本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

落語を楽しむ

2012-12-03 09:38:49 | Weblog
 たまに、You Tube動画で落語を視聴する。ひとりでケラケラと笑っているが、誰かに見られたら気持ち悪がるだろう。
 落語は好きだが、若いころ、上野の「鈴本」に1回行っただけ。もっぱらテレビで視聴していた。そのテレビでも「日本の話芸」程度しかない。正月になれば初笑いとして演芸場からの中継はあるだろうけれど。

 演目の「粗忽長屋」を柳家小さん、10代目金原亭馬生、林家たい平の3人から聴いた。
 たい平は総じて若いから詰まることなく流暢に話すが味がない。
 小さんは人間国宝になった人物らしく、間の取り方といい、とぼけ方といいさすがだ。
 馬生は、親父古今亭志ん生のべらんめいと、弟志ん朝のじっくりぶりがミックスしている。この人、評価は高くないが、私はうまい落語家だと思っている。娘は池波志保である。

 時間つぶしには落語はよろしいようで。