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資産運用、自分なりのルール、持っている?

2006-09-13 02:36:55 | Weblog

 さて、まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「奇しくも顧客満足度で新生銀行が1位となった日経の金融機関ランキングと、当サイトのユーザーランキング。納得できるのはどっち?」では・・・


 1位:どちらも納得できる 90%
 2位:日経のランキングは納得できるが、当サイトのランキングは納得できない 10%


となりました。「どちらも納得できる」と答えた方が何と90%ですね!ものすごく高いです。2位も日経のランキングを納得できると言うご意見で、それ以外の票は0でしたから、つまりは回答者は100%、「日経のランキングに納得できる」ということですね。すばらしい信頼度です。さすが日経というところでしょうか。


 ゴメスのランキングの時は64%の方が「ゴメス社のランキングは納得できない」と答えていますので、その差は歴然ですね。やはり利用者の声を基にしたアンケートと専門機関のアンケートでは、結果に対する納得感はまるで異なるわけですね。大ヒット映画に対する専門家の評価が必ずしも高いわけではないのと同じですね。なかなか興味深いです。


 まだの方は投票をお願いします。9月29日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=194


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=122



 さて今回は世界同時「株安」のその後について


            --- Ginkou ---


ネット証券大手5社、8月も新規口座伸び率鈍化続く
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200609080018a.nwc
 
 SBIイー・トレード証券、楽天証券などネット専業証券大手5社の8月実績が7日出そろい、5社合計の新規獲得口座数は前月比3・1%減の5万5217口座となった。


 ネット専業5社の新規獲得口座数は株式市場が軟調だったため、7月に6月実績の約7万口座から約5万6000口座に急減速した。8月以降、株価は持ち直しをみせているものの、今回の結果で依然、新規口座獲得の伸び率鈍化が続いていることが分かった。


 各社別の動向をみると、7月に比べイー・トレードとカブドットコム証券の新規口座数の伸びはわずかだが上向いた。業界最大手のイー・トレードは、月間平均売買代金も7兆4388億4900万円と、ほぼ6月の水準(約7兆円)に回復した。


 ただ、楽天やマネックス証券は新規口座数の伸び、売買代金とも低調な状況が続いている。


 また、カブドットコムも、8月17日に新たに開始する夜間取引サービスの詳細を発表した効果が、事前の新規口座開設の伸びには結びついていないもようだ。


 今後、今月15日から実際に始まるカブドットコムの夜間取引サービスや、今週から一般信用取引の手数料を業界で初めて無料化した松井の新戦略などが個人投資家の新規口座開設を刺激できないようだと、市場では相場頼みの手詰まり感も強まりそうだ。 


〔 出典:フジサンケイ・ビジネスi 〕


            --- Ginkou ---


 株式ブームはすっかり落ち着いてしまったようですね。ネット専業5社の新規口座開設数が約5万6000口座が多いのかどうかは、よく分かりませんが、ここ1年間の「株式ブーム」はすっかり息を潜めてしまったようです。思えば去年の9月の小泉首相の衆院選大勝利から日本の株価はメキメキ上昇し始め、日経平均も12,000円→年明けの16,000円と30%以上上昇したわけで、この間は、誰が参加しても儲かるという状況でしたね。


 筆者も、あの頃は楽しかったですね。残高照会するたびにまず上がっていましたから。実際、保有株式で株価が2倍になったものもありました。初心者の筆者ですらそんな状態ですから、運用が上手な人&強気な人はもっと儲けたことでしょう。


 株価上昇が本格化していく中で、新聞・雑誌でもさかんに株式投資が取り上げられるようになりました。どちらかと言うと、「みんなやっているので急がないと!」というようなトーンでしたね。彼らが買ってほしいのは株式ではなく、自分たちが売っている新聞・雑誌なので、なおさら煽るような内容になるのでしょう。


 しかし新聞・雑誌が最も盛んだったのはむしろライブドアショックなどの株価下落後だったような気がします。駅の売店で売っている夕刊紙などでは露骨に「損を取り戻す株はこれだ」とか「こういう相場で買いたい株はこれだ」というような記事をトップに持ってきて、ただでさえ初めての損失に激しく動揺している投資初心者の不安感を利用して販売するような戦略をとっていました。果たして、あの時取り上げられた株は上昇したのでしょうか?


 その後は、株価の調整・下落が長引き、また5月には世界同時「株安」があったりなど、さすがに投資家の動きが鈍ると、もう商売にならないと思ったのか、メディアは今や株式に関してはシーンとしている感じですね。日本では投資家は何とも育ちにくい環境ですねぇ。ブームだろうがなかろうが株式市場はすぐそこにあり、歴史的に見れば株式投資は、預金や債券よりいいパフォーマンスを達成してきたわけです。やはり、じっくりのんびりお付き合いは続けていくべきですね。


 さて日本の株価は、上がったり下がったりモタモタした展開が続いていますが、海外の相場を見ると、実はそうではありません。


<日経平均:1年>



<中国(香港):1年>



<インド(ムンバイ):1年>



ためしに人気の中国・インドを掲載しましたが、いずれも年初来高値更新レベルまで回復しているわけですね。このように日本だけでなく海外の相場も見ると、いろいろ投資のチャンスがありそうです。やはりブームに踊らされるのではなく、自分なりにしっかりしたルールに基づいて運用するべきだと思います。


 上の例で言えば、たとえば


1.先進国ではなく新興国に投資する
2.日本だけでなく世界各地に分散して投資する
3.株価が割安な時に購入する
4.下がったら買い、上がったら売る


というようなルールが考えられます。これだけでも相当パフォーマンスが向上すると思いますし、「ブーム」になっている頃には、実は割高になっていて、むしろ「売り時が多い」、ということも分かってきます。やはり繰り返しになりますが、ブームに踊らされるのではなく、自分なりのルール作りが必要です。


 ・・・でもルール作りって面倒ですよね?


 では、どういう時であれば、多少面倒くさくてもルール作りをするのでしょうか?それはやはり損した時ですよね。筆者も今年、損し続けている中で、初めてゆっくり歴史的なデータを見て、自分なりのルールを作り始めました。


 今年は昨年ほど相場はよくないかもしれませんが、そういうときこそ、冷静にデータを見ながら、自分なりのルールを作っていけばいいのではないでしょうか。


 さて、今回の読者アンケートでは「Myルールがあるとパフォーマンスが向上する」という仮説を実証するために、ルールの有無と今年の現在での勝敗の組み合わせで答えてもらいましょう。10月12日まで。
 


■あなたは資産運用に関して、自分なりのルールを持っていますか?そして、今年は儲かっていますか?(10月12日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=197




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