golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「ハラウィ-愛と死の歌」カペッレ、アウスタベ

2011-01-28 23:44:05 | Weblog
ラーメン店主は、何故腕組みするのだろうか?

最近、職場にあるドリンクの自販機にラーメンのチラシが貼られている。

ベンダーが、有名店のラーメンの家庭用パックも販売していて、申込書も付いている。申し込んでいる人を見たことは無いが。

そして、そのチラシに写っているラーメン店主2人は、判で突いた様な「腕組みポーズ」。

思い返してみると、ラーメン店主が写っている写真って、ほとんど皆、腕組みしていない?

何で?

たぶん、テレビ番組とかで誰かが始めたのが伝播したのだろうけど。

でも、何で腕組みなの?

味に拘る頑固店主というイメージ作りの為、テレビ局のプロデューサー辺りが指示したものか。

それとも、スープの出汁を取るのに長時間鍋の前で待つ為、腕組みが習い性になってしまったものだろうか?

ラーメン店主のイメージとして、何となく雰囲気は分かる。

でも、ちょっとワンパターン過ぎやしないか。

テレビカメラに映ったりすると、両手でピースポーズを取る小学生と何か似てない?

個性的なポーズでの写真を期待しております、ラーメン店主様。

イングリッド・カペッレ(ソプラノ)、ホーカン・アウスタベ(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

メシアンのピアノ曲、オルガン曲を聴いて来ている17枚組BOXから、今日は歌曲。

合唱曲は聴いておりますが、独唱は初めて。

50分を越える、次の12曲から成る連作歌曲集です。

1.眠っていた町、お前
2.おはよう、緑の鳩
3.山々
4.ドゥンドゥ・チル
5.ビルーチャの愛
6.遊星の回帰
7.告別
8.音節
9.階段は太陽の姿を語る
10.愛、星の鳥
11.星になったカチカチ
12.暗黒の中で

ペルーのケチュア語の伝承詞による歌との事ですが、内容は全く分かりません。

まあ、個人的には音楽として楽しめれば歌詞が分からなくても全く問題ありませんが。

ソプラノをピアノが伴奏するというより、非常に技巧的なピアノにソプラノが華を添えている感じです。

後年、メシアン音楽の中で重要な要素と成って行く、鳥の歌もあるし、多彩なリズムもあるし、ピアノは低音域から高音域まで縦横無尽に走り回るし、とても聴き応えのある音楽。メシアン好きには堪りません。

オーケストラ曲(「トゥーランガリラ交響曲」)、室内楽曲(「世の終わりの為の四重奏曲」)、ピアノ曲(「幼子イエズスに注ぐ20の眼差し」)辺りにばかり光が当たっているメシアンですが、オルガン曲は傑作揃い(まだ一部しか聴いていませんが)ですし、この「ハラウィ」もそれらに決して引けを取らない名作に思います。

演奏は、ソプラノも高度に技巧的な歌をドラマチックに歌いこなしていますし、何よりピアノが素晴らしい。

アウスタベは、NAXOSにメシアンを色々録音している人だけれど、ひんやりした音色で冴えたピアノを聴かせてくれています。

「鳥のカタログ」の続編とも言うべき、「ニワムシクイ」などのCDを持っているだけですが、こんなに素晴らしい演奏だったかな?

聴き直してみなきゃ。

この演奏聴くと、アウスタベの「鳥のカタログ」も欲しくなります。

ちなみに、今日もメシアンのオルガン曲のCDの(たぶん)掘り出し物を見付けて買ってしまいました。

日に日にメシアンに填まって行く私であります。

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