golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ブランデンブルグ協奏曲第1~6 番」他、アレッサンドリーニ

2010-08-08 22:37:46 | Weblog
欠伸の伝染に関する研究

よく、「欠伸(あくび)は伝染する」と言われるが本当だろうか?

不思議なことに、欠伸の伝染に関しての科学的な研究は非常に少なかった。

「伝染の原因」に関しても解明されていなかった。

そこで、今回日本睡眠大学欠伸研究所との共同研究により、欠伸の伝染原因の究明を行った。

【実験1】欠伸の伝染率測定。

下記実験により、欠伸がどの程度の率で伝染するのかのデータを取得した。

なお、「伝染」は次のように定義した。

・伝染:ある被験者が欠伸を開始してから3秒以内に同室の被験者が欠伸を開始した場合を伝染と定義した。

(実験方法)
・被験者7人を、円形に、お互いの様子が見えるように配したリクライニングシートに座らせる。
・実験中、被験者はリクライニングシート上でヘッドホンで音楽を聴く、読書する、ソフトドリンクを飲むなど各人の自由とし、リラックスした環境が成立するようにした。
・被験者には「睡眠に関する実験」であることのみを伝え、欠伸に関しての予断を与えないようにした。
・室内の様子をビデオカメラで撮影すると同時にハーフミラーを介し目視によっても観察し、欠伸の発生状況をチェックする。
・同時に実験室に入室する被験者は、お互いに面識が無い者を選定し、性別、年齢を人口構成に近似させ偏りの無いようにした。
・被験者の直前の睡眠時間を被験者からの申告により確認した。
・被験者7人を一室に3時間入れ、欠伸の発生状況をチェックした。
・被験者を入れ替え、7人×3時間を10回実施した。
・実験室は温度20℃±1℃、湿度60%±3%を保持した。

(実験結果)
・1回目:欠伸総回数11、伝染回数3、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):1時間58分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間22分
・2回目:欠伸総回数9、伝染回数2、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間15分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間33分
・3回目:欠伸総回数13、伝染回数3、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間03分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間31分
・4回目:欠伸総回数8、伝染回数3、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):1時間58分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間17分
・5回目:欠伸総回数15、伝染回数4、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):1時間59分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間18分
・6回目:欠伸総回数12、伝染回数3、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間05分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間20分
・7回目:欠伸総回数11、伝染回数2、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間11分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間22分
・8回目:欠伸総回数12、伝染回数3、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間01分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間19分
・9回目:欠伸総回数16、伝染回数5、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間03分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間29分
・10回目:欠伸総回数14、伝染回数4、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):1時間59分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間17分

・総平均:欠伸総回数12.1、伝染回数3.2、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間3分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間23分

(考察)
・各3時間の実験時間中、欠伸発生は後半に偏りが見られた。これは時間の経過ともに被験者の疲労が蓄積したものと推測される。
・我々研究チームが最も注目したのは、10回の実験の何れも「平均伝染発生時刻が平均欠伸発生時刻より遅いこと」である。欠伸発生のピークと伝染発生のピークがずれているのである。この事は従来の理論では説明が付かない。

【仮説1】欠伸の伝染は、実験室内の酸素濃度が低下すると増加する?

欠伸は人間以外の動物もする事が知られている。犬や猫が欠伸をするのは日常良く目にする光景である。

我々に、この仮説をもたらしてくれたのは、研究室内で飼われている金魚である。

水中の酸素濃度が低下すると、金魚は水面に上昇し欠伸をする。一尾が欠伸をするとそれが他の個体にも伝染して何尾もの金魚が水面から口を出して欠伸をすることは良く知られている現象である。

酸素濃度が欠伸の伝染に大きく関わっている可能性がある。

これを確認するため、2回目の実験を行った。

【実験2】酸素濃度を変化させた変えた部屋を用意し、そこでの欠伸及び欠伸伝染の発生状況を調べた。

(実験方法)
・実験室中の酸素濃度21.0%(通常の大気と同等)、酸素濃度20.5%、酸素濃度20.0%の部屋を用意し、被験者の呼吸により酸素濃度が変化しないようコントロールする装置を用意した。
・その他の測定条件は「実験1」と同一とした。

(実験結果)(各10回の実験の平均値のみを記載)
・酸素濃度21.0%の場合:欠伸総回数11.3、伝染回数2.9、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間8分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間20分
・酸素濃度20.5%の場合:欠伸総回数13.1、伝染回数3.5、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間9分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間18分
・酸素濃度20.0%の場合:欠伸総回数18.5、伝染回数7.2、平均欠伸発生時刻(実験開始時点を0):2時間12分、平均伝染発生時刻(実験開始時点を0):2時間15分

酸素濃度を変化させても、平均欠伸発生時刻及び平均伝染発生時刻には大きな変化は見られなかった。

一方、酸素濃度の低下により、欠伸総回数、伝染回数は増加を示し、特に伝染回数は急上昇を示した。

【仮説2】
・欠伸の発生率は、酸素濃度のm乗に反比例する。
・欠伸の伝染率は、酸素濃度n乗に反比例する。
・欠伸の伝染は、他者に酸素を吸い取られる懸念からの自己防衛本能により発生する。

ぶっちゃけ、
「アイツ、あんなでかい口開けて欠伸してるぜ。このままだと、酸素全部吸い取られちゃうぞ」
と言うことである。

仮説2を検証する為、現在、新たな実験を考案中である。

リナルド・アレッサンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノ(Naive盤)

フォーレに引き続き、駅のワゴンセールでの調達品。ブランデンブルグ全曲のCD2枚に加え、DVDも付いてなんと200円!!!

盤面も綺麗だし、過去入手した中古盤の中でも最高レベルのコストパフォーマンス。

何てたって演奏が凄い。

軽やかなブランデンブルグ。イタリアの明るく澄んだ空気感の伝わって来る演奏。

ちょっとだけ聴き比べてみたが、軽快なコープマン盤ですら重く感じてしまうほど。

第1番のナチュラルホルンの咆哮や第3番の凄まじい推進力など切れ味の鋭さも抜群。

古楽器演奏の楽しさを存分に味あわせてくれる演奏。

今まで聴いたこの曲集の録音でもトップレベル。ベルリン古楽アカデミーと双璧かな。

第3番第1楽章から転用された「カンタータ174番のシンフォニア」が併録されているが、原曲より華麗さを増したこれもまた楽しい。

こんな素晴らしいCDが200円で手に入ったのは奇跡。

「どうせさあ、駅の通路のワゴンセールにクラシックの掘出物などまず無いけど、一応チェックしとくか」と覗いたのが大正解でありました。

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