4月となりました。さていつものように、まずは口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較を更新しております。
1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7
最近の銀行サービスを巡る動きといえば、みずほ銀行がマイレージクラブのサービス内容を変更しました。従来、残高10万円あれば、コンビニATMが無料になるところを、月4回まで無料と回数制限がつきました。それ以外にも振込みが有料となるなど、残念ながら全般的には「改悪」ということですね・・・。
また三菱東京UFJ銀行が昨年10月から、平日昼間は無料にしていたコンビニATMの手数料を有料に切り替えるという制度変更を実施しました。
加えてりそな銀行も2015年4月からの手数料改訂を発表していますね。自行ATM手数料を有料化したり、他行宛て100円としていた振込み手数料を200円等に引き上げるようです。
なぜ多額の利益を計上し、業績が拡大しつつあるメガバンクが顧客の利便性の向上に背を向けるのかは分かりませんが、今後、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、りそな銀行などの口座開設を検討されている方はご注意ください。
さて口座サービスの評価ですが、評価のポイントとなるのは、
1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
3.振込が安くできるか
その点では、住信SBIネット銀行と新生銀行がいいですね。★★★とします。住信SBIネット銀行は他行宛て振込が毎月3回無料となっており、ゆうちょやセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニのATMが24時間無料で利用できるなど充実したサービスを提供しています。
また、新生銀行も他行宛て振込みが残高に応じて最大10回まで無料となるほか、ゆうちょ銀行や他の都市銀行のATM手数料に加えコンビニATMの手数料がいつでも何回でも無料になる点が秀逸です。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。
■口座サービスランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#2
2.円預金・円定期預金比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8
今月は三井住友信託銀行の「三井住友信託ダイレクト金利上乗せ」キャンペーンが新しいキャンペーンです。
またじぶん銀行の「デビュー応援プログラム」が0.55%に金利アップしています。
加えて東京スター銀行が「スターワン1週間円預金」の金利を先月から0.30%にアップさせていますね!わずか1週間でこの金利はとても魅力的です。
さて評価ですが、前月同様、オリックス銀行の金利を基準にしたいと思います。ですから基準としては
・「1年もの」で0.27%
・「5年もの」で0.30%
と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★はオリックス銀行、じぶん銀行、新生銀行、東京スター銀行、あおぞら銀行、関西アーバン銀行、そして楽天銀行になりました。
中でも、新生銀行の「2週間満期預金」、「パワード・ワン プラス」、もしくは「パワーステップアップ預金」を利用すると振込み手数料が月5回~10回まで無料になりますね。仮に振込手数料が1回あたり300円とすると月1,500円~3,000円のメリットが出てくることになります。年利換算すれば元本30万円の場合、7.5%の利回り、ということになりますね。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」と仕組み預金である「右肩上がり円定期」も好金利で魅力的です。「スターワン1週間円預金」は満期がわずか1週間ながら、他の銀行の1年もの定期の金利を大きく上回る金利ですし、仕組み預金である「右肩上がり円定期」も、格別な金利となっています。こちらも★★★としています。
加えて、楽天証券の個人向け国債「変動金利10年」も良いですね。変動金利で、今後の金利上昇メリットを得ながら、足元でも0.42%とかなりの高金利です。ネックとなるのは期間の長さですが、個人向け国債の中途解約のペナルティは直近1年間の利息だけですから、資金使途の決まっていない資金の受け皿としても十分利用可能です。こちらも★★★とします。
市場金利は2008年のリーマンショックや2011年の震災以降、株式相場の混乱や景気の後退を受けて、大きく下落してきました。
こうした流れが変化したのが昨年4月のことで、4月初旬を底に長期金利は上昇し、5月にはさらに急上昇しました。これは4月4日に発表された黒田・日銀による異次元の金融緩和策の影響ですね。
通常、金融緩和が実施されれば金利は低下するものですが、今回の金融緩和策は異例の規模だったことから国債市場が混乱し、むしろ金利が上昇する結果となった、ということではないかと思います。
とは言いながら、金融緩和によって金利が上昇するというのはやはりおかしな動きで、実際のところ徐々にそうした混乱が収まってきたのか、昨年5月以降は逆に、金利の低下傾向が鮮明となりました。
年末年始にかけて金利がスルスルと上昇する局面もありましたが、今はすっかり失速してしまいましたね。長期金利は0.6%前後という水準まで低下しています。
なかなかスッキリ上昇しませんが、今年こそは、景気が本格的に拡大し、健全な形で金利が上昇することをそこはかとなく期待したいと思います。
