昨日のＮＨＫのニュースの後に流れた、ピンクと黄の映像に惹かれ、
雨模様というのに行って来ました。
自宅からおよそ57キロ先にあるその場所は、埼玉県幸手市。
茨城県と千葉県に隣接しています。
その桜の名所「権現堂堤」は、約1キロの堤防に植えられた約千本のソメイヨシノが
見頃を迎えようとしています。
「 平日で雨となれば、観光客は少ない」という読みも当たり、贅沢なひとときを楽しみました。
とはいえ、手袋が欲しいと思ったほどの冷え込みようには堪えましたが・・・
桜は7部咲きでしょうか、週末には満開を迎えるでしょう。
目の前に現われたのは、薄ピンクの桜と菜の花の黄の饗宴。
今日のところは、鮮やかさでは黄色が勝っていましたが、
青空を背景にしたらピンクが、より主張をするのではないでしょうか・・・
小雨が時折ぱらついた東京の最高気温は、11度と花冷えの一日でした。
この土日に満開になっているはずの桜が気になり、散歩に繰り出しました。
花見は平日に限ります。
案の定、こんな天気のせいもあってか、人影は数えられるほど。
それでもシートを準備しているグループが二組ありました。
相変わらず、道路は舗装中。
毎年、お弁当を広げるお気に入りの一本です。
今年は提灯も屋台も無く、この桜の名所は静寂を保っていました。
近所には前述の緑道以外にもこんな遊歩道もあります。
自宅前にも緑色の葉が白い花とほぼ同時に出るオオシマ桜が満開です。
東京の桜は、16日に開花しました。
これは平年より10日前後早いそうです。
私達が毎年、花見を楽しんでいる緑道には何と・・・
一昨年の震災で破損した箇所の修理で、
今月29日まで通行禁止の立て札が立っているではありませんか。
何と無粋な・・・お役所仕事です。
29日には、満開は過ぎていることでしょうに。
ユキヤナギは丁度満開でした。
来週早々、満開の頃、もう一度来ましょう。
今年も友人から頂いた「文旦」。
この季節、故郷の親戚から毎年送られてくるそうで、
私もお相伴にあずかりました。
重さ1500ｇありました。
触っただけで、さわやかな柑橘の香りが手に移り、食欲をそそります。
皮の厚いこと・・
冷蔵庫で冷やしてから頂いたその味は・・・
グレープフルーツと八朔をミックスしたような香りと味で、
酸味と甘みのバランスが絶妙にとれていました。
わずか2ふくろ食べただけで満足です。
今日は3月3日の「ひな祭り」。
夫と二人だけで迎えるこの日が何回目になるか忘れました。
いつ省略しても不思議ではないのですが、「ちらし寿司」と「蛤のお吸い物」は欠かしません。
食べることが好きなのですね。
米2合を炊き、生ものはホタテのみを散らしてみました。
ハマグリは去年から千葉県東京湾産の冷凍物を使っています。
優れた冷凍技術のお陰で、生ものと何の遜色もなく、上品な味が楽しめます。
これからも毎年続けたいお祭りです。
