ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

1年と言う節目に。

2023-02-25 07:41:28 | 日記
《ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で1年。
第2次大戦後の欧州で最大の戦争を始めたプーチン、占領された領土の奪還を目指すウクライナのゼレンスキーの両大統領とも「勝利」に向け強硬姿勢を維持している。
停戦のめどは立たず、ウクライナに武器供与する米欧とロシアの対立は深刻化。戦闘は一層激化する兆しも見える。》 (共同通信 2/23)


《ロシアに連れ去られたウクライナの子どもはこれまでに1万6000人以上。
そのうち親元に戻れるのはわずか300人程度です。
連れ去られた子どもはどうなるのか。
・・・中略・・・
救出活動を行う団体は施設で「洗脳や再教育」が行われていると話します。》(2/23 TBSNEWS から)


ロシアがウクライナに侵攻してから1年経過。
1年と言う節目に、停戦・和平への動きが出てくることを祈る気持ちで待っていましたが残念です。
各国の対応も、国際間の正義や道義は自国の置かれている経済情勢によって異なってきますから、「侵略」という行為に対する制裁処置も異なって来るのは当然の現実です。
歴史は、こうして、戦争を繰り返してきました。
テレビのニュースは、ロシアのウクライナに侵攻したニュースに溢れていますが、知恵ある指導者は出て来ないものでしょうか。
こうした状況に、暗く悲しい気分に落ち込みそうになります。

ワイドショーに出演しているゲストの方達も、口々にロシアの非道・理不尽さを指摘しています。
私も、ロシアの侵攻を是とするものでは決してありません。
でも、且つて、日本が太平世戦争を戦っていた頃に幼いながら受けた軍事教育を思い出してしまうのです。
日本も、占領国の子ども達に「日本語教育」をしました。
「神国日本」のイデオロギーも強要しました。

プーチン大統領は、戦死者の母親の集まりで、『カルトオブデス』(祖国のために英雄として死ぬことは素晴らしい)と語っていたとか報じらています。
太平洋戦争中の日本も全く同じでした。
軍歌ひとつ取って見れば一目瞭然です。
今でも、歌を聞くと涙がこぼれる軍歌・「同期の桜」の歌詞1番にも謳われています。

  ♪ 貴様と俺とは 同期の桜
    同じ兵学校の 庭に咲く
    咲いた花なら 散るのは覚悟
    みごと散りましょ 国のため


戦争とは、いかなる大義名分があろうとも悍ましい行為です。
日本国憲法には、
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
と、謳われています。
今こそ、憲法が何故制定されたのか、再考してみようと考えているばーばです。
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