ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

クラゲの お姉さんだったかも。

2016-07-04 06:22:07 | 日記
映画『帰ってきたヒトラー』を観たいのですが、近隣劇場での上映はありません。
せめて、仙台でも、と調べましたが、無し。
宇都宮では上映されるようですが、上映時刻が…………。
東京? こちらは数カ所ありましたが、いずれもちょっと不都合が。
こんな時、あぁ〈地方なんだ〉と、思わず ぼやきが出てしまうのです。

原作を読んでいないので、本を読もうと図書館へ。
同著は貸し出し中のため、予約を。

予約しておいた絵本が入っていましたので借りてきました。
梅雨空にパッと開いた花模様の傘のように、きれいな色彩の絵本です。

  『ぴっぽのたび』    
                    刀根 里衣 (著)
  《カエルのぴっぽは いつも ひとりぼっちでした》
   さびしくてねむれない夜、ぴっぽは、ひつじを 数えます。
   その夜も ねむれずに ひつじを 数えていると 小さなひつじに であいました》
   ぴっぽは、小さなひつじといっしょに 「ゆめのたび」に出かけるのです。
   ひつじの背中に乗って、まずは5月、ポピーが、一面に咲いていて…………。
   6月 7月…………春 4月の夢まで。
   7月は、朝つゆにきらめく あさがおが 花ひらいています。
   8月、青い海ふかく クラゲが ゆらゆらと。

私も、ぴっぽと一緒に旅をしました。
連れ合いから、
“おひる どうすんの”
と、声がかかるまでの短い〈ゆめのたび〉を。

私の夢は、これまで。
しばし現実アワーに戻って、まな板トントン、「チーン」。

我が家の庭は、クチナシが真っ盛り。
いい香りです。

先だって、新聞の折り込みに入っていた旅行のチラシを取り出しました。
山形県の「加茂水族館」へのツアーです。
クラゲの水族館です。

「もしもし」
旅行会社に電話をして申し込みを。
「ハイハイ」と応答したのは、クラゲの お姉さんだったかも。
                                    〈ゴマメのばーば〉
コメント
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