golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「レクイエム」ケルテス

2011-01-17 07:48:58 | Weblog
古いCDのカビらしきものにアルコールは有効?

今日のこのディスクは、昔買った物で、盤面に白カビの様な物が結構生えておりました。

通常、アルコールで拭くのですが、アルコールはカビに効くの?

ネットでちょっと見てみましたが、効く/効かない両説あるようでイマイチ良く分からない。

ちゃんと調べてみなくては。

エリー・アメリング(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾソプラノ)、ウーゴ・ベネルリ(テノール)、ドゥゴミール・フランク(バス)、イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(DECCA盤)

先に取り上げたタンゴーの「エピタラミア」にモーツァルトの「レクイエム」の引用があり、どの部分だったか確認の為久しぶりに取り出したディスクです。

世評高い録音ですが、随分前(10数年前?)に購入して何かちょっと違和感を持っておりました。

たまにあるのです、第一印象で誤解してしまうディスクが。

ちょっと「熱過ぎる」様な印象でありました。

しかし、久しぶりに聴き直してみると、若きケルテスの情熱たぎる素晴らしい演奏。

モーツァルトでは無く、ヴェルディのレクイエムを思わせるほど。

しかし、ただ熱いだけの演奏では勿論無く、アメリングの優しい歌に代表される緩徐部の美しさも。

また、ウィルヘルム・ピッツ率いる合唱の素晴らしさも特筆もの。各声部の掛け合いが迫真の力で迫って来る。

やはりこれは名演。

1965年、ケルテス36歳時の録音。

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2 コメント

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遅くなりましたが (eyes_1975)
2011-01-17 20:18:53
義母様が亡くなられたことにお悔やみ申し上げます。
今日、1月17日が阪神大震災で当時の被害に遭われた方は今でもショックを隠しきれないようですね。
このような時に聴くのが「レクイエム」なのです。
ケルテスは手元にあります。十八番にしているカラヤン、ベームもそうですが、ウィーン・フィルによるものが多いですね。カラヤンはトモワ=シントウと2回共演しています。
事故死が残念ですが、ケルテスもモーツァルト振りですし、ハンガリー指揮者でもあります。辛気臭くなく明るく死者を送りたいですね。
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ベーム盤 (golf130)
2011-01-18 07:35:03
eyes_1975さん
お言葉有難うございます。
阪神淡路大震災の日は今でもよく覚えております。
ある会社の方と打合せだったのですが、当日朝大阪から、地震で散らかった家の中もそのままにして「約束だから」と東京まで出張して来て下さいました。誰もがとても来れないだろうと思っていたのに。
また、約1ヶ月後に行った神戸の惨状にも言葉を失ったものです。
奇しくもレクイエムの選曲となりました。
ベームは、LP時代廉価盤で出ていたウィーン響との旧録音を愛聴しておりましたが、ウィーン・フィルとの新盤は入手せずじまい。
是非今度と思っております。
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