<長期金利(10年国債)チャート>
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、東京スター銀行が1位となっています。
■円預金ランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#3
3.FX比較
http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php
キャンペーンの評価としては、プレゼント金額が最大10,000円のDMM.com証券、トレイダーズ証券、マネーパートナーズ、そして外為ジャパンがお得と言えるかもしれませんね。
FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いSBI FXトレード、トレイダーズ証券、DMM.com証券、マネーパートナーズ、GMOクリック証券、そして外為ジャパンにしています。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、SBI FXトレードが1位となっています。
■FXユーザーランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#8
4.住宅ローン比較
http://www.ginkou.info/modules/hl/
評価ですが、基準となる期間を「変動金利」と「10年」、それから「20年」にしました。当初、金利が低いうちに返済を進めれば、その後金利が上がっても結構、ラクになります。
その結果、★★★は住信SBIネット銀行となりました。現状の住信SBIネット銀行の金利は以下の通りです。
・変動金利 :0.650%
・10年固定:1.250%
・20年固定:1.900%
変動金利はついに1%を大きく下回る水準ですね!なかなか魅力的です。
また、それ以外にも金利引き下げ条件として、給与振込などの条件がついてくるかどうかでハードルも変わってきますので、そのあたりも参考にしてください。
加えて、無理のない返済計画を立てると、実際には逆に資金が余りやすく、繰上返済するチャンスも多いと思います。その場合には繰上返済コストも大切になってきますね。「実質コスト」+「繰上返済コスト」のトータルで銀行を選ぶと良いと思います。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。
■住宅ローンランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#6
残る、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティ・証券会社の各一覧は順次更新予定です。
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1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7
最近の銀行サービスを巡る動きといえば、みずほ銀行がマイレージクラブのサービス内容を変更しました。従来、残高10万円あれば、コンビニATMが無料になるところを、月4回まで無料と回数制限がつきました。それ以外にも振込みが有料となるなど、残念ながら全般的には「改悪」ということですね・・・。
また三菱東京UFJ銀行が昨年10月から、平日昼間は無料にしていたコンビニATMの手数料を有料に切り替えるという制度変更を実施しました。
加えてりそな銀行も2015年4月からの手数料改訂を発表していますね。自行ATM手数料を有料化したり、他行宛て100円としていた振込み手数料を200円等に引き上げるようです。
なぜ多額の利益を計上し、業績が拡大しつつあるメガバンクが顧客の利便性の向上に背を向けるのかは分かりませんが、今後、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、りそな銀行などの口座開設を検討されている方はご注意ください。
さて口座サービスの評価ですが、評価のポイントとなるのは、
1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
3.振込が安くできるか
その点では、住信SBIネット銀行と新生銀行がいいですね。★★★とします。住信SBIネット銀行は他行宛て振込が毎月3回無料となっており、ゆうちょやセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニのATMが24時間無料で利用できるなど充実したサービスを提供しています。
また、新生銀行も他行宛て振込みが残高に応じて最大10回まで無料となるほか、ゆうちょ銀行や他の都市銀行のATM手数料に加えコンビニATMの手数料がいつでも何回でも無料になる点が秀逸です。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。
■口座サービスランキング
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2.円預金・円定期預金比較
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今月は三井住友信託銀行の「三井住友信託ダイレクト金利上乗せ」キャンペーンが新しいキャンペーンです。
またじぶん銀行の「デビュー応援プログラム」が0.55%に金利アップしています。
加えて東京スター銀行が「スターワン1週間円預金」の金利を先月から0.30%にアップさせていますね!わずか1週間でこの金利はとても魅力的です。
