明け方の冷え込みも少なく、雲が広がり勝ちな日でしたが穏やかな一日でした。
所用があって、午前中街中までバスで出かけましたが滅法疲労感を覚えました。
この疲労感、以前(数年前までは)には感じることは無かった様な気がします。
昨年の初め頃から、しばしば感じる様になりましたので、加齢に由る自然現象かもと捉えていましたが、倦怠感に近いこうした疲労感は、何かしらの原因があるものかしらんと、不安も覚えます。
そんなわけで、ぼんやりと午後の時間を過ごしました。
疲れを覚えた時は、やっぱり好きな詩人の詩が何よりの妙薬です。
2015年に永眠なされた長田 弘さんの「おやすみなさい」と言う詩。
3・11福島第一原発事故の後に書かれたセレナードのための詩で、湯浅譲二さんが作曲し、福島市音楽堂で初演されたものです。
おやすみなさい森の木々
おやすみなさい青い闇
おやすみなさいたましいたち
おやすみなさい沼の水
おやすみなさいアカガエル
おやすみなさい向日葵の花
おやすみなさい欅の木
おやすみなさいキャベツ畑
おやすみなさい遠くつづく山竝(やまなみ)
おやすみなさいフクロウが啼いている
おやすみなさい悲しみを知る人
おやすみなさい子どもたち
おやすみなさい猫と犬
おやすみなさい羊を数えて
おやすみなさい希望を数えて
おやすみなさい桃畑
おやすみなさいカシオペア
おやすみなさい天つ風
おやすみなさい私たちは一人ではない
おやすみなさい朝(あした)まで
(長田弘『幼年の色、人生の色』
みみず書房 2016・11・10刊)より
どうして、疲労感が残るの?
体のどこかに「病む」ところがあるんじゃない?
そんな、埒もない疑問詞など投げ捨てて、今日は、ゆっくり休みましょう。
『おやすみなさい』って、言う優しいことばに包まれて。
所用があって、午前中街中までバスで出かけましたが滅法疲労感を覚えました。
この疲労感、以前(数年前までは)には感じることは無かった様な気がします。
昨年の初め頃から、しばしば感じる様になりましたので、加齢に由る自然現象かもと捉えていましたが、倦怠感に近いこうした疲労感は、何かしらの原因があるものかしらんと、不安も覚えます。
そんなわけで、ぼんやりと午後の時間を過ごしました。
疲れを覚えた時は、やっぱり好きな詩人の詩が何よりの妙薬です。
2015年に永眠なされた長田 弘さんの「おやすみなさい」と言う詩。
3・11福島第一原発事故の後に書かれたセレナードのための詩で、湯浅譲二さんが作曲し、福島市音楽堂で初演されたものです。
おやすみなさい森の木々
おやすみなさい青い闇
おやすみなさいたましいたち
おやすみなさい沼の水
おやすみなさいアカガエル
おやすみなさい向日葵の花
おやすみなさい欅の木
おやすみなさいキャベツ畑
おやすみなさい遠くつづく山竝(やまなみ)
おやすみなさいフクロウが啼いている
おやすみなさい悲しみを知る人
おやすみなさい子どもたち
おやすみなさい猫と犬
おやすみなさい羊を数えて
おやすみなさい希望を数えて
おやすみなさい桃畑
おやすみなさいカシオペア
おやすみなさい天つ風
おやすみなさい私たちは一人ではない
おやすみなさい朝(あした)まで
(長田弘『幼年の色、人生の色』
みみず書房 2016・11・10刊)より
どうして、疲労感が残るの?
体のどこかに「病む」ところがあるんじゃない?
そんな、埒もない疑問詞など投げ捨てて、今日は、ゆっくり休みましょう。
『おやすみなさい』って、言う優しいことばに包まれて。