golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シューマン「幻想曲、幻想小曲集、パガニーニの奇想曲による6つの練習曲」デームス

2010-08-26 23:06:10 | Weblog
帰宅途中、コンビニでアサヒのノンアルコールビール「ダブルゼロ」を飲んでみました。

先日、サントリー「オールフリー」が“実戦で使える目処が立った”(野球とかの選手かよ)為、他のノンアルコールビールに関してもチェックしなきゃ、ということで。

万全の状態では無かった(喉はさほど渇いていなかった)にも関わらず、飲んだ時の爽快感はなかなかのもの。

ビールや発泡酒に比べて酸味がちょっと気になりますが、それでも運転や仕事など「飲みたくても飲めない時」には十分イケます。

飲酒運転防止などにも寄与する、ビール会社のノンアルコールビール開発努力は称賛に値すると思います。

今後更にビールの味に近付けて下さいませ。

ところで、酒飲みとしては、「焼酎をノンアルコールビールで割って飲んでみたい」なんて誘惑にも駆られるのですね。ホッピーの様な味になるのかしら?

イェルク・デームス(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

少しずつ聴いて来ているデームスのシューマン・ピアノ独奏曲全集、今日は次の3曲。

1.幻想曲 op.17
2.幻想小曲集 op.12
3.パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 op.3

幻想曲以外はたぶん初めて聴く作品。

もっとも、幻想曲だって決して聴き込んではいない。

シューマンらしい幻想に溢れた名曲ですね。(って、題名そのまんまじゃねえか)

3楽章のソナタ形式の中にシューマンのロマンが羽ばたく。

Wikipediaに拠れば、第2楽章はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番との共通性も指摘されるとの事。

確かに雰囲気似ている。

ベートーヴェンの後期ソナタが、ロマン派に踏み込んだ新しい音楽であったかとの証左とも言える。

裏を返せば、シューマンのこの曲もベートーヴェンが到達した後期の高みに達しているとも。

ベートーヴェンの後期ソナタがピアノ音楽の最高峰と思っている私には、それとの共通性を考えながら聴くと、この曲が非常に素晴らしい音楽に思えて来ました。

これからも折に触れて聴いて参りたいと思います。

幻想小曲集は、次の8曲から成る優しさに満ちた音楽。

夕べに/飛翔/なぜに?/気まぐれ/夜に/寓話/夢のもつれ/歌の終わり

この録音では、遺作の短い1曲も付加されています。

パガニーニの奇想曲による6つの練習曲は、序奏とパガニーニの奇想曲に基づく変奏曲。変奏曲好きの私には楽しい曲。

デームスのシューマン、決してテクニシャンでは無いのですが、聴けば聴くほど味わい深くて良いです。ちょっとクセのある弾きっぷりもシューマンと波長が合うのでしょうか。

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