ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

廃墟の上に国境と言う線引きが変えられ・・・

2023-02-17 08:05:49 | 日記
今日は朝から青空が広がっていました。
やや強い風は吹いていましたが、青空に誘われて散歩へ。
体調は、まだ十分に快復したわけではありません。
でも、暫くぶりに田んぼの在る風景の中を歩けば元気が出そうな気がしましたので出かけました。
スズメもカラスも、いつもの様に田んぼや電線に群れていました。
鳥たちには国境など無いので戦争など起こらないのでしょうか。

私の前に真っすぐに伸びている道。
どこまでも、歩いて行けば、西の山並み。
山並みを越え、平野に、海に・・・大陸・・・ずーっと ずーっと。
丸い地球です。
沢山の国々が、沢山の人々が日々の暮らしを営んでいます。
赤ん坊が生まれたといっては喜び、悲しいことには涙し・・・
どこの国の上にも空があって・・・。

平和であればいいのに。
戦があって、
闘う国の、いずれにも兵士の母親がいて、恋人や家族がいて、
それぞれが、兵士の無事帰還を願っているのに、
毎日、斃れた兵士や市民が「数」となって報道される。
今日、空が、これほど澄んで広がっているのに・・・。

耕された畑には戦車が、
街は瓦礫の廃墟の上に国境と言う線引きが変えられ・・・
繰り返される戦火の歴史。
悲しい現実です。

  静けさの中で聞かれる知恵ある者の言葉は
  愚かな者たちの支配者が叫ぶ声にまさる。
  知恵は武器にまさる。
  一つの過ちは幸せをことごとく損なう。
        (コヘレトの言葉 第9章から)


為政者と呼ばれる方達が、和平への知恵に立ち帰ることを祈るばかりです。
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