木から落ちてタダの人

　猿は木から落ちても猿だが、議員は落ちればタダの人といわれる。

　民主の木はすべりやすいうえ、根元で落ちろとユサユサゆすったものだからぼたぼたと落ちた。
　もともと自民なる老木が倒れかけて日当たりがよくなったものだから民主の木は伸びすぎていたのだ。

　なかには、維新の木に飛び移った者もいて、落ちそうになりながら比例の枝に引っかかった者もいる。選挙戦術としては成功したろうが、そんなぶらさがり者は大成しないね。
　未来の木に飛びついた面々はほとんどずり落ちた。当然でしょう。その木はそもそも枯れ木みたいなものだもの。

　またまた、自民の木に新たに実がたくさんついた。語呂合わせで言えば、この木になる実は気になるね。