golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタ第1番」ファウスト、クピェツ

2011-01-22 15:36:31 | Weblog
ゴルフは、やはり力なのかなあ?

会社の若手で2、3ヶ月前から、週2回ほどトレーニングジムに通っている人間が、最近飛距離が凄く伸びたとのこと。

触っててみてくださいよと言うので、触れてみると腕の筋肉も凄い。力を入れるとコチンコチンに硬い。

筋トレマシンを相当な負荷を掛けてやっているそう。

そういう話を聞くと、こちらとしてもやらなきゃと思う。

昨年何回か通った、体育館のトレーニングルームもなかなか継続的に行けていない。

今日だって、昼寝しちゃっていたし(笑)。

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、エヴァ・クピェツ(ピアノ)(Harmonia Mundi France盤)

一昨日帰宅途中に近所のブックオフで見付けた一品。500円。

バルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは大好きな曲なのですが、唯一持っているジェルトレル盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/167354223286de6ee2205d69341b535b)は正直上手い感じの演奏では無く、技巧的に精度の高い演奏を欲しいと思っておりました。

イザベル・ファウスト(1972~)もこの曲録音していたんだ!

ブックオフ店頭で初めて知る。

1993年のバガニーニ・コンクールの覇者。

持っているCDはフォーレのソナタ(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/de69a2dc396eaff6998dec5782a48ba0)のみですが、なかなかに好印象。

この無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、「クールビューティ」なバルトーク。

バーバリスティックでは無いけれど、これは美しい一つのバルトーク。

バルトーク晩年の透徹した音楽としてはこういうヴァイオリンが似つかわしかも。

一方の、ヴァイオリン・ソナタの方は、特に第3楽章など、これぞバルトーク!という熱い表現も聴けます。

ちなみに、このCDサイン入り!でした。

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ヴィドール「オルガンと管弦楽の為の交響曲 Op.42、シンフォニア・サクラ」ソリヨム、シュミット

2011-01-20 08:33:36 | Weblog
昨日は、外出帰りに上司と築地場外市場の回転寿司店へ入ったのですが、なかなかコストパフォーマンス高かったですね。

まだ18時過ぎにも関わらず、「早朝の街」はもうひっそり。

店内の客も我々2人だけだったでしょうか。

ベルトコンベアは寿司を載せずに虚しく回転しているだけ。

客2人に板さん3人付いて、お話しながら握って貰う。

前のベルトコンベアが回転していなければ、高級寿司店の様相?(店内装飾や調度品は回転寿司そのものですが(笑))

安くて旨い寿司をツマミに旨い酒を飲んでリーゾナブルプライス。

思わぬ穴場を見付けました。

クリスチャン・シュミット(オルガン)、ステファン・ソリヨム指揮バンベルク交響楽団(CPO盤)

メシアンのオルガン曲にハマっている現在、フランス近現代のオルガン曲もまた色々聴いてみたいと思っております。

そんな矢先、タワレコ新宿店のワゴンセールから掘出して来た1枚です。790円。

シャルル=マリー・ヴィドール(1844~1937)は、オルガン独奏による「オルガン交響曲」で有名な作曲家。特に、第5番の終楽章トッカータが著名ですね。(欧米では結婚式でも良く使われるそう)

そんなヴィドールに、オルガン独奏では無く、オルガンとオーケストラによる交響曲があるとは知りませんでした。

急緩急の3楽章形式によるオルガン協奏曲と言っても良い様な曲ですが、これはなかなかの「隠れ名曲」かも。

ヴィドールらしい明快な作風で親しみ易いし、第2楽章の夢見心地の雰囲気も素敵。

5楽章から成る、やはりオルガンとオーケストラによる「シンフォニア・サクラ Op.81」。

壮麗な中に美旋律が溢れ、こちらは前曲以上の「隠れ名曲」かな。

まだ1回しか聴けていませんが、聴き込んだらかなり好きになりそう。

このCDは、文字通りの掘出物でした。

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メシアン「栄光の御体-復活の7つの短い幻影」タンケ

2011-01-19 06:43:16 | Weblog
やはり、リアル店舗は良いですね~。

昨日は、外出して早く帰れたので、ちょっと足を伸ばして新宿へ。

タワレコが目的でしたが、その前に先ずディスクユニオンをチェック。

色々気になるディスクはありましたが、取り敢えず自制。

BISのメシアン・オルガン曲全集4,000円など心惹かれましたが、このタンケの全集がなかなか素晴らしいので、先ずはこれを聴き込めば他を買わなくても良いかなと我慢。