さて評価ですが、前月同様、オリックス銀行の金利を基準にしたいと思います。ですから基準としては
・「1年もの」で0.27%
・「5年もの」で0.30%
と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★はオリックス銀行、じぶん銀行、新生銀行、東京スター銀行、あおぞら銀行、関西アーバン銀行、そして楽天銀行になりました。
中でも、新生銀行の「2週間満期預金」、「パワード・ワン プラス」、もしくは「パワーステップアップ預金」を利用すると振込み手数料が月5回~10回まで無料になりますね。仮に振込手数料が1回あたり300円とすると月1,500円~3,000円のメリットが出てくることになります。年利換算すれば元本30万円の場合、7.5%の利回り、ということになりますね。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」と仕組み預金である「右肩上がり円定期」も好金利で魅力的です。「スターワン1週間円預金」は満期がわずか1週間ながら、他の銀行の1年もの定期の金利を大きく上回る金利ですし、仕組み預金である「右肩上がり円定期」も、格別な金利となっています。こちらも★★★としています。
加えて、楽天証券の個人向け国債「変動金利10年」も良いですね。変動金利で、今後の金利上昇メリットを得ながら、足元でも0.42%とかなりの高金利です。ネックとなるのは期間の長さですが、個人向け国債の中途解約のペナルティは直近1年間の利息だけですから、資金使途の決まっていない資金の受け皿としても十分利用可能です。こちらも★★★とします。
市場金利は2008年のリーマンショックや2011年の震災以降、株式相場の混乱や景気の後退を受けて、大きく下落してきました。
こうした流れが変化したのが昨年4月のことで、4月初旬を底に長期金利は上昇し、5月にはさらに急上昇しました。これは4月4日に発表された黒田・日銀による異次元の金融緩和策の影響ですね。
通常、金融緩和が実施されれば金利は低下するものですが、今回の金融緩和策は異例の規模だったことから国債市場が混乱し、むしろ金利が上昇する結果となった、ということではないかと思います。
とは言いながら、金融緩和によって金利が上昇するというのはやはりおかしな動きで、実際のところ徐々にそうした混乱が収まってきたのか、昨年5月以降は逆に、金利の低下傾向が鮮明となりました。
年末年始にかけて金利がスルスルと上昇する局面もありましたが、今はすっかり失速してしまいましたね。長期金利は0.6%前後という水準まで低下しています。
なかなかスッキリ上昇しませんが、今年こそは、景気が本格的に拡大し、健全な形で金利が上昇することをそこはかとなく期待したいと思います。
<長期金利(10年国債)チャート>
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、東京スター銀行が1位となっています。
■円預金ランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#3
3.FX比較
http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php
キャンペーンの評価としては、プレゼント金額が最大10,000円のDMM.com証券、トレイダーズ証券、マネーパートナーズ、そして外為ジャパンがお得と言えるかもしれませんね。
FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いSBI FXトレード、トレイダーズ証券、DMM.com証券、マネーパートナーズ、GMOクリック証券、そして外為ジャパンにしています。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、SBI FXトレードが1位となっています。
■FXユーザーランキング
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4.住宅ローン比較
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評価ですが、基準となる期間を「変動金利」と「10年」、それから「20年」にしました。当初、金利が低いうちに返済を進めれば、その後金利が上がっても結構、ラクになります。
その結果、★★★は住信SBIネット銀行となりました。現状の住信SBIネット銀行の金利は以下の通りです。
・変動金利 :0.650%
・10年固定:1.250%
・20年固定:1.900%
変動金利はついに1%を大きく下回る水準ですね!なかなか魅力的です。
また、それ以外にも金利引き下げ条件として、給与振込などの条件がついてくるかどうかでハードルも変わってきますので、そのあたりも参考にしてください。
加えて、無理のない返済計画を立てると、実際には逆に資金が余りやすく、繰上返済するチャンスも多いと思います。その場合には繰上返済コストも大切になってきますね。「実質コスト」+「繰上返済コスト」のトータルで銀行を選ぶと良いと思います。
なお、2014年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。
■住宅ローンランキング
http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#6
残る、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティ・証券会社の各一覧は順次更新予定です。
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