本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

海外旅行に危険はつきもの

2013-09-13 09:15:33 | Weblog
 トルコで女子大生が襲われ死傷した。
 
 一般論でいえば、海外旅行は犯罪リスクが高いと認識しなければならない。
 比較的治安のよいこの国でさえ、怨恨や痴情やストーカーとは関係のない言わば通り魔的犯罪がある。島根の女子大生や三重の女子中学生の殺害事件などはそうではないのか。

 まして、外国では日本人は狙われやすいといわれている。特に若い女性はターゲットにされやすい。ルーマニアや豪州やその他でも被害者にされた事件があったはずだ。
 酷な言い方だが、ひと気のいない場所に踏み入れなければ、事件に巻き込まれなかったかもしれない。

 ところで、テレビのワイドショーでは、被害女性の中学時代からの生前の写真や書き物を次々と開示している。これはひどい。
 百歩譲って、加害者はどんな環境で育ってきたかというのであればわからないこともないが、被害者に生い立ちと事件の因果関係はない。
 死者のプライバシー権は確立していないと思うが、遺族は精神的苦痛を理由に慰謝料請求で訴えるべきだ。