本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

競馬場の出来事2

2012-12-12 13:55:48 | Weblog
 さて、オヤジさんは見ず知らずの若い男に1万円を貸した続きです。

 その若い男、これを買いましたと1-7の1点を見せた。
 ドロンしないのは感心だが、オヤジさんは「あれは、当たらんな」と私にこっそりささやいた。

 結果は1-7どんぴしゃり。3,300円の配当だから33万円をゲットした。
 その若い男は、助かりましたと13万円をオヤジさんに渡したのだ。オヤジさんは「なんで10万円貸せと言わなかったんだ」とぼやいた。
 見ず知らずの男に1万円を貸すほうもえらいが、13倍の恩返しも狂気というか侠気というか。

「お前は大した男だ」とオヤジさんは気を良くして、3人でタクシーに乗って銀座へ。
 高級天ぷら屋やら高級クラブやら、オヤジさんは10万円以上も散財したと思う。相伴にあずかった私は得をしました。