そしてタワレコへ。

いつもの様に、色々なコーナーを巡回。

一応、ワゴンセールも確認。

一応というのは、過去このタワレコ新宿店のワゴンセールで、これは!という物に出会ったことはあまりないのですよ。

さして、期待せずチェック。

ところが、意外な掘り出し物をゲット。

2枚組490円の物と1枚790円の物を手にして再度の巡回(笑)。

そして、もう一度ワゴンへ。

さっき手にし損ねたショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(OEHMS盤)を買おうと思い直したのです。

ところが既に時遅し。もうワゴンの上にはありませんでした。

残念に思いながらも、再度チェック。

すると、何とビックリの音盤が。

2枚組790円!

これ以前、HMVで4千数百円で置いてあるのを見たことがある。そそられたが、さすがに手が出なかった。

今でも十分買い手の付くディスクでは?

それが、何と790円。クリアランスセールと言えども安過ぎ。

超ラッキーでありました。

ウィレム・タンケ(オルガン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

最近、バッハとメシアンさえ聴いていれば満足の私であります。

このディスクも昨日から何回も繰り返し聴いておりますが、超素晴らしい。

難解だとか晦渋だとか評されることも多いメシアンのオルガン音楽ですが、いやいやどうしてどうして、超格好良い音楽なのであります。

1時間ほどのこの大作も、不可思議なメロディで開始され、圧倒的な量感のオルガンの音響、多彩な音色、シンセサイザーを思わせる電子音楽的な響き…等面白いことこの上無い。

是非一度実演でも聴いてみたい。

教会の大伽藍で聴けたら最高だろうし、もし宇宙旅行に行けたら(絶対行けないけど)宇宙船の中でも聴きたい音楽。未来的な響きでもあります。

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バッハ「ゴルトベルク変奏曲」ローゼン

2011-01-17 23:49:53 | Weblog
今日は、昼食に入った中華屋さんで、某有名女性プロゴルファーの方とニアミス。残念ながら(失礼)大ベテランの方ですが。

いつも食べに行く職場の方々と行ったのですが、私は会議でちょっと出遅れ。

僅差で帰られた後でした。

残念。

前にも、某セレブタレント(こちらも残念ながら大ベテランの方(笑))をちょっと目を離した隙に見損なったことがあります。

非常に庶民的な場所だったので、そのミスマッチの風景を是非見たかったのですが。

いくつになってもミーハーな私であります。

チャールズ・ローゼン(ピアノ)(SONY盤)

ブックオフで前々から気になっていたディスクです。

元々1,000円程度の廉価盤が750円と、私の期待値からすると高かったのですが、昨日20%オフセール中。しかも、50円割引券もあったので550円で入手出来ました。これなら良いでしょう。

数多名盤のあるこの曲で、是が非でも欲しいディスクという訳でもなかったのですが、前にも書いた通り「ゴルトベルク中毒症」の私としては、気になって気になってしょうがなかったディスクなのであります。

チャールズ・ローゼンは、1927年生まれのアメリカのピアニスト。理論家として著名のようで、「ピアノ・ノート」などの書物が知られているそうです。

1967年録音と古く、勿論現代の古楽演奏スタイルとは趣きを異にするものです。

しかし、優しいタッチのなかなかに好感持てるゴルトベルク。

タイプは違うけれど、モーツァルト弾きとして知られたワルター・クリーンと何処か通ずる品の良さがある。

ピアノによるゴルトベルクとしては、グールドの特に1955年盤が面白いが、このローゼンのほっとする安らぎの演奏もなかなかに良い。

決してテクニシャンという感じでは無いけれど、また時々聴きたくなりそうな演奏です。

良いディスクを買いました。

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モーツァルト「レクイエム」ケルテス

2011-01-17 07:48:58 | Weblog
古いCDのカビらしきものにアルコールは有効?

今日のこのディスクは、昔買った物で、盤面に白カビの様な物が結構生えておりました。

通常、アルコールで拭くのですが、アルコールはカビに効くの?

