golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュトックハウゼン「十二宮、ピアノ小品IX、V、XI、7つの日」他、クレイン

2011-01-27 23:48:00 | Weblog
もうすぐ2月、いよいよ春!

私的には、2月になるともう春の色が濃くなった気が致します。

昼過ぎから外出しましたが、もうコートが邪魔な雰囲気。

明日辺りから、天候によってはコート無しにしようかな。

エリーザベト・クレイン(ピアノ)(CLASSICO盤)

激安現代音楽BOX「スナップショット」から。

前衛音楽の旗手シュトックハウゼンのCDは、ショップで見ても結構高いのが多く、1枚3,000円以上とか普通にあって(4,000円以上とかもあった?)なかなか手が出ず、「ヘリコプター弦楽四重奏曲」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/3a3ba498b1d5c6af32756f1300c8c6c1)の1枚しか持っておりませんでした。

それが、この激安BOXに入っていたことに感激。

カールハインツ・シュトックハウゼン(1928~2007)
1.十二宮(1975~77)
2.ピアノ小品Ⅸ(1954~63)
3.ピアノ小品Ⅴ(1954)
4.ピアノ小品ⅩI(第1稿)(1956)
5.7つの日より(編曲:エリーザベト・クレイン)(1968)
6.ピアノ小品ⅩI(第2稿)(1956)
ニルス・ホリガー・ペテルセン(1946~)
7.シュトックハウゼン「プラス-マイナス」の1ページ版(1998)

Wikipediaに拠れば、シュトックハウゼンは初め伝統的な書法の音楽を書いていたが、メシアンの「音価と強度のモード」(4つのリズム練習曲の中の1曲)(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/4403e822575f2dc8f8199234ad272282?guid=ON)を聴いてトータル・セリーに目覚めてしまったのだそうな。メシアン偉い!

彼はメシアンのこの曲を数百回も繰り返し聴いたとのこと。シュトックハウゼン凄い!

そんな所為か、これらのピアノ曲もメシアンと似た感じも受けます。

しかし、キリスト教や自然といった要素も大きいメシアンに対し、シュトックハウゼンは徹底的に無機的。

これが一つの個性か。

徹底的に現代音楽していて良いですなあ。

最近、NAXOSからもシュトックハウゼンのディスクが出たので、それも聴いてみたいです。

ペテルセンという人の曲もなかなか面白い。2音の繰り返しと不協和音のセットが手を替え、音を替え執拗に繰り返されるような音楽で、結構印象に残ります。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