golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「聖餐式、二枚折り絵、永遠の教会の出現、キリストの昇天」タンケ

2011-01-12 23:01:58 | Weblog
私、ツラの皮は厚いようですが、手の皮は薄い。

こういう冬の時期になると手荒れが酷いのであります。

年末から年始に掛けて手がカサカサになったのみならず、ひび、アカギレがかなり。

それで、2、3日前にチューブに入ったクリームを購入し、出勤途中などにもお肌のお手入れを。

何だか女性の様ですが。

しょっちゅうクリーム塗っているお陰で、手の荒れがだいぶ退いて参りました。

ウィレム・タンケ(オルガン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

メシアンBOXから。

何と言っても、希少なメシアンのオルガン曲全集(8枚)が含まれているのが有難いですし、それこそがこのBOXを購入した目的。

元々、このオルガン曲全集だけでも購入したいと思っていたのですが、ピアノ曲、声楽曲も付いて激安だったので購入した次第。

1.聖餐式
2.二枚折り絵―地上の生と至福の永遠性についての至論
3.永遠の教会の出現
4.キリストの昇天

フランス近現代のオルガン音楽は、決して多くを聴いている訳ではありませんが、とても気になっている分野の一つ。

そして、その頂点がメシアンというのも大方の見方でしょう。

また、メシアンの種々ジャンルの作品の中でも重要な一角を占めるのがオルガン曲。

メシアン抜きにフランス近現代オルガン曲を語れないし、また、オルガン曲抜きにメシアンは語れないといった感じでしょうか。

個人的には大好きな作曲家の一人ですが、取っ付きにくく感じていらっしゃる方も多いかも。

しかし、決して難解な作曲家では無いと思います。

メシアンの音楽を構成する要素は、「キリスト教」、「(鳥の声を中核とした)自然」、「愛(エロスと言っても良いか)」。

例えば、2番目の要素で構成されている「鳥のカタログ」、3番目の要素の強い「トゥーランガリラ交響曲」。

結構分かり易い作曲家だと思っております。

そして、何と言っても宗教性が強いのがオルガン曲。

瞑想的な中にも現代的な響きが聴かれ、とてもイイんです。

録音の所為か、ちょっとモヤっとした感じも無くもない演奏ですが、メシアンのオルガン曲の神秘性が十分伝わって来る演奏です。

残り7枚も楽しみ。

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