ネットでちょっと見てみましたが、効く/効かない両説あるようでイマイチ良く分からない。

ちゃんと調べてみなくては。

エリー・アメリング(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾソプラノ)、ウーゴ・ベネルリ(テノール)、ドゥゴミール・フランク(バス)、イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(DECCA盤)

先に取り上げたタンゴーの「エピタラミア」にモーツァルトの「レクイエム」の引用があり、どの部分だったか確認の為久しぶりに取り出したディスクです。

世評高い録音ですが、随分前(10数年前?)に購入して何かちょっと違和感を持っておりました。

たまにあるのです、第一印象で誤解してしまうディスクが。

ちょっと「熱過ぎる」様な印象でありました。

しかし、久しぶりに聴き直してみると、若きケルテスの情熱たぎる素晴らしい演奏。

モーツァルトでは無く、ヴェルディのレクイエムを思わせるほど。

しかし、ただ熱いだけの演奏では勿論無く、アメリングの優しい歌に代表される緩徐部の美しさも。

また、ウィルヘルム・ピッツ率いる合唱の素晴らしさも特筆もの。各声部の掛け合いが迫真の力で迫って来る。

やはりこれは名演。

1965年、ケルテス36歳時の録音。

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タンゴー「3つのイタリアの教会の祈り、ルバイヤート」他、エランド、シモンセン

2011-01-16 09:45:29 | Weblog
最近初めて知ったのですが、一部大手書店ではネットで書籍の在庫状況が確認出来て、取り置きの依頼も出来るのですね。

今後はそれも活用しなきゃ。

2月に受験する某資格試験のテキストを求めて、年末からいくつかの大きな書店を覗いたのですが、意外にも無し。

2、3級はあっても、受験する1級のテキストが無い書店ばかりなのであります。

何故か、1級の問題集だけある書店が2箇所ありましたが、先ずはテキストを入手しないことには。

それで、さすがにここに行けばあるだろうと思った某超大型店に先日行ったのですが、やはり1級は問題集のみ。

1週間程度で取り寄せ可能とのことで、「キャンセル可」の条件で依頼しました。

遅くなったら試験に間に合わなくなって意味無いですから。

月曜日(つまりは明日)位には入るとの事でしたが、木曜日の帰り掛けに池袋の某大手書店で店頭在庫を1冊発見。

その場で、予約していた書店に断りの電話を入れて購入。

「この週末にも勉強始めたいので…」と。

買って帰る電車の中で、厚手のテキストの10ページほどをチョロチョロっと読みはしたのですが、一昨日も昨日もやらず。

今日からやらないと、キャンセル可で予約受付て頂いた書店にも申し訳無いし、第一、1ヶ月後の試験に間に合わないのであります。

こうしてブログ書いている時間があった勉強せい、という声も聞こえて来る気もするのですが(笑)。

ボディル・エランド(ソプラノ)、アンネッテ・L・シモンセン(メゾソプラノ)、シュテファン・レイル(ヴァイオリン)、ヘンリク・オルセン(ヴィオラ)、メッツ・ラーション(チェロ)(CLASSICO盤)

「スナップショット」という激安現代音楽BOXから、デンマークの作曲家スヴェン=エーリク・タンゴー(1942~)という人の声楽作品集。

1.3つのイタリアの教会の祈り(1980~83年)
2.エピタラミア(1990年)
3.フェニックスとタートル(1991年)
4.シェイクスピアの詩に(1996年)
5.ルバイヤート(1996年)

いずれもメロディアスで聴き易い現代音楽。

弦楽器の伴奏に載った美しい歌が聴かれる。

前3曲がソプラノ、後2曲がメゾソプラノによるもの。

静かで淋しげな曲調はアルヴォ・ペルトを思わせるが、そこまで静謐では無く、雄弁というと言い過ぎだが良く歌う歌が聴かれる。

タンゴーという作曲家は名前も初めてですが、初聴きですんなり入って参りました。

「エピタラミア」では突然モーツァルト「レクイエム」のレックス・トレメンデからのストレートな引用も聴けますし。

以前、「夕暮れ」という弦楽四重奏伴奏の美しい歌曲を取り上げたことがありますが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/15c1a2d3ec48911b08bd1437bd96abd1/?ymd=200811&st=0)、そのレスピーギとも一脈通じる雰囲気。

なかなか良い曲を知りました。

あまり現代音楽っぽくは無いですが、広く親しまれる作風です。

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メシアン「アーメンの幻影、鳥の小スケッチ」他、ヒル、フリス

2011-01-15 21:02:46 | Weblog
正月、葬儀とあり、今日は3週間振りにゴルフスクールへ参りました。

ずっと通っているのになかなか上達しません。

あまりも漫然と練習しているのがいけないのでは、という当たり前の事に今更ながら思い至る。

今日、前の打席の人が非常にゆっくりと丁寧なバックスウィングで打っていました。

ワタシ、せっかちなもので、ついつい急いで打ってしまうのですね。

前の人を見て、これを改めてみる。

コーチから言われたポイントを携帯にメモしてみる。

そう言えば、ノートを持って来てメモしている女性も見たこともある。

今度これも真似してみようかとも思いました。

ピーター・ヒル、ベンジャミン・フリス(アーメンの幻影)(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

