午後5時過ぎの富士です。
真っ白な富士も素敵ですが、夕焼けに浮かび上がった姿も格別です。
本日、窯出しした作品です。
手前は「はし置き」6枚。
ピンクの土に透明釉。
ひょうたんの皿は石膏型で形を作ったもので釉薬は赤油滴天目。
写真でははっきりしませんが、油が点々と浮いたように見えるのがこの釉薬の特徴で、
黒土と相性がいいようです。
ピンクとグリーンの器はコーヒー用のミルク入れに使うつもりです。
最近は作陶への熱心さが薄れ、作品にも表れているのがよく分かります。
クリスマスイブです。
華やかなイルミネーションやデコレーションケーキをここに載せたのが従来ですが、
今年は「さよなら、サンオクロース」のキャッチフレーズに乗せられました。
年末ジャンボ3億円、今年は億万長者が倍増ですって!
「残り物に福がある」の言葉に従えば、今日が最後の売り出し日。
買いましたよ。
今夜はやけにキラキラしていました。
ツリーがなくても満足なイブ。
仙台の姉から届きました。
母が健在だった時は毎年送られてきたリンゴです。
仙台の実家に週1度、となりの山形県から野菜や果物をトラックに積んで売りに来ていた
おばさんがいました。
新鮮で安いだけでなく、必ずおまけをしてくれたのも人気の一つだったのでしょう。
トラックが着くと、すぐ人が集まり良いものはすぐ完売するので、急いで買いに行ったものです。
(実家に里帰りしていた時の話です)
近所で買うリンゴとは比較にならないほど糖度は高く、中心には蜜が入っているのが
うれしかったものです。
そのおばさんの果樹園のりんごです。
今は代が替わって息子が経営をしている筈ですが、
「安ぐすっから買っていがいん」
「雪がふっと、峠を越されねえから、ここさ来れねえんだ」となまった言葉が懐かしく思い出されました。
元気でいるかしら・・・
80はとうに過ぎているはずです。
大和市で1人暮らしをしている97歳の姑宅を訪問して来ました。
お世辞にも奇麗好きとはいえない姑は毎日の掃除より優先する事が沢山あるようです。
訪問の目的が「掃除」になったのは何時頃か定かではありませんが、
今日は大掃除のつもりで清掃道具一式持参しました。
前もって準備したのがNHKの番組で放映された洗剤で、多いに威力を発揮しました。
重曹:粉石けん:水の割合が1:1:1のスペシャル洗剤です。
クリーム状の固さに練ったものを直接汚れの表面に塗り、時間を置いてからふき取ります。
驚くほど簡単に油汚れが落ちたのです。
おまけに皮膚には優しい材料なのでゴム手袋無しでも手は荒れませんでした。
カーテンの洗濯と電線に触り始めた庭木の伐採もしてきましたが
姑は住まいが奇麗じゃなくても快適と感じるタイプ。
押し付けがましい訪問だったのではないかとちょっと反省です。
京都へ2泊3日の旅をしてきました。
宮内庁参観施設のひとつ、京都御所の見学が今回の主な目的です。
他に三十三間堂、六波羅密寺、三千院、寂光院、金閣寺、仁和寺も拝観してきました。
一日2~3箇所の拝観のみと決め、交通はバスでと、のんびりゆっくりの旅を計画を立てたのですが、疲れました。
シーズンから外れているとはいえ、世界遺産を抱えた土地柄、
海外からの観光客や修学旅行生で人気のスポットはごった返し。
「市バス専用一日乗車カード」が割安で今回大活躍しましたが、交通渋滞は時間帯を選んでも避けられません。
それも疲れた一因でしょう。
期待通りだった所とそうでなかった所と今回もありましたが、
個人的には俗化していないところには、大いに魅力を感じます。
お土産やがひしめいている参道は許せても、
境内に赤い毛氈を敷いて一服いくらのお茶屋さんを営業しているのにはうんざり。
立派な境内を維持するにはお金がかかるのはわかりますが・・・
いささか興ざめです。
国宝三十三間堂の古儀「通し矢」が行われる西庭。
天台宗の尼寺「寂光院」。
平清盛の息女、建礼門院徳子が我が子、安徳天皇の菩提を弔い終生を過ごした地で、
これは10年前の放火で全焼し新しくなった本堂です。
同じく大原にある「三千院」の苔むした庭。
天台宗の門跡の一つです。
金閣「鹿苑寺」です。
高校の修学旅行以来の見学です。
外国人が多かったかな・・・中国語とおぼしき言語が、あちこちで聞き取れました。
京都御所。
およそ30名の人達と一緒に1時間コースの見学をしました。
平成6年に世界遺産に登録された真言宗「仁和寺」。
写真は庭から見た「五重塔」。
9万平方mもある境内は豊かな緑に囲まれており圧巻。
名勝 御室桜が 咲き誇る頃、再び訪れたいと感じ入ったお寺です。