golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第19、28番」他、グールド

2011-01-25 23:44:11 | Weblog
帰路、人身事故で電車が遅れる。遅れのみならず、途中駅迄での往復に変更となり、本来の終着駅迄行かない旨の車内放送が流れる。

前にも似た事があったけど、えっ、何で?って感じ。

というのも、事故があったのは乗り入れしている別線の先の方。

遅れはともかく、途中駅までしか行かないのが納得が行かない。

幸い、乗っている電車から、終着駅迄の運行が再開されました。

その後の車内放送で、途中駅迄で運転を打ち切っていた理由がようやく分かりました。

ホームに人が溢れていて危ないからだそう。

なるほど。

途中駅迄しか行かないという事とともに、その理由も一言添えて欲しかったと思いました。

車内が空いていたし、遅れ遅れながらも電車は走っていたので皆さん冷静に乗っていたけど、ぎゅうぎゅう詰めだったり止まっている時間が長かったりしたら、理由も知らされず途中迄の運行に変わったら怒り出す人もいるんじゃないかな、と思いました。

グレン・グールド(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

ミチョランマ消化計画の一環。いや、「消化」では仕方なく聴いているみたいでイメージ悪いか。もとい、ミチョランマ克服計画。

BOX盤は枚数の多い物で無くても、途中で挫折して未聴盤が残ってしまいがちです。

「せっかく買ったCDだから全部聴こう!」と思っていても、ついつい忘れ去られたように残ってしまう盤が生じ勝ちです。

このグールドが若い時代の激安10枚BOXも1枚だけ未聴がありました。

それが、今日のこれ。

1.ピアノ・ソナタ第19番
2.ピアノ・ソナタ第28番
3.創作主題による6つの変奏曲
4.創作主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)

何れも1952年録音。

衝撃的なゴルトベルク変奏曲でのレコードデビューに先立つこと3年前の物です。

20歳になったかならないグールドは、恐いもの知らず。後期曲の入口に位置する28番のソナタの終楽章など物凄いスピードで弾き飛ばす。

録音の悪さのせいか、ちょっと破綻し掛けているように感じられる所もあるが、快感。

しかし、それが軽い演奏では無く、後期曲の深みをも有しているのが流石天才グールド。

小規模な19番のソナタや2つの変奏曲でも、若さと大成が同居したようなグールドが聴けて面白かったです。

ちなみに、「エロイカ変奏曲」は英雄交響曲の主題に基づく変奏曲では無く、この主題が交響曲の終楽章にも使用されたものなんですね。

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