今日もメシアンのオルガン曲を聴きたいなとも思ったのですが、ちょっと趣向を変えてピアノ曲。

1.ポール・デュカスの墓の為の小品(1935年)
2.滑稽な幻想曲(1932年)
3.ロンド(1943年)
4.鳥の小スケッチ(1985年)
5.アーメンの幻影(1943年)

「アーメンの幻影」のみがピアノ連弾曲で、他は独奏曲です。

5曲の中で初めて聴いたのは「鳥の小スケッチ」。

大好きな「鳥のカタログ」(1956~58年)の30年ほど後の作品。

CD3枚に渡る、先に作曲された大作に対して、こちらは15分弱の作品。

やはり、鳥の声を基に作曲されています。

「鳥のカタログ」を聴きたいんだけれど時間が無い時に聴く良い作品をまた発見しました。(「ニワムシクイ」もそう)

「ポール・デュカスの墓の為の小品」は、「魔法使いの弟子」で有名なデュカスへの追悼の曲。2分ほどと短いですが、静かで真摯な音楽。

「滑稽な幻想曲」(ファンタジー・ブルレスケ)と「ロンド」は、メシアンの作品の中でも最も馴染み易い曲ではないでしょうか。ユーモラスなリズムが楽しい作品。「滑稽な幻想曲」などノリノリのリズムで、一昨日、昨日と聴いた深遠なオルガン曲とは全く趣きが違います。

そして、傑作「アーメンの幻影」。

次の7曲から成る50分ほどの大作です。

1.創造のアーメン
2.星々の、輪を持つ惑星のアーメン
3.イエスの苦悶のアーメン
4.願望のアーメン
5.天使たち、聖者たちと鳥の歌声のアーメン
6.裁きのアーメン
7.成就のアーメン

メシアンのピアノ曲を代表する傑作「幼子イエズスに注ぐ20の眼差し」と兄弟の様な作品とかねがね思っております。

バルトークの「弦チェレ」と「オケコン」がいずれ劣らぬ双璧を成すのと似た関係でしょうか。

キリスト教を題材にした作品ですが、各曲の表情の変化が見事ですし、リズムも面白く飽きさせません。
(メシアンの音楽語法に慣れないと退屈に感じるかもしれませんが)

2台のピアノの掛け合いも面白く、連弾の楽しさも知らしめてくれます。

「幼子イエズス~」ばかりが目立っている様に感じるメシアンのピアノ曲ですが、こちらにももっとスポットライトが当たっても良いのではないか、と久しぶりに聴いて思いました。
(「鳥のカタログ」はまたタイプの違った傑作)

やはり私、メシアン大好き!

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メシアン「主の降誕」タンケ

2011-01-14 08:28:14 | Weblog
昨日は、夕方から外出し、帰り掛け池袋に行ったので、久しぶりにHMVに寄ってみました。

クラシックコーナー改装中。

ただ、掲示を見ると、リニューアル後クラシックコーナーが無くなってしまうように読める。

他ジャンルを扱っている別のコーナーへ行って聞いてみました。

すると、今までクラシックコーナーだった場所を改装後、他ジャンルとともにクラシックも置くとのこと。

ってことは、クラシックは大幅縮小!

CDが売れず、しかもネット販売の比重が高まっている昨今の状況下、やむを得ないのかもしれないが、とても悲しい。

品揃えから言ったらタワレコ渋谷店だけれど、雰囲気と利便性で最も愛着のある店舗でしたから。

古い世代の人間なもので、リアル店舗をぶらぶら(隅から隅まで(笑))見て、「あっ、こんなCDがあるんだ!」と発見して買うのがとても好きなのであります。

その日に買わなくても、見るだけで楽しい。

でも、時代の趨勢からすれば、これはもう過去のもの?

