「天台宗・別格大本山笠森寺」通称 笠森観音へお参りに行ってきました。
その歴史は、784年伝教大師 最澄上人が開基されたと伝えられています。
笠森鶴舞自然公園の一角にあり、2004年の春にも訪れ今回で2度目の参拝です。
当日は生憎の天気でしたが、小雨に煙る観音堂の佇まいが妙に印象に残ったものでした。
その静寂な中に佇んでいる観音堂は「四方懸造」(しほうかけづくり)という建築様式。
巨大な石の上に建っています。基礎
履物を脱いで階段を、その基礎を見ながら上り詰めると観音堂に至る。
縁結びの神様、子育ての神様、家内安全の神様でもあるせいか、若い男女の姿が目に付きました。
今日は生憎の曇り空でのお参りでしたが、この静寂さが俗世を離れ暫し無の境地にたたせてくれました。