会ではほぼ100世帯数になるので年間30余万円になる。

 なお、事務委託といっても実質は月2回の広報紙を世帯に配布するだけだ。だからといって、自治会長が戸別に配るわけではない。地区を小割した班があって、そこの班長に世帯数分を渡すだけだ。

 委託費のことは市の委員をしていて時に市の職員から聞いて知った。
 ところが、自治会の決算総会に出席した時、この委託費等が収支決算に計上されていないことに気がついた。それを糺した。出席していた住民のほとんどは委託費の存在を知っていなかった。あまねく知らされていないのだ。

 自治会長の弁明によると、これは歴代の慣行で別預金口座に置いてあるという。いままでどんな使い道をしたのか知らないが、ある自治会の会長は孫が大学を卒業するまでやめられないと言ったとか。推して知るべし。
 さかのぼって使途を追及することはやめたが、総会の賛成を得て、次期決算では計上させることとした。
 その直後に自治会を脱会したので、決算書は見ていない。
 
 ついでに書けば、自治会をやめたあと市の広報紙は我が家に配布されなくなった。自治会加入者以外に配らないのであれば、市に届けている委託費の算定基準の世帯割数から我が家の1世帯分を減ずる報告をしなければならない。市に照会して得た回答では減らしていなかった。つまり、我が世帯分の事務委託費2,300円をネコババしていることになる。
 自治会とはいい加減なものですよ。
 
 広報紙はHPでも見られるので不自由はないけれど。
 次回は振興協議会について