本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

旅番組

2012-12-01 10:00:37 | Weblog
 ヨーロッパの旅番組を観る。何から何まで観るわけではない。一度は出かけた所と縁がある番組に限っている。
 それを眺めていると、懐かしさが思い浮かぶのはほんの1割程度にすぎない。素晴らしい景観や由緒ある建造物を見逃しているのだ。
 一人旅はツアーバスなどと違って、観光スポットを巡る足の効率がわるい。時間との兼ね合いもある。言葉の不自由さもある。
 それでも、個人旅行は気ままでよい。

 先日、ポルトガルの旅番組があった。私もリスボンからコインブラ、ポルト、ナザレなど立ち回ったが、名所旧跡にとんと縁がなかった、
 記憶にあるのは、リスボンではカメラを置き忘れたこととファドがよかったこと。伝統らしく大勢のマントを羽織ったコインブラ大学の女子大生がまぶしかったこと。ポルトではランチにあれこれ注文すると、そんなに食べられないとウエイターに言われたこと。ナザレ近くの村のホテル代は千五百円、ディナー代7百円程度の安さだったこと。そんなもんだ。

 1640年の今日一日は、スペインから独立した日とある。