golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「無伴奏チェロ組曲第4~6番」ウィスペルウェイ

2011-01-26 23:54:27 | Weblog
今日は、昔お世話になった役員の方の定年送別会。

既に定年退職されているOBの方々、早期退職され起業された方々、今や会社の中枢を担う方々などから、冴えないオッサン(=私(笑))、迄、昔一緒に仕事をして人柄を慕う方がたくさん集まった会でありました。

相変わらず若々しい方ばかりでしたが、以前は久しぶりに会った方と「今どうされているのですか?」という話だったものが、「お子さんは今何されているのですか?」みたいな会話も多くなって、つくづく歳を取ったものだなあ、とも感じた日でもありました。

「会話上の世代交代」とでも言うのでしょうか。

ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)(CHANNEL CLASSICS盤)

昨年末に、1~3番を取り上げた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/0e5cabe65da7056fbdbe03643cf89c59?guid=ON)ウィスペルウェイのバッハ無伴奏。

先日、ヨーヨー・マの旧盤に関して、メタボパパさんから「音色が黄色」とのコメントを頂戴しましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/cmt/ad86ff0c06e0e60a5c21c6d5b78c3e18?guid=ON)、激しく同意。(これも素晴らしい演奏と思いますが)

対して、このウィスペルウェイ盤は「純白」。

こんなに透明度高く、見通し良く、この曲集が弾かれるのを聴いたことが無い。

1~3番だけでなく、相対的に重めの曲も多い4~6番でもそれは同じ。

そして、バロック・チェロを駆使しての舌を巻くテクニック。

演奏によっては、鈍重で沈鬱にさえ聴こえかねない短調系の2番や5番も生き生きした音楽として聴ける。

他楽器への編曲物を含めても、10種類程度しか聴いたことの無いこの曲集ですが、今まで聴いた中では一番好きかも。

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