店舗中心の購入を見直さなければならないのかもしれないし、そもそもCD依存も変えないと駄目なのかも。

ウィレム・タンケ(オルガン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

昨日に引き続きメシアンのオルガン曲。

1時間を超える大曲で、次の9曲から成っています。

1.聖母とみどり児
2.羊飼い達
3.永遠の摂理
4.御言葉
5.神の御子達
6.天使達
7.イエスは苦しみを受けたもう
8.東方の三博士
9.神は我々の内に

以前図書館で借りて聴いたことがあったかなあ?というレベルの曲ですが、これはたいへんな傑作。

1935年のメシアンまだ20代の作ですが、色々な作曲技法が織り込まれているとのこと。

オルガンの即興演奏で鳴らしたというメシアンらしい自在さを感じさせる音楽。

冒頭から摩訶不思議な響きが聴けるし、神秘的、瞑想的、宇宙的な音楽がたっぷり1時間楽しめる。

昨日のオルガン曲もそうですが、これは聴衆に聴かせることを全く意識しておらず、ただ神に届くことだけを願ってメシアンが作曲したのではないか?という超俗性も感じる。

しかし、信仰心の無い私の様な俗人にも、とても素晴らしい音楽として届く不思議。

やはり、メシアンのオルガン曲は凄いし、面白い!

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メシアン「聖餐式、二枚折り絵、永遠の教会の出現、キリストの昇天」タンケ

2011-01-12 23:01:58 | Weblog
私、ツラの皮は厚いようですが、手の皮は薄い。

こういう冬の時期になると手荒れが酷いのであります。

年末から年始に掛けて手がカサカサになったのみならず、ひび、アカギレがかなり。

それで、2、3日前にチューブに入ったクリームを購入し、出勤途中などにもお肌のお手入れを。

何だか女性の様ですが。

しょっちゅうクリーム塗っているお陰で、手の荒れがだいぶ退いて参りました。

ウィレム・タンケ(オルガン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

メシアンBOXから。

何と言っても、希少なメシアンのオルガン曲全集(8枚)が含まれているのが有難いですし、それこそがこのBOXを購入した目的。

元々、このオルガン曲全集だけでも購入したいと思っていたのですが、ピアノ曲、声楽曲も付いて激安だったので購入した次第。

1.聖餐式
2.二枚折り絵―地上の生と至福の永遠性についての至論
3.永遠の教会の出現
4.キリストの昇天

フランス近現代のオルガン音楽は、決して多くを聴いている訳ではありませんが、とても気になっている分野の一つ。

そして、その頂点がメシアンというのも大方の見方でしょう。

また、メシアンの種々ジャンルの作品の中でも重要な一角を占めるのがオルガン曲。

メシアン抜きにフランス近現代オルガン曲を語れないし、また、オルガン曲抜きにメシアンは語れないといった感じでしょうか。

個人的には大好きな作曲家の一人ですが、取っ付きにくく感じていらっしゃる方も多いかも。

しかし、決して難解な作曲家では無いと思います。

メシアンの音楽を構成する要素は、「キリスト教」、「(鳥の声を中核とした)自然」、「愛(エロスと言っても良いか)」。

例えば、2番目の要素で構成されている「鳥のカタログ」、3番目の要素の強い「トゥーランガリラ交響曲」。

結構分かり易い作曲家だと思っております。

そして、何と言っても宗教性が強いのがオルガン曲。

瞑想的な中にも現代的な響きが聴かれ、とてもイイんです。

録音の所為か、ちょっとモヤっとした感じも無くもない演奏ですが、メシアンのオルガン曲の神秘性が十分伝わって来る演奏です。

残り7枚も楽しみ。

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バッハ「ゴルトベルク変奏曲」ギルバート

2011-01-11 22:22:52 | Weblog
今日からブログ再開致します。

1月3日に義母が脳溢血で倒れ、急逝致しました。

病気らしい病気もした事無く、年末から風邪気味でちょっと伏せってはいたものの会話も普通にしていたそうで、誰もがこんな事は予期せず、とりわけ義父や妻のショックは大きいものでありました。

まだ、72歳とまだまだ若く元気な義母でありましたもので。

本当に人間の命は儚いものと痛感。

何より楽しみにしていた孫(うちの娘)の成人式の晴着姿を見せられなかった事が非常に残念でありました。

ケネス・ギルバート(チェンバロ)(Harmonia Mundi France盤)

先日、一枚ゴルトベルクの超有力盤を購入したのですがまだ未聴で温存中。

これは図書館から借りて来た物。

ややゆったり目のテンポで、少しも奇を衒った所の無い穏当演奏。

フランス・バロックを得意とするギルバートらしい、きらびやかな演奏だけれども、主題と30の変奏が全てが予定調和的でハッ!とするような意外性に乏しく、名盤も多いこの曲の演奏の中ではちょっと地味な存在か。

勿論高い水準の演奏なのですが。

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