golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

サティ(ケージ編)「ソクラテス」、ケージ「チープ・イミテーション」シモナッチ、モレッリ

2010-08-21 21:32:38 | Weblog
夏風邪というほどではないのですが、1、2週間ほど前から咳が出たり、喉がイガイガ致します。

冷房付けたまま寝ているのが原因だとは分かっていますが、幾分和らいだとはいえ、この暑さでは消す訳にはいきませんね。

喉のイガイガを取り払う為、しょっちゅう喉をゴロゴロさせています。(猫か、お前は)

市販の風邪薬も飲んでみましたが、利かないので止めました。

暑さが去って、冷房消して寝れるようになるのを待つしかないかな、と思っています。

夏は好きな季節なので、涼しくなるのはちょっと寂しくもありますが。

ジャンカルロ・シモナッチ、ガブリエッラ・モレッリ(ソクラテス)(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

先日1枚目を聴いた(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/832ee6f43e672abcfa26a953d500f088?guid=ON)ケージの3枚組CDの2枚目。

関連する次の2曲が収められています。

・エリック・サティ作曲ジョン・ケージ編曲「ソクラテス」(1944~1968年)
・ケージ「チープ・イミテーション」(1969年)

サティの原曲は声楽曲だそうですが、残念ながら聴いたことがありません。

そのサティの曲のピアノ・デュオの為の編曲に関して、当初サティの出版社の合意が得られなかった為、「安っぽい偽物」として作曲したのが「チープ・イミテーション」。

2曲とも何物にも拘束されない自由な音楽に感じます。

「ソクラテス」は原曲を知らないので、ケージの手でどの程度の変更がなされているのか分かりませんが、アンニュイでちょっと不思議なサティの音楽が聴けます。

「チープ・イミテーション」は、「ソクラテス」からチャンスオペレーションという易(えき)を利用した操作によって生成された音楽だそうです。

そのやり方は分かりませんが、ケージの音楽の特徴の一つとされる偶然性の要素を取り入れたもの。

聴いた感じでは、特に「ソクラテス」との関連は感じず、独自の音楽になっているように思います。

ピアノの試し弾きを思わせる、ちょっと聴き「適当に弾いてるんじゃないか?(笑)」と思うような音が30分ほど続きます。しかし、不思議と静かで明るく安らぐ癒し系音楽。

ミニマル・ミュージックでは無いのですが、心情的な共通項も感じます。

この季節に相応しい清涼感もあります。

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