golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドヴォルザーク「スターバト・マーテル(ピアノ伴奏版)」エキルベイ

2011-01-24 22:19:13 | Weblog
進んでいない資格試験の学習、約3週間後の試験日まで、「(1)少しずつでも毎日やる。(2)やったかやらなかったかを○×で、やった時間も含め手帳に記載する」ことで自分にムチ打って行こうと決めました。

それでぇ…、今日は会社を早く出られたのでマックへ。

ここで小1時間勉強してから家へ帰ろう、と思う訳です。自宅へ帰るとなかなか出来ませんので。

ところが、鞄を開けると、忍ばせている懸賞雑誌&ハガキなんぞに目が行くのであります。

昨年余った年賀状を普通ハガキに替えて、時々懸賞に応募したりしているのです。全然当たらないけど。

5枚ほど書いてから、さあ、とテキストを開き読み始めるがなかなか身が入らない。

このブログ記事書きに浮気。

結局、数ページ読んだだけ。これじゃあ、とても「○」は付けられない。

自宅へ帰ったら、少しやってから寝るようにせねば。

アレクサンドラ・コク(ソプラノ)、レナータ・ポクピック(コントラルト)、パヴォル・ブレスリク(テノール)、マルクス・ブッター(バリトン)、ブリジット・エンゲラー(ピアノ)、ロランス・エキルベイ指揮アクサンチュス(Naive盤)

これも、一昨日ブックオフの「500円以下半額セール」で入手したCD。250円、超感動!

「駄作無し」と言われるスターバト・マーテル。

たぶん一番有名であろうペルゴレージ以外にも、ボッケリーニ(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/115406beeba975b66d7dd2bc6a5beb0a)、ハイドン(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/1b2c8809c7b565e0ea325c675fcdf771)、ステッファーニ(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c727a588819bdbada32800e5433311d0/?ymd=200901&st=0&guid=ON)など何れ劣らぬ傑作と思いますが、これもまた有名なドヴォルザークの作品は未聴でした。

かねて聴いてみたいと思いながらも、ドヴォルザークの「土臭さ」とスターバト・マーテルのイメージが今一つ結び付かなかったのもまた事実であります。

しかし、それがブックオフで超破格値で出ており、しかも高品位イメージのあるNaiveレーベルとあれば、買わない手はありません。

子供達と妻を相次いで亡くした哀しみの中で作曲されたというこの曲。

今朝通勤途上に初めて聴きましたが、乾いた土壌に慈雨が優しく染み込む様に、すうっと心に入って参りました。

新世界交響曲やチェロ協奏曲のドヴォルザーク(それも勿論好きですが)とは全く違う世界。

フォーレのレクイエムのような優しく静かに感動が盛り上がって来る音楽。しかし、フォーレの様に甘美では無く透明な美しさ。

普通、管弦楽伴奏版で知られている曲ですが、最初はピアノ伴奏用に作曲されたとのことで、これはその世界初録音とのこと。

何しろ初めての曲ですので、オーケストラ版は聴いたことがありませんが、ピアノ伴奏版はこの曲の静かな感動をより高めているように感じます。

独唱、合唱とも透明で素晴らしいですが、昨年のラ・フォル・ジュルネで初めて聴いたブリジット・エンゲラー(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/b844b2c23a18a41cc7badd766dfbe16e)のしっとりしたピアノ伴奏も特筆物。

今日でドヴォルザークのイメージが大きく変わりましたし、今までこの作曲家で特に好きな曲というと新世界交響曲か弦楽セレナーデ辺りだった(そもそも多くを知らない)私ですが、今日からはダントツ「スターバト・マーテル!」であります。

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