ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

《そんなふうに眺められる 夕焼けが あった》

2016-07-20 06:16:19 | 日記
梅雨の季節なので、しばらく夕焼け空を見ていませんでしたが、
昨日は、茜色に染まった夕焼け空が広がっていました。
ぼーっとして、懐かしいものを見るように眺めたのです。

先だっての ある集会で、童謡「夕焼け小焼け」を手話で表現しながら、
会場全員で唱和しました。

手話を知らない私も、見よう見まねで、手で形を作って参加。
歌詞の中で、「からすと一緒に帰りましょう」のカラスの形に、
思わず心の中で笑ってしまいました。
つまり、カラスは色が黒いので、まず頭(髪)に手を置いてから 鳥の羽ばたきをする形が
「カラス」という手話の形。

くだらないことを すぐに想像する私です。
白髪の場合は、「白鳥」か、
ハゲている場合は?
などなど。
そんなわけで、周囲のみなさんについていけず、
いつものように、ワンテンポ遅れてしまいました。

あの日の帰り道は、
夕空が、夕空の様な夕空でしたので、
♪ ゆうやけこやけで ひがくれて ♪
と、口ずさんで帰路につきました。

覚えたはずだった手話での「夕焼け小焼け」。
茜空と西の山並みをベランダから望みながら思い出してみました。
あれれれれ、です。
「カラス」を除いて、すっかり忘れてしまっていました。
ま、いいか。
「忘れる」って、手話ではどんな形なんでしょう。

    『夕焼け』
                   くどうなおこ
     あしたは かならず
     晴れるに ちがいないなあ

     あしたも わたしは
     たしかに 生きるだろうなあ

     あしたこそ
     なにかを みるかなあ

     きっと そうであり
     そうに ちがいなく
     そうと 思いたい


     そんなふうに眺められる
     夕焼けが あった
コメント (